秋田県の郷土料理であり、粒が残る程度に半搗きにしたご飯を丸めた物。
だまこ、やまもちとも呼ばれる。
鍋の具材として使用され、だまこもちの入った鍋はだまこ鍋と呼ばれる。
よく似た食べ物としてきりたんぽが挙げられるが、きりたんぽ(もしくはきりたんぽ鍋)は主に県北に根付いた郷土料理であり、だまこもち(もしくはだまこ鍋)は県央、県南部でよく食べられている。どちらも小学校の給食に出てくるくらいにはポピュラーである。
県北の人が県央、県南部に行くと、だまこもちの方がきりたんぽよりもよく食べられているので、軽いカルチャーショックを受ける。しかし県外の人の知名度が高いのはきりたんぽである。
概要にも挙げられたきりたんぽとの違いはご飯を半搗きにした後の調理法である。
きりたんぽは棒に巻き付けた後焼くのに対して、だまこもちは丸めるだけである。きりたんぽはどちらかと言うとご飯っぽさが残っているが、だまこもちは見た目、食感共に"餅らしさ"が顕著に感じられる。
だまこもちそのものの調理法としては、ご飯を粒が残る程度に潰し、球状に丸めるのみである。
ごく稀に煮崩れを防ぐ為に軽く炙ったりする家庭もあるが、そのままの状態がほとんどである。
だまこ鍋の調理法は、鶏がらや煮干しの出汁に醤油や味噌で味をつけ、鶏肉、ねぎ、セリ、ごぼう、きのこ(特にマイタケがポピュラー)と一緒にだまこもちを入れて煮る。
鍋にする過程はきりたんぽ鍋とほぼ一緒である。鍋のベースは秋田県民に共通した味かもしれない。
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最終更新:2024/04/27(土) 09:00
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