ジ・オーダー・グランデとは、ソーシャルゲーム「グランブルーファンタジー」に登場する召喚獣およびマルチバトルボスである。
また、同一人物と思われるキャラクター「ゾーイ」についても解説する。
担当声優は小清水亜美。
白髪で褐色肌の戦士然とした少女(後述の要素により「ゾーイ」と思われる)が本体と推測され、鎧を装備した竜「調停の翼」と少女が合体した姿を、基本的には「ジ・オーダー・グランデ」と称する。
小型の青いワイバーンを連れており、マルチバトルや後述のゾーイのイラストで確認できる。
ゾーイは格闘ゲーム「グランブルーファンタジーヴァーサス」にDLCキャラクターとして参戦している。
光属性SSR召喚石で、レジェンドガチャもしくはクラシックガチャで排出されるが、その中でも「ルシフェル」と「バハムート」同様に極低確率に設定されている。天井対象に選ばれることは無く、サプチケ等の交換券系アイテムでも入手できないレア中のレア。
3凸するためには超強運か金剛晶というアイテムが必須。最終上限解放は必要な素材を揃えれば行える。
2020年の6周年アップデートで最終上限解放が実装。サブ召喚石に編成すると無属性の敵に対して与ダメージが5%上昇する効果が追加された。
無属性の敵はジョブ専用武器作成に必須となる共闘クエストの黒紫獣やアスタロト、終末武器強化に必要なルシファーなど莫大なHPを持つボスばかりのため、長期戦におけるダメージソースと味方強化・回復手段を兼任できる。
召喚時演出は先述の少女と「調停の翼」が合体して斬撃を放つもの。
メイン装備時の加護効果は「バトルメンバーの属性が3以上異なるとき攻撃力100%UP」で、3凸で攻撃力200%アップに強化、最終で防御力50%アップが追加される。
一見強力に見える能力だが、実際にバトルしているメンバーを参照するため「1人倒されて3属性布陣が崩れ解除」なんてことも…。
また、ごく一部のボス以外は1属性のみが設定されており、属性を3つ以上組みこむと少なくとも2名は弱点を突くことができず、火力・耐久面で不利になる。武器スキルの多くは武器と同じ属性のキャラクターを強化するシステムのため、メイン装備で使用されることはほとんど無い。
(入手難度は置いといて)逆に言えば装備もキャラクターも揃っていない初心者には優しいのだが、現在はメインシナリオスキップやサイドストーリー機能で各属性のキャラと装備を揃えやすくなったため、その方面で使用されることも皆無。
召喚効果は敵全体光属性ダメージ+味方全体にHP吸収効果を付与。
吸収効果は攻撃直後に与えたダメージの5%分を即座に回復する。最大回復量は500で、3凸すると倍の1000に強化。連続攻撃が発動しても回復回数は1回だが、カウンター発動時は1回の発動で1回回復し、奥義ゲージ200%を持つジョブ・キャラクターによる連続奥義も1回ごとに回復判定が発生する。
最終後は吸収効果が特殊強化「調停の翼」付与に変化。3ターンの間消去不可の攻防アップと吸収効果が発動する。
ジ・オーダー・グランデが光属性ボスとして登場する「降臨、調停の翼」と無属性ボスとして登場する「降臨、調停の翼HL」が実装されている。
「調停の明星」というトレジャー交換で入手できるアイテムを消費して自発できる30人参加可能マルチバトル。通称グランデN、よわンデ。
自発条件はランク(プレイヤーレベル)80以上、参戦条件はランク50以上。参戦条件を満たしていないマルチは救援一覧に表示されない仕様のため、うっかり入ってしまうことは無い。
HPは桁外れの4億5000万。通常のプロトバハムートが2億4000万であることを考えると、いかにこのハードルが高いかがおわかりいただけるだろうか。
ドロップ情報や戦闘における注意点は攻略サイト等参照。
2024年現在は優秀な闇属性キャラクターが増えたこともあり、召喚石ベリアルの被ダメージ固定を利用してフルオートでも討伐可能(参考)。
(ネタバレのため反転)このマルチバトルでは、少女とお供のワイバーン2体が最初に登場。少女のHPを削っていくとドラゴン「調停の翼」に入れ替わり、調停の翼のHPをさらに削ると合体して「ジ・オーダー・グランデ」となる。
なお、お供のワイバーンは合体後の特殊行動「フェイトルーラー」で50万の大ダメージ受け、ダメージカットが消去される。ワイバーン、哀れ。
