ささくれPとは (ササクレピーとは) [単語記事]

ささくれPとは、VOCALOIDを用いて楽曲を発表している制作者（P:プロデューサー）である。

概要

チップチューン系の打ち込みや転調・変拍子を得意とし、ポップで温かみのあるサウンドが特徴の個性派アーティスト。
主にスーパーファミコン世代を思わせるかわいらしいドット絵アニメーションや優しい雰囲気のイラストを併用した自作のPVと合わせて公開している。どちらもささくれPの自作絵である。

P名の由来は本人のハンドル名「sasakure.UK（ささくれ夕雁）」から。同名義ではBMS作家として知られ、過去のBMS作品などを含めたオリジナル同人CDも出している。

また、VOCALOID CDアルバム「DEBUTANTE」に参加、「ニジイロ＊アドベンチュア」が収録され、
「DEBUTANTE2」には「＊ハロー、プラネット。」、
「DEBUTANTE3」には「マリィの世界」が収録されている。

ﾋﾟｺｯ|'ω'|三|'ω'|ﾋﾟｺｯ　　|'д'|三|'д'|　　　　ｿﾚｿﾚ|～'ω'|～))ﾆｮｲｰﾝ　　～|'ω'～|==3ﾁｪｪｰﾝ

最新曲は2009年5月24日投稿、「＊ハロー、プラネット。」と「I'm ALIVE! -PaniX BoX RimiX-」の2曲。

歌い手取り違え事件

「モバイリ：センセーション」には、鏡音リン版(2008年02月09日 15:14:30 投稿)よりも投稿日の早い初音ミク版(2008年02月03日 17:16:52 投稿)が存在する（最初のパートなどは部分的にリン）。

PV画像など完全にリン向けに作られている動画なのに、ミク版が先なのはおかしいのだが、これはささくれＰがリン版作成の参考用に作ったであろうミク版を、間違って投稿してしまったために起こったものである。

投稿後しばらくはミク版と明かされなかったため、「声がミクっぽい」「本当にリン？」と首をかしげるコメントが多く寄せられていた。

ミク版は現在はささくれＰのマイリストからは外れているが、純粋なカバー曲としてこちらも必聴の価値あり。

また、二曲をまとめたデュエット版も視聴者によって制作されている。

BMSでの活動

氏の元々の活動フィールドであるBMSの事も忘れてはいけない。
オリジナル楽曲『E reviver』でデビューした後、無名BMS作家イベントを経て、
"Be Happy!"への参加曲『★SweeT DiscoverY★』で一気にブレイクする。
この曲はchocolate max名義だった為、発表当時は謎のBMS作家として話題を呼んだ。
その後、そのライトかつ独特の雰囲気を持った楽曲を次々と発表し、現在の人気を確立した。
暖かみのあるイラストを使用したBGAも人気が高い。
現在ではBMSイベントの際に新曲をリリースする事が多い。