エディタ・ノイマン(Edytha Neumann)とは、「ストライクウィッチーズ」シリーズの登場人物である。
CV担当はたかはし智秋。
モデルはドイツ第三帝国空軍のエース・パイロット、エドゥアルト・ノイマン。撃墜数13。
スペイン内戦などでの戦闘参加後、第27戦闘航空団の指揮官としてアフリカの空を守った。とりわけ部下であったハンス・ヨアヒム・マルセイユに自由な戦闘を許し、この不良エースの稀有な才能を引き出したことで知られる。
地上指揮が多かったこともあり戦死を免れ、2004年没。
戦後はエジプトで戦死したマルセイユの墓碑の建立に尽力したという。
濃いオレンジ色の長い髪に眼鏡を掛け、理知的で大人びた雰囲気を持つウィッチ。
JG27の司令として、ウィッチが少ない割りに強大なネウロイの多いアフリカの空を守る指揮官。本来地上からの指揮を得意とするが、アフリカの戦力の少なさゆえ、時には最前線に身をおいて毅然とした指揮を執る。
真面目だが(あまり笑えない)冗談を言うような心も持ちあわせており、ネウロイの想定外の動きに「シャイセ!」と罵倒を漏らす姿も見せている。
JG27司令職以前、1939年頃には大尉としてJG27第一飛行隊隊長を務めており、その当時ハンナ・ユスティーナ・マルセイユの直接の上官であった。謹厳なカールスラントウィッチであるエディタが自由奔放で素行不良、命令違反の常套者なマルセイユを個人として気に入ることはなかったが、その才能を認め、後に「アフリカの星」と呼ばれることになる稀代のエース・ウィッチを育て上げている。
1941年、JG27司令に昇進し、マトルー基地で戦闘指揮を執る。アラメインへのネウロイの攻勢時には第31統合戦闘飛行隊「アフリカ」と共同し、これを撃退。この時「アフリカ」の司令である加東圭子の知己を得る。
その後はマルタ島がネウロイの封鎖により孤立したことを受けてブリタニア・扶桑・リベリオン三カ国の海軍が共同で行ったマルタへの強行補給部隊を護衛し、マルタ島を救うことに成功。さらにマルタ島の防衛に奮戦している。
アフリカ戦線に戻ってからは、想定外のネウロイの大攻勢を「アフリカ」らとともに迎撃した。
原隊がJG27であり、かつてエディタが一流のウィッチに育てたハンナ・ユスティーナ・マルセイユからは恩人として尊敬されており、いかな自由奔放なマルセイユもエディタの前では常時緊張、直立不動の体勢を取るほど。
その他、部下にヴェンデリーン・シュレーア、アフリカで出会った加東圭子、マルタで戦ったフェデリカ・N・ドッリオ、エンリーカ・タラントラ、パトリシア・シェイド、エリザベス・F・ビューリングなどと交友を持つほか、任地での戦線指揮官であるカールスラントアフリカ軍団司令官エルンスト・ロンメル将軍とも知り合いである。
初登場は限定販売ドラマCD「秘め録CD」の付録での名前と立場の記載のみで、情報は極めて少なかった。
実は「ストライクウィッチーズ」において書籍・付録類に名前のみ登場したウィッチというのはかなり多く、特に彼女のように統合戦闘航空団・統合戦闘航空隊に所属していないウィッチにはそれが顕著であるが、彼女はその中でも、その他メディアに主要キャラとして登場した上にキャラ絵を得た、非常に稀有な例の一つである。
ちなみに記事作成現在でも原案者島田フミカネの手による彼女の絵は存在せず、ノベルにおいて挿絵、口絵として飯沼俊規のものがあるだけという点でも希少。
そんな彼女が他媒体において登場を果たしたのはライトノベル「アフリカの魔女 ケイズ・リポート」2巻において。この時の挿絵が彼女のキャラクターデザインの初公開である。その後3巻でも登場し、今度は口絵でもフェデリカ・N・ドッリオらと写っている。お風呂入ってる挿絵も有るよ!
そして2013年9月。ストライクウィッチーズO.V.A. Vol.1の劇場先行公開と同時に公開されたVol.2のキャプチャ画像で彼女の姿が確認され、一週間後のPV第一弾で名前テロップが入って登場が確定。本編ではただのゲストウィッチに留まらない堂々の登場を果たした。今後は不明点多すぎなプロフィールを拡充出来る情報の公開が待たれる。そしておケイさんはまた出してもらえなかった。
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最終更新:2025/12/11(木) 11:00
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