ギンザグリングラス

ギンザグリングラス（Ginza Green Grass）とは、2005年生まれの競走馬、種牡馬である。芦毛。

概要

2005年3月7日生まれ。父メジロマックイーン。母ニドクリキリコ。母父サンキリコ。生涯戦績109戦3勝。2014年引退。引退時はメジロマックイーン産駒最後の競走馬。

戦績としては平凡な競走馬である。だが、内国産馬の父系としてはメジロマックイーンからメジロティターン、メジロアサマに4代遡り、これはアイアンハート、本馬と同父のグランアクトゥールに続く三例目。また、2009年にシンザン系が断絶して以降、現存する内国産馬の父系として続いた事例としては、この馬とその産駒が最長となっている。

加えて、父系としてはメジロアサマがパーソロン産駒であるため、ヘロド系（バイアリーターク系）に属する。日本におけるヘロド系は、パーソロン系が1980年代に活躍したものの、2000年代に入って低調となり、トウカイテイオー、メジロマックイーンの死亡によってついに殆ど壊滅となった。2021年時点で日本のヘロド系種牡馬はクワイトファインとこの馬の二頭のみである。

血統

メジロマックイーン 1987 芦毛	メジロティターン 1978 芦毛	メジロアサマ 1966 芦毛	*パーソロン Partholon
			*スヰート Sweet Sixteen
		*シェリル Cheryl	*スノップ Snob
			Chanel
	メジロオーロラ 1978 栗毛 日本	*リマンド Remand	Alcide
			Admonish
		メジロアイリス	*ヒンドスタン Hindostan
			アサマユリ
ニドクリキリコ 1996 黒鹿毛	* サンキリコ 1985 Sanquirico 黒鹿毛 アメリカ合衆国	*リイフオー Lypheor	Lyphard
			Klaizia
		Nell's Briquette	Lanyon
			Double's Nell
	ニドクリフオックス 1988 鹿毛	ホリスキー	マルゼンスキー
			オキノバンダ
		ヤマトツバサ	*インデイアナ Indiana
			ナスノツバサ

クワイトファイン程ではないが、パーソロン、ヒンドスタン、マルゼンスキーなどの名馬が居並ぶ血統である。

関連リンク

• ギンザグリングラスを応援するホームページ

関連項目

• 競馬
• 競走馬の一覧
• メジロマックイーン