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ディープスカイ(Deep Sky)とは、2005年産の日本の元競走馬現在種牡馬である。
名は馬主冠名ディープにを意味するスカイを組み合わせたもの、転じて澄みきった大という意味である。
ディープインパクトとは何の関係もない。 

概要

サンデーサイレンスの最有後継と言われたアグネスタキオンアメリカの名系であるミスカーミー系の流れを引く期待の輸入繁殖*アビ、はChief’s Crownという血統。
幼い頃から賢さと落ち着いた気性を持ち非常に期待された1頭であった。 

仕上がりが枯れと揶揄されるくらい走るは(脚元が弱くない限り)さっさと勝ち上がるアグネスタキオン産駒ながら、大きな体を持て余してしまっていたのか勝ちあがるまで6戦を必要とした。
条件戦でもまた持て余すように2着、しかしアーリントンカップ(GIII)に出走したところ人気薄ながら3着。このあたりでようやく体のうまい使い方を見つけ出したのか、次走の毎日杯(GIII)では6番人気ながら圧倒的なパフォーマンス皐月賞滑り込みをした有を打ち破り重賞初制覇を遂げる。しかし営は狭い中山ではまた持て余すと危惧したか、皐月賞はパスしてNHKマイルカップ(GI)をすことになった。 

そのNHKマイルカップでは4.3倍と若干押し出され気味ながら1番人気に推され、これに応えるかのようにただ一頭、稍重馬場を33台の末脚で駆け抜けGⅠを制覇する。 続く日本ダービー(GI)では皐月賞キャプテントゥーレの不在や有パンチが足りないこともあったが一番人気に推され、一番外から々と進出し、必死スマイルジャックを軽く抜き去りダービー制覇。これでキングカメハメハ以来となる変則二冠を達成し、上の四位洋文は前年のウオッカに続く史上二人日本ダービー連覇を達成した。
しかし、皐月賞までの有がかなりだらしない結果だったこと、勝ち上がりにやたら時間がかかったこと(ダービー勝ちとしては史上2位の遅さである。歴代1位クモハナの8戦)などから、パフォーマンスは優れているように見えた彼のを疑問視する向きも多かった。 
そもそもダービー話題をさらったのはダートから参戦したサクセスブロッケン!!!!!!だったという……。

初戦の神戸新聞杯(GII)で上がりオウケンブルースリを撃破し、向かったのは秋の天皇賞(GI)。この年の天皇賞ダービー安田記念を制覇したウオッカ、そのウオッカを負かすポテンシャルも幻惑する自在の先行で圧倒するダイワスカーレットの二強決戦ということで盛り上がっていた。
ディープスカイも当年のダービーとして乗り込み、そう差のない3番人気に支持された。レースは休み明けのダイワスカーレットがいつもより速いペース逃げる中、外から突っ込んできた新旧ダービーウオッカとディープスカイが捕まえて突き放す!……という流れにはならず、二の脚を繰り出しりにる最内ダスカと外から差し切ろうとするウオッカの一騎討ちに移行。ウオッカがわずかに差し切り勝利を収めた。
ディープスカイは必死で食らいついたが二強から少し遅れてしまい3着。それでもカンパニー以下は抑えこんでみせたことで評価を上げ、ジャパンカップ(GI)ではウオッカを抑え1番人気になるが、スクリーンヒーローめ抜け出しを捕らえられず2着に終わった。
いい脚は使ってるし面では古にも劣ってはいないところは見せている、でも勝ち切れない。評価は上がらない。またも悪い流れに陥ってしまったようだった。

年明け初戦の大阪杯(当時GII)では堂々と前につけ抜け出す競馬を敢行するがドリームジャーニーに差し切られ2着、距離適性や得意の府中ということを考慮し向かった安田記念(GI)では直線抜け出す際に出しどころなく詰まったウオッカの進路を(結果的に)カットするように素く抜け出すという万全の策を講じて勝ちに行ったが、ウオッカは立て直してそこらのよりたくましい奇跡のような末脚で群をこじ開け、彼をあざ笑うかのように先頭で駆け抜けていった。せっかく勝ちに行ったのに負け。念。

次走宝塚記念(GI)ではめ抜け出しを図ったサクラメガワンダーも捕らえられず、再びドリームジャーニーの末脚に圧倒され3着に敗れ去る。この連敗で、そっと温めていた凱旋門賞遠征プラン白紙となった。せつねぇ。
その後、毎日王冠から復帰予定だったが屈腱炎を発症。の急死の影もあってここで引退し、ダーレージャパンに買い取られ種牡馬入りした。

上の四位洋文く、サラブレッドとしてはおっとりとして穏やかなであったという。牧場で大事にされたんでしょうとっていたが、もしかするとこのおっとりとした揚な性格が勝負では災いしてしまったのかも知れない。
競馬ではキチガイじみた気性のほうが走る事が多い。セントサイモン然り、サンデーサイレンス然り。
でも、人間を全く信頼し寝っ転がって与えられた人参をくわえる彼の姿は想像するだけでらしい……気がする。

結局、最後まで価のよくわからないままターフを去ってしまった。アグネスタキオン産駒としてはレアケースな成長曲線で割と丈夫かと思ったら、古になると成長が見えず、例のごとく脚元を痛め引退など本当によくわからないであった。

種牡馬としては逝したアグネスタキオンの後継としての期待に全く応えられず散々な種牡馬成績であり、初年度産駒デビューから2年後の2015年の種付頭数はなんと8頭にまで落ち込んだ。しかし同年にすみれS(OP)を制し三冠レースに出走したスピリッツミノルダート4戦4勝で全日本2歳優駿(JpnI)を制覇したサウンドスカイといった活躍が現れ窮地を脱出。その後の産駒からは菊花賞2着や京都記念勝利などの実績を挙げ、凱旋門賞にも挑戦したクリンチャーも現れた。
しかしその後は再び成績が低迷。種付け数も大きく落ち込んだため、2021年を以て種牡馬引退することが決定。NPO法人引退協会から、同年に募った「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」の3頭の受け入れとなったことが報告された。

アグネスタキオンの後継種牡馬によくありがちなことらしいが、ロイヤルスキーっぽさが全面に出てしまい、軽快なスピードよりパワーが勝ったダートが多かったことが成績に影した点は否めない。一応前述のスピリッツミノルサウンドスカイ2016年ジャパンダートダービーを勝ったキョウエイギア種牡馬入りしたが種付け数はいずれも伸び悩んでおり、スピリッツミノルはすでに種牡馬引退。後継はダートに転向して奮闘中のクリンチャーに懸っている状態である。

血統表

アグネスタキオン
1998 栗毛
*サンデーサイレンス
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
アグネスフローラ
1987 鹿毛
*ロイヤルスキー Raja Baba
Coz o' Nijinsky
アグネスレディー *リマン
コマエイカン
*アビ
1995 栗毛
FNo.23-b
Chief's Crown
1982 鹿毛
Danzig Northern Dancer
Pas de Nom
Six Crowns Secretariat
Chris Evert
Carmelized
1990 鹿毛
Key to the Mint Graustark
Key Bridge
Carmelize Cornish Prince
Miss Carmie

クロス:Miss Carmie 4×5、Bold Ruler 5×5×5

主な産駒

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最終更新:2021/09/18(土) 20:00

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