グフ・カスタム 単語


ニコニコ動画でグフ・カスタムの動画を見に行く

グフカスタム

2.2千文字の記事
これはリビジョン 1823304 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

グフ・カスタム(MS-07B3 Gouf Custom)とは、漢の機体である。

概要

「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」に登場する、グフ(MS-07B)の仕様変更機体。型式番号は「MS-07B3」で、しばしば「B3グフ」とも呼ばれる。
一般的には「グフカスタム」と書かれることが多い。公式表記上では「グフ・カスタム」と書かれ中黒が付く。
本機の著名な搭乗者と言えば、東南アジア方面軍鉱山都市基地所属の、ノリス・パッカード大佐である。
その活躍と漢らしさは関連動画を見て、自身の目で確かめて頂きたい。

通常のグフとの相違

ベース機となるMS-07Bグフはヒートソードを主兵装とし、同時に右腕にムチ状の固定武装ヒートロッド、左腕にシールドと5連装フィンガーバルカンを装備し、優れた格闘、白兵戦能力を持ったMSである。
しかし、その最大の特徴とも言えるヒートロッドは既存の格闘装備であるヒートホークとは運用法が大きく異なる上、左手そのものがバルカンという構造上、マニピュレーターとしての性能はザクよりも劣っている。そのため、お世辞にも汎用性に優れているとは言えず、柔軟な運用は不可能であった。
それを踏まえ、本機は装甲や武装を始めとした各所に変更を加えることによって汎用性を取り戻すべく設計されている。
ヒートロッドはワイヤー状に変更することで射程距離と強度を増大させ、先端部アンカーからの放電による敵機の機能停止や奇襲を主目的として、溶断機能は廃した(その形状から「ヒートワイヤー」とも呼ばれる)。また、機体の機動補助にもこの装備は用いられる。
左腕は5連装フィンガーバルカンを廃止し、汎用性の高い通常のマニュピレータへ換装されている。代わりに脱着可能な3連装ガトリング砲を装備している。
また、切り捨てていた中間距離戦闘能力を強化すべく、左腕のシールドには、パージ可能な75mmガトリング砲を追加装備(ガトリングシールド)。汎用性が大幅に向上している。
格闘兵装はグフシリーズでおなじみのヒートソードだが、本編においては発熱(ヒート)させず、黒いまま質量打撃を主目的とした鉈のような運用がなされている(ゲーム等ではヒートさせている)。その理由は諸説あり、ファンの間では「ヒートさせると、連続使用限界時間が持たないから」と「ヒート出来ない中古品」の2説が有力とされている。どちらにしても、最近のガンダムにはない泥臭さが漂っていてなかなかいい感じであると筆者は思う。

余談

ヒートロッドのデザインについて、監督の飯田馬之介とデザイナーのカトキハジメとの間で揉めたという逸話がある。
飯田監督が従来のデザイン、即ち太いミミズ状のムチを希望したのに対し、カトキはワイヤー状の(つまり、本編で使用された)デザインを提案し、最終的にはカトキのプレゼンによりワイヤー型が通った。

ゲーム等における活躍

「ガンダムvsガンダムシリーズ」では

1000コスト機として「第08小隊」枠で参戦。
他の機体では不可能なヒートロッドによる縦横無尽な動きが可能で、練習こそ必要なものの、慣れれば殆どの攻撃を捌けるほどの変則的な機動が可能。
さらにこちらからは十分に当てていけるほどの使いやすい武装を持ち、よしんば空振りしても即ロッドで離脱できる上、落とされても低コスト故に大きな痛手にならないという至れり尽くせりな仕様で、「狂性能」とさえ言われていた。
いわゆるバランスブレイカーである。

あまりもの批判を受けたからなのか、続作「ガンダムvsガンダム NEXT」ではヒートロッドが2本になり、また直前の行動をキャンセルできるNEXTダッシュシステムも全機体に導入されたこともあり、弱体化。
と言っても、アシストの大幅強化や、空中横格闘の性能変化によるコンボダメージ上昇などの強化点もあり、上位機体の面目を保っている。

また、続作である「EXVS」でも参戦。アