オイゲン(グランブルーファンタジー)

※この記事ではゲーム「グランブルーファンタジー」のオイゲンを取り扱います。他のオイゲンについては「オイゲン」の単語記事を参照。

オイゲンとは、スマートフォンのゲーム「グランブルーファンタジー」の登場人物である。
担当声優は藤原啓治。アニメ版の代役は山路和弘。

概要

年齢：50歳
身長：174cm
種族：ヒューマン
趣味：筋トレ、釣り
好き：甘いもの
苦手：赤ん坊

悔恨と戦う熟練の老兵。
かつて、ラカムと共に空を翔けた騎空士だったが、現在は故郷アウギュステ列島にて傭兵として帝国と相対する。
帝国の黒騎士とは特別な因縁があるが、老いを理由に向き合う事から逃げていたところで主人公と出会う。
黒騎士との間に何があるのか明かすことはないが、立ち向かうと決意した老兵は、主人公とともに旅立つことを決意する。
老獪な人物で、年期の入ったもの言いでよく人を煙に巻く。

ストーリーで仲間になるキャラクター。全バージョン共通で土属性。
メインクエスト10章クリアで仲間になり、その後も重要なタイミングでスポットの当たるメインキャラクター。
従姪にカレン・エスタペーラ（ＣＶ：佐藤聡美）がいる。

担当声優の藤原氏が療養により休業する際、収録分以降は代役が入らずパートボイスを使っていた。
休業中に始まったアニメでは山路和弘氏が代役に入ることとなった。
アニメでは当初アウギュステで指揮を執っていたが、個人的事情と関連があることに気づき、リヴァイアサンの異変終結後入団を申し出る。

以降ネタバレ注意→[因縁のある黒騎士の正体は彼の娘であるアポロニア・ヴァール（ＣＶ：朴璐美）。彼女の幼少期は殆ど家におらず、早々に妻を亡くし、その死に目に会うこともできなかったことから、アポロニアは「自分と母を見捨てた」として彼を父親と認めず、否定的な感情を抱いていたが、オイゲンにも事情があった模様。しかしアポロニアもアポロニアで行動にオイゲンの面影がある・・・。無論、オイゲンもアポロニアに対して親の愛情と思われる言動を見せることがある。]

キャラクター性能

通常版

ストーリー進行で仲間になるＳＲキャラクター。そのためか、奥義倍率・基礎能力ともにＳＲキャラの中では低いが、序盤は十分に役に立つ。
攻撃アビリティ「徹甲弾」、１～２ターンの間通常攻撃を回避し反撃する「インターセプト」、即座に自身の奥義ゲージを100にするウェポンバースト互換スキル「イグニッション」の構成。
イグニッションはフェイトエピソードで覚える必要こそあるが、いざ覚えてしまえば「他人の奥義発動タイミングに合わせ自身も奥義を撃つ」ことも容易になるほか、「奥義発動の次のターンに奥義を撃つことで他のキャラクターの奥義ゲージを溜める」といった小技も可能になる。二人以上が同ターンに奥義を放つと、そのダメージに応じて攻撃終了直後に追撃の「チェインバースト」が全体に降り注ぐため、基本的にはそれを狙うことになる。
この手のアビリティの使い方を覚えるにはもってこいのキャラクターである。
なお、オイゲンとアレーティア、サマーバージョンヴィーラを同時編成し、主人公をウェポンマスターや賢者などにすると、土属性パーティで染めきった状態で特定タイミングでフルチェインバーストを達成することができる。

先述のカレン・エスタペーラはガチャで手に入るＳＲキャラクター「カレン」であり、彼女とフェイトエピソードが存在。
これをクリアすると攻撃力が+360され、通常攻撃力なら他のSRキャラクターと比較しても高い方になる。
また、最後の上限解放は32章クリアが条件。

サマーバージョン

所謂水着キャラクター。夏季限定の課金ガチャでしか入手できないＳＲキャラクター。
単体能力が大きく上昇した（通常攻撃力はフェイトエピソードと最終解放を行ったオイゲンが上）他、「イグニッション」以外のアビリティが３ターンの間通常攻撃を回避し反撃する「リコン」とオーバードライブ状態の敵に4倍ダメージを与えた上にモードゲージを削る「ミニマムレンジ」に変化。
また、サポートアビリティも単に攻撃力アップと書かれている「熟練」からオーバードライブ状態の敵に対しての攻撃力がアップする「ミックファニング」に変更されている。
元が優秀だっただけに、サマーバージョンはそこまで強い評価をされておらず（奥義ダメージは圧倒的にこちらの方が上）、同時期に登場したヴィーラやローアインにキャラクターのインパクトも遅れを取っている・・・はずだったのだが。後述。

リミテッドシリーズ

「レジェンドフェス」開催時のみガチャに現れるＳＳＲキャラクター。
ストーリーで配布されるＳＲキャラクターのＳＳＲ版となる「リミテッドシリーズ」の一人。
2016年2月26日以降実装されるが、レジェンドフェスにのみ登場する限定キャラクターである。

１アビリティ「インターセプトⅡ」は、元の「インターセプト」と比べ奥義ゲージを50%も消費する代わりに相手に攻撃される確率を上昇させる能力と成った。一見使いづらくなったように思えるが、カウンターである程度奥義ゲージを取り戻すことができ、リミテッドオイゲンはサポートアビリティにより攻撃対象になった場合チェインバーストのダメージを上昇させることができるため、このアビリティの価値は大きい。
２アビリティ「サドンアタック」は、ターンエンド時に奥義ゲージを上昇させる「高揚」状態にさせる。これにより奥義ゲージの追いつかない味方をサポートすることが可能。
しかし何より目を惹くのが、フェイトエピソードをクリアすることで解禁される３アビリティ「オートイグニッション」。
発動した瞬間に奥義ゲージが100になり、自身の弱体効果を一つ回復する。そして、ターンエンド時に自身の奥義ゲージを強制的に１００に上昇させる状態変化「オートイグニッション」となる。
何が言いたいかというと、使用した瞬間から３ターン連続で奥義発動状態になるのである。何度も奥義！
使用間隔１２ターンという長さに相応しい恐るべきスキル。単純に奥義を３回打ち込むだけでも強力だが、リミテッドオイゲンの奥義「ディー・ヤーゲン・カノーネ」は発動後自分の攻撃力が３ターンの間アップするため、その後の奥義ダメージがさらに伸びる。
その上普通に使うと使い勝手がいいわけではない「インターセプトⅡ」の発動を補助したり、あるいは「インターセプトⅡ」で消費した奥義ゲージを即座に回復したりと、通常のウェポンバースト以上に奥義ゲージの使用に融通が利くようになっている。
公式が「オイゲン＝ウェポンバースト」と認識しているのか、先述の「チェインバースト」システムから取って、リミテッドオイゲン紹介ページで彼を「チェインバーストおじさん」と評している。

以上のように異常な性能を持つ高性能キャラクターだが、難点は限定タイミングのガチャでしか登場しないこと、フェイトエピソードの解禁＝最大性能の発揮には本編５８話をクリアしなければならないということ。なお配信時点の最新話は６０話。
ある程度戦力が育たないと本編も５８話までたどり着くことは難しく、性能の反面、彼の真価を発揮させるには相応の下地が必要となり、このリミテッドオイゲンはその攻略には役に立ちづらい。

漢前印褌

褌締めて面舵一杯。後述のイベント「カイオラ」のBGMであるCD「三羽烏漢唄」のおまけで付随する褌姿のスキンだが、主にリミテッドオイゲンの上着が追加されている。
このスキンを適用するとソリッズとの掛け合いが追加されるほか、マイページにこの状態のオイゲンを表示させると「三羽烏漢唄」がマイページでも流れる。

ドライゼン

土属性のSR銃武器。小説グランブルーファンタジー３巻のおまけ武器である。
オイゲンの持っている銃と同じものであり、オイゲンがパーティにいる場合攻撃力と防御が上昇する「オイゲンとの絆」と、奥義ゲージ上昇に10%上乗せされる「老練の技能」という二つの能力を持っている。
ちなみに、仕様上「オイゲンがパーティにいる場合」は通常・サマーを問わず、オイゲンが控えに居る場合でも問題なく発動する。

薫風、白波を蹴立てる

参戦タイミングがメインストーリーキャラクターの中でも遅い方であり（リーシャ、ロゼッタに次ぎ三番目）、基本的にイベントキャラクターと絡むことは少ないが、このイベントはオイゲンが話の主軸に関わる珍しいイベントである。
バカンスを楽しんでいた騎空団の前に、流浪の男・ジンが現れる。彼の「病弱な少女のためにカツウォヌスを釣り上げたい」という想いに感銘を受け、ソリッズとともにジンに協力を申し出る。後の「三羽烏」結成の瞬間である。
三人ともバージョン違いがあるほど存在感の強いＳＲキャラクターだが、その中でＳＳＲバージョンが存在するのはオイゲンのみ。

このイベントの召喚石「ヱビス」の演出でも登場。おそらくオイゲンが一番広く活用される瞬間かもしれない。
「ヱビス」のオイゲンはサマーバージョンのため、イベントを知らず、サマーバージョンオイゲンを所持していなくても、召喚石の演出で目に焼き付く人も多いかもしれない・・・。
ちなみに、この「ヱビス」の演出はゲーム内で見れる公式４コマ「ぐらぶるっ！」が元ネタであり、３人全員分の「ヱビス」演出アイコンが存在する。ソイヤ！ソイヤ！
主な概要は、このイベントの主役であるジン（グランブルーファンタジー）の単語記事を参照。

カイオラ

再び三羽烏が集結するイベント。
極寒の地ノース・ヴァストを訪れた一行は、伝手で船に乗り込み氷海観光や珍味「マツヴァガニ」を楽しみにしていたのだが、とある事情で船長サンザの漁船に乗り込み、過酷な漁船生活に身を置くことになり・・・。

何より最大のネタは彼ら三羽烏の熱唱するボスＢＧＭだろう。
詳細は「カイオラ」の記事を参照。

関連動画

関連項目

• グランブルーファンタジー
• 関連キャラクター
  • 主人公（グランブルーファンタジー）
  • 黒騎士（グランブルーファンタジー）
  • ジン（グランブルーファンタジー）
• 関連イベント
  • カイオラ
• 藤原啓治（ＣＶ）
• 山路和弘（アニメ版代役）
• ソイヤ！
• 何度も奥義

グランブルーファンタジーの登場キャラクター
メインキャラクター	主人公 - ビィ - ルリア - カタリナ - イオ - オイゲン
サブキャラクター	ファラ - ヴィーラ - フェリ
パーティキャラクター	ヨダルラーハ - ゼヘク - ローアイン - ジン - アリーザ - ディアンサ - ロミオ - ロボミ - シロウ - ダヌア - ガンダゴウザ - パーシヴァル - ゼタ - ランスロット - アルタイル - キャタピラとヴィーラ - リリィ - シャルロッテ - カリオストロ - ハレゼナ - ゾーイ - ベアトリクス - ナルメア - ヴァンピィ