エディータ・ロスマン(Edytha Rossmann)とは、「ストライクウィッチーズ」の登場人物である。
通称「パウラ」。CVなし。
モデルはドイツ空軍のエース・パイロット、「パウル」ことエドムント・ロスマン。
格闘戦より遠距離戦を好む頭脳派のパイロットであり、初期の西部戦線でエースに。後に東部戦線へ移って多くの戦果を挙げ、騎士鉄十字章を受けた。新人時代のエーリヒ・ハルトマンの僚機も務めている。1943年7月、ソ連軍領域内に不時着して捕虜となり、49年解放。2005年死去した。最終階級中尉、撃墜数93。
肩までの銀髪に年齢に見合わぬ151cmの低身長が特徴で、その小柄さがラテン語の「パルウゥス(小さい)」に由来する「パウラ」という愛称の由来となった。合法ロリ。
「相棒を必ず連れて帰るだけの腕を持っている」と評される優秀なベテランウィッチで、入念な敵の観察と急所への一撃による、才能に頼らない堅実で習得容易な一撃離脱戦法をとる。これは彼女の入隊当時はウィッチの才能に頼った格闘戦が主流であったが、彼女には幼少期の事情から体力が不足し急激な機動が難しかったため編み出したもので、彼女はその先駆者として後に多くの新人ウィッチを教育した。
戦場では生真面目な先任曹長だが、日常では案外陽気で享楽的な性格。美味しい食べ物と音楽が好きで、街に出かけては一日かけて食材やレコードを買い込んでくるという。人当たりがよく辛抱強いため、新人の教導役に非常に向いており、『ロスマン先生』と綽名される。事実多くの新人ウィッチを教え子とし、生徒たちがやがて優秀なエースウィッチとして自身の階級と撃墜数を追い抜いていくのを見るのが何よりもの楽しみという。
生まれはカールスラント中部のゲーラ。幼いころ大きな病を経験したため成長が遅れ、小柄で体力のない身体となった。それゆえの身体能力の低さから魔法力を持ちながらもウィッチとなれずにいたが、ヒスパニア戦役の勃発で基準が緩和されて無事入隊、航空ウィッチとして軍曹に任じられヒスパニアに派遣された。
ヒスパニアではJG88に所属したが、体力不足でドッグファイトについていけなかったことから、ネウロイの隙を突く一撃離脱戦法を研究。ヴェーラ・メルダース中尉の目に留まり、ロッテ戦法開発の切っ掛けとなる。
戦役終結後昇進。本国のJG52で教育係曹長として一撃離脱戦法の教育に尽力し、第二次ネウロイ大戦の勃発後は前線での新人ウィッチの教導も行った。カールスラント撤退作戦「ビフレスト作戦」では撤退の時間稼ぎのため東部にとどまって戦い、そのままオラーシャ反攻作戦「バルバロッサ」に参加。ペテルブルグで第502統合戦闘航空団<ブレイブウィッチーズ>が結成された際、その一員となった。
502JFWでも「先生」として教導を続け、またヴァルトルート・クルピンスキーのような厄介な素行不良者を取り締まる風紀委員のような役目も担っている。
JG52の同僚であるゲルトルート・バルクホルンやエーリカ・ハルトマンとは知り合いで、特にエーリカは彼女の教導を受けてその空戦術の基礎を学び、後のスーパーエースの基盤となっている。教導役という立場ゆえ、他にも彼女が基礎を教えたエースウィッチは数多い。
502JFWの同僚ヴァルトルート・クルピンスキーとも古い戦友で、可愛がっていたエーリカを堕落させた張本人として『ニセ伯爵』とけなしその素行に手を焼きつつも相互に信頼しあう仲。
初登場は原作者・島田フミカネサイト内の「next world witches」にて。
書籍媒体では「ワールドウィッチーズ」に登場している。
アニメでは「ストライクウィッチーズ劇場版」で台詞無しながら他の502JFWの面々とともに僅かに登場。西へと旅立つエイラとサーニャを見送った。
その他、「秘め録CD」で初出撃の際のエーリカの長機として名前だけが登場する。
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最終更新:2025/12/06(土) 23:00
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