無論、見た目がケンタウロスっぽいイメージだからって、討伐に成功しても真っ二つになって吹き飛ぶ心配はない。
このマルチバトルは所属騎空団のメンバーが参戦すると、希望者の中でランダムにアイテムを分配する「ディール」システムの対象になっている。必要なければパスも可能。
実装当時はレアアイテム「銀天の輝き」のせいで団内の空気が悪くなり最悪解散というトラブルもあったが、現在は自発者優先ルールの浸透や入手方法の増加によりそういう目に遭うことは無くなった。ぶっちゃけディール自体の必要性が…。
目玉報酬はコスモス武器。3凸状態で入手でき、スキル効果は属性関係無く発動する。
実装当時は実装武器自身と同じ武器種の武器性能が上昇し、対応タイプのキャラクターの性能が変化するという性能で、「武器種」ごとに「キャラクタータイプ」全種の武器が存在。武器10×キャラタイプ5=50種の武器が存在していた。
例えば武器種が「剣」、キャラクタータイプが「攻撃」ならば「ソード・オブ・コスモスAT」となる。
しかも、1アカウント1種しか所持できないという厳しい制限もあったが、2018年5月に撤廃されている。2019年12月にはタイプ分けも撤廃され10種類になり、後述のHL実装に合わせて最終上限解放が実装された。
お目当ての武器種がドロップしない場合はトレジャー交換という手もあるが、HL版の自発素材集めを兼ねて気長に待とう。
BGM「星は空高く」は人気曲の1つで、これまでの楽曲とは異質な「ゲームミュージックらしさ」に溢れ、かつラスボスのような雰囲気を纏う楽曲である。
なお、BGM名の「星は空高く」はとあるボスと戦うメインクエスト第62話のタイトルであり、そちらが由来になった模様。
ノーマル版から入手できる素材「万象の蒼角」を消費して自発できる18人参加可能の高難度マルチバトル。通常グランデHL。
自発条件はランク150以上とマルチバトル「邂逅、黒銀の翼HL」クリア。
HPは約10.8億と倍以上。貴重アイテムのヒヒイロカネがドロップするおかげで参戦者が集まりやすいとはいえ、相応の戦力が必要なのは変わらないため、攻略サイト等で予習してから臨もう。
コスモス武器の最終上限解放にはドロップ素材の「蒼翠の結晶」が必要となり、最終後は「装備している(武器種)の数が多いほどダメージ上限上昇」というスキルが追加される。
リミテッド武器「ハルモニア(ユニ琴)」のようなボルテージや真髄スキル持ちと相性がいいため、必要に感じる時が来たら強化しよう。
新聞広告などでこの召喚獣の少女らしきSDイラストが姿を見せていたため「近々プレイアブルキャラとして実装されるのではないか」という推測があった。
しかし、そんなプレイヤーの前に告げられたのは、誰も想像し得ない事実だった。
「グランブルーファンタジーのコラボクレジットカードを作ってくれた人限定で
SSRキャラクター『ゾーイ』を配布します」
詳しくはこちらを参照。
その希少性やマルチバトルの存在と、グランブルーファンタジーというコンテンツの中でも重要な位置に存在する彼女をこのような限られた手段で配布し、他の手段での特典配布予定はないと明言していることで、様々な理由での批判が噴出した。2024年現在はリンクスメイトという格安SIM契約と一定期間の利用が必要になるが、リンクス交換チケットでも入手可能。
裏を返せば、それだけユーザーのゾーイへの期待が大きかった、ということでもある。
なお、限定配布SSRキャラクターというだけでも本作史上初のことである。
年齢:不明
身長:157cm
種族:不明
趣味:何かを学ぶこと
好き:人間、世界、パイ
嫌い:混沌
後述のバージョン違い登場により、公式サイトの実装告知記事内でプロフィールが公開された。
自らを調停者と名乗っており、超然とした雰囲気を持っているが、好奇心に忠実で全力でレジャーを楽しむ姿も見せる。
ゲーム内マンガ「ぐらぶるっ!」では一瞬ジ・オーダー・グランデと言いかけただけあり均衡が崩れることを非常に恐れている。
光属性で種族は星晶獣、タイプはバランス。
サポートアビリティ「調停の使徒」により、登場中のメンバーの属性に応じて能力がアップするため、召喚石同様多くの属性が編成されているほど強力。しかし、多色編成でなくとも十二分に強力なので誰でも使いやすい性能になっている。
