timetwister

Timetwisterとは、Magic The Gathering(MTG)のカードである。

概要

Timetwister(2)(青)

ソーサリー

各プレイヤーは、自分の墓地と手札を自分のライブラリーに加えて切り直す。その後、カードを７枚引く。

MTG黎明期の超強力カードパワー9の1枚。
カード名はTime TwisterではなくTimetwister。1単語である。

効果は手札の仕切り直し。墓地に落ちたカードの再利用、減った手札の急速補充、役立たずの手札のリフレッシュ、対戦相手の手札粉砕と1枚でむちゃくちゃやってくれる鬼畜カードである。

よいしょしたって無駄無駄　ほんとは弱いカードだってみんな言ってるよ

確かにTimetwisterはパワー9最弱という評価は多い。

• 自身に匹敵すると評される調整版カードがある。(時のらせん/Time Spiral)
• 特化品ならもっと強いカードがある。(ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will：墓地カードの再利用)
• 適当にデッキに入れてもそこそこにしか役に立たない。
• 適当に使うと自爆する。

Timetwiseterは上記した弱点のあるカードであるのに対し、他のパワー9は全部

• 調整版はすさまじい劣化品しかない。（しかも、それすら強い）
• とりあえずデッキに入れておけば役に立つ。
• いつでもいいから使えばものすごく有利になる。

といった、狂っているという言葉すら生ぬるいカード達だからである。

実際、パワー9のうちでは使用頻度が最も低いし、統率者戦というルールではパワー9のうち唯一禁止が推奨されていないカードである。
「パワー9最弱」の評価は妥当なところだろう。

しかし、Timetwistarの弱点として挙げたこれらの項目だが、こんなものカードゲームのカードとして当然ついているべき特徴である。果たして、そんなカードがMtGのカード全体で見ても弱いのだろうか？
当然そんなことはない。このカードは全カードから見れば十分すぎるほど強い。他の8枚と直接対決するとちょっと、というところはあっても強いのである。

　

　

さて、強いは強いけどパワー9の他8枚から見るとちょっと…、というカードがなぜパワー9なのか。
それは、Timetwisterが「パワー9を複数枚デッキに投入できた時代」のカードだからである。
Timetwisterは『パワー9がゴロゴロ埋まっている』デッキで使われた場合、『3マナでパワー9を一気に手札に集める。使用済みになっていたり破壊されていたりした場合は復活させる』カードになる。
これはパワー9に名を連ねるにふさわしい、血も涙もない圧倒的パワーであった。

対戦相手もパワー9を引きまくる？　その通りだけど、相手ターンに使えるパワー9はAncestral Recallだけですよ。

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関連項目

• Magic The Gathering
• パワー９