『この世界がほんの少しだけ、ちょっとだけでいい、あなたにとって楽しくありますように。』 ――動画説明文より
『いつか笑顔、いつも笑顔』とは、2008年12月7日に投稿された、たまぁ~ずP制作の初音ミクオリジナル曲である。
曲調はややスローテンポの正統派バラードであり、伴奏にピアノが使われていることから「卒業式ソングだ」というコメントも散見される。のびのびとしたミクの声に合わせて、歌詞は視聴者に優しく語りかけるように響き、伴奏と相まってセルフエコノミー状態に陥る視聴者も少なくない。
様々な笑顔、泣き顔や、ミクの表情の変化を描いたイラスト[1]が動画に合わせて切り替わっていく様は、視聴者に大きな感動を与えた。
実のところ、歌詞の中には「いつか笑顔、いつも笑顔」というフレーズが存在しない。しかし、作者がこの曲に込めた想いとはまさに、日々の生活の中において、笑顔でいることの大切さを訴えかけるものに他ならないであろう。
2009年3月2日午前4時1分10万再生を突破し、たまぁ~ずP初となるVOCALOID殿堂入りを果たした。
Lyrics | たまぁ~ずP |
Music | たまぁ~ずP |
Vocal | 初音ミク |
「どうしたの?」
道の端っこでうずくまった君は
何かあったのかな?
僕に教えて
「少し話をしようよ。」
とても大切なこと
いつも思ってること
伝えたいんだ
言葉の端々に込められた
悲しい想いの跡
なぜだろう?
こんなに世界は光にあふれ
そこで生きてる僕らのはずなのにね
だから笑顔 君と笑顔
みんな笑いあって
悲しい過去なら全て
涙に流そう
そして笑顔 共に笑顔
いつかの時だって
心が折れないように
歩き続ける そう誓うよ
震える手ぎゅっと握って
泣き止んだ君は
うつむいた顔上げて
僕の目を見る
「大丈夫?」
問いかけた僕に
強く頷きながら
少しだけ目をぬぐって微笑み返す
この世界が
ほんの少しだけちょっとだけでいい
あなたにとって楽しくありますように。
涙雨の君に僕が贈る
おまじない
楽しいこと集めて
笑い出せたなら
一人笑顔 二人笑顔
みんなに伝わって
青空いっぱいの虹
かかるといいな そう願うよ
道端に咲いたタンポポ
傍にシロツメクサ
アスファルトの隙間から
顔を覗かせる
雨風に打たれそれでも
枯れる事のない花は
「ここにいる」と叫ぶように
生き続けてる
花のように 鳥のように
強くなろうとして
一人で生きていくのは
つらいことだけど
雨の日でも 風の日でも
君の傍にいるよ
空が明るくなったら
ほら濡れた顔 上げて
笑顔 君と笑顔
みんな笑いあって
悲しい過去なら全て
涙に流そう
そして笑顔 共に笑顔
いつかの時だって
心が折れないように
歩き続ける そう誓うよ
左: 原曲。右: 一周年記念として投稿された、たまぁ~ずP自身によるピアノカバー。
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最終更新:2024/04/26(金) 19:00
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