エクスプレス予約とは、東海道・山陽新幹線における予約サービスである。
JR東海とJR西日本が展開するサービスであり、「JR東海エクスプレス・カード」と「J-WESTカード」の会員が対象。
但し現在では、JR東日本が発行する「ビューカード」とモバイルSuicaを持ち、ビュー・エクスプレス特約を追加で申し込む形での利用も可能である(JR東海のエクスプレス・カードも可。JR西日本のJ-WESTカードは非対応)。
パソコンもしくは携帯電話から予約する事が出来、繁忙期においても通常より安価なe特急券を購入する事が可能である。また、e特急券を受け取る前であり予約列車の発車前であれば変更が可能。座席のリクエストをする事も可能である。
2006年度より利用するごとにポイントが貯まるようになり、一定分貯まるとポイントを利用する事で0円でグリーン車を利用出来る(例:のぞみ号は1000ポイント必要)。
なお、スマートフォンは2011年7月23日5:30からAndroid2.1以上のAndroid端末とiPhoneに対応している。ただし、タブレット端末は対応していない。
また、エクスプレス予約では山陽・九州新幹線の「つばめ・みずほ・さくら」の切符は現時点では取り扱われていないが、J-WEST会員ではJR西日本のインターネット予約サービス「e5489」専用の割引切符が販売されている。エクスプレス予約での「みずほ・さくら」の取り扱いは山陽新幹線区間に限り2012年夏頃に利用可能となる予定である(※但し、「みずほ・さくら」の山陽新幹線区間自由席のみは「のぞみ・ひかり・こだま」の自由席を予約していれば現時点でも利用出来る)。
※ちなみに、700系7000番台からN700系7000番台に車種変更された山陽新幹線「ひかり」ではエクスプレス予約対象の座席は上下それぞれ1両分となっている。
2008年3月29日に東海道新幹線で導入されたチケットレスサービス。在来線との乗り継ぎもEX-ICカードとSuica・TOICA・ICOCAのいずれかと一緒にかざす事で可能である。
モバイルSuicaユーザーの場合は、EX-ICカードの代わりにおサイフケータイ搭載の携帯電話・スマートフォンをかざして改札を通過することが出来る(エクスプレス・カードまたは、ビュー・エクスプレス特約を申し込んでモバイルSuicaに登録している場合に限定。きっぷへの変更も可能)。
従来の運賃よりは安いが差額は中長距離利用の場合のみ200円が減額されるだけであり、首都圏から100km未満、その他の地域は200km未満の利用の場合の割引額はゼロである。このため短距離利用且つ在来線乗り継ぎの場合はきっぷのほうが安くなる場合が多い。
2009年8月29日には山陽新幹線でサービスが開始された他、法人向けも開始されている。
なお、乗車3日前までに予約する事で利用出来る「EX-IC早特」を利用すると区間によっては2割以上の割引となる場合がある。
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最終更新:2024/04/26(金) 02:00
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