1アビリティ「スピンスラッシュ」は3ターンという高回転率で4.5倍(Lv55で5倍)の光属性ダメージを与えられるが、自身の奥義ゲージを20%消費する上に、自身に7ターンの敵対心アップが付き、攻撃が集中してしまうというデメリットがある。奥義「ガンマ・レイ」発動で消すことができるため、タイミングを図りたい。
また、隠し効果としてコラボキャラの「リュウ」「春麗」のように敵に「気絶」累積値10を180秒与えることができる。これが100になると気絶付与の判定が発生し、成功すると30秒間気絶し行動できなくなるが、2回目以降はほぼ気絶しない。
2アビリティ「プリズムヘイロー」は自身に攻撃ダメージを無効化する「幻影」を2回分付与。これにより「スピンスラッシュ」で攻撃を引きつけダメージを無効化することができるが、全体攻撃を受けると幻影が消えてしまう。使用間隔は7ターン(Lv75で6ターン)だが、幻影効果は消費するまで維持される。
Lv45のフェイトエピソードで修得できる3アビリティ「サンダー」は敵全体に光属性ダメージを与えつつ、攻撃力・防御力・弱体耐性のいずれかを180秒下げる。累積効果のため、長期戦で真価を発揮する。
Lv80で4アビリティ「バイセクション」を習得し、敵味方の連続攻撃確率が波打つように変化するフィールド効果「空間断裂」が180秒間発動する。
以上のようにメリット・デメリットがしっかりと分かれたキャラクターのため、性能自体は(当時基準で)良好と評判である。
2016年8月18日にまさかの再展開。水着バージョンが季節限定キャラクターとして登場した。収支の均衡崩壊不可避。
当時は季節限定キャラだったが、解放武器「リボン」の需要と編成への影響の大きさから2018年7月18日にグランデフェス限定リミテッドキャラクターに変更された。
通称は水ゾ。
闇属性SSRで、奥義「ガンマ・レイ」は闇属性ダメージのみで追加効果が無いという逆に珍しい性能。
1アビリティ「レゾルーション」は敵に弱点属性ダメージを与えるという珍しい効果を持ち、自身にはHPが低いほど攻撃力がアップする逆境効果を付与する。
2アビリティ「コンジャクション」は発動時に味方全体のHPを1にする代わりに1ターンの間全ての被ダメージを無効し、4ターンの間通常攻撃のダメージに応じてHPを回復する能力を全員に付与。
これと十賢者ニーアの残滓効果の回復不可を合わせることで最大限の背水火力を出し続けやすくなる。
応用として、瀕死状態に関するアビリティを持つキャラ等の性能検証にも使われる。
3アビリティ「サンダー」は敵全体に闇属性ダメージを与え、弱体効果を1つ付与する。
弱体効果は攻撃ダウン、防御ダウン、弱体耐性ダウンの3種からランダムで選ばれる。
闇属性はマグナ・神石ともにHPが少ないほど攻撃力が上昇する「背水スキル」を持つ武器が多いため、背水編成には必須級のキャラ。
現在はより優秀なキャラクターが実装されたり渾身編成が主流になったりと環境に合わない部分はあるが、加入していれば何かしら役立つ時があると思われる。
実装当時は水ゾとデメリットはあるが青天井の極大アビ火力を叩き出せる闇サルナーンと組み合わせることで甚大な火力を安定して発揮し、数多のボスを0ターンキルできる「ゾーイルナーメア」戦法が生み出された。
問題は背水編成完成までに時間がかかることだったが、完成させてしまえば騎空団イベント「古戦場」を荒らしまわすことも可能と言われ、水ゾ実装後の古戦場はコンボの初動となった彼女が「均衡ブレイカー」となってしまった。
古戦場の均衡が崩壊したことにより「ゾーイルナーメア」戦法は対策されてしまったものの、時間のかかるボスを水着ゾーイを起点とした戦術で容易に討伐できるようになった上に、未完成の編成でも強さを発揮できてしまうため、加入させているプレイヤーが圧倒的優位になってしまう事態に。
これにより今まで上限のなかった「ルナーメア」に上限が設定され、さらには古戦場等では有利属性ダメージ以外が減衰するように調整された。
背水自体の調整はされていないため、前述のニーアや背水に関するスキルを持つキャラと組み合わせることで高火力を引き出せる。
上限解放後はバトルキャラSDの布の量が変化する。EXポーズに対応しているため、レベル80まで上げると新たなイラストが追加される。
実装当日はサーバーがリアルサンダー機器故障という事態になり、緊急メンテナンスが実施された。均衡崩れすぎじゃないですかこの娘関係。
2018年1月末に開催されたイベント「年年歳歳煩相似たり」の配布キャラクターとして実装された火属性SR。通称巫女ゾーイ。
復刻済みなのとイベント常設機能に追加されていないため、2024年1月現在は入手手段無し。
1アビ「フォーチュンギバー」は味方全体の火属性攻撃力と防御力を上昇させる。
2アビ「ジャン・フォース」は敵全体に風属性攻撃と火属性防御ダウンを付与。
3アビ「サンダー」は敵全体火属性ダメージ+ランダムな弱体効果を1つ付与する。
効果内容は水着版と同じもの。
奥義は「願真礼(ガンマレイの当て字)」という某声優のような名称で、敵に火属性ダメージを与え味方全体にクリティカル確率アップを付与する。
2018年1月31日に実装された通称銃ゾーイ。
特典ゾーイは(ネットスラングとしての)老人会ネタになり巫女版は入手機会が限られているため、ゾーイと聞いたらこちらか水着を思い浮かべる人が多いと思われる。
8周年イベント「星のおとし子、空のいとし子」で最終上限解放追加とそれに伴う性能調整がされた。
最終上限解放にはイベント報酬かトレジャー交換で入手できる「使命のグロブルス」という専用アイテムが必要となる。
1アビ「コンバージェンス」は敵ターゲットに関わらず光属性2回ダメージを与え、自身に回避率と敵対心アップを付与。最終後は敵対心アップが強化され、確定トリプルアタックが追加される。
サポアビ「星晶の鼓動」により、回避成功時に敵単体に光属性ダメージを与え、自身の奥義ゲージが20%アップする。
2アビ「レイストライク」は敵単体に光属性ダメージ+強化効果を1つ消去。最終後はダメージ全体化と倍率が強化され、おなじみのランダム弱体効果が追加される。内容は水着・巫女版と同一。
3アビ「ラストウィッシュ」は敵単体に光属性ダメージを与え、光属性キャラに強化効果「サイン・オブ・ゾーイ」を付与。効果中は攻防100%アップとHP吸収効果が発動する。
5ターン経過後に使用可能・再使用間隔12ターンだが、サポアビ「調停の涙」により、味方から強化アビか回復アビを受けると使用可能ターンと再使用間隔が1ターン短縮する。
最終後に習得できる4アビ「オンリー・ワン・ウィッシュ」は光属性キャラに1ターンの無敵効果を付与し、HPと弱体効果を全回復できる。
使用可能になるのが20ターン後で再使用不可だが、味方から強化アビか回復アビを受けると1ターン短縮できるため、実際はもう少し早いターンで使用できる。
奥義「ガンマ・レイ」は光属性ダメージ+自身に耐久2000のバリアを付与。
最終後は「コズミック・レイ」に変化し、1回の完全回避効果が追加される。
高難度バトルでのアタッカー兼耐久支援役として活躍できる。
味方からの強化・回復を受けることでアビリティの回転が早まるため、強化アビを毎ターン使えるリミテッドユニや3ターン毎に使える恒常光グレアと相性が良い。
神話などの元ネタがあるキャラや召喚石が多い本作だが、この「ジ・オーダー・グランデ」は元ネタが不明。
ゾーイの紹介文が「大いなる調停者」であることから、これの直訳と思われる。
「ゾーイ」は西洋人に見られる女性名であり、19世紀頃からは英語圏で普通に使用されている。
グランブルーファンタジーの登場キャラクター | ||
---|---|---|
メインキャラクター | 主人公 - ビィ - ルリア - カタリナ - イオ - オイゲン | |
サブキャラクター | ファラ - ヴィーラ - フェリ | |
パーティキャラクター |
ヨダルラーハ - ゼヘク - ローアイン - ジン - アリーザ - ディアンサ - ロボミ - |
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最終更新:2024/04/24(水) 12:00
最終更新:2024/04/24(水) 12:00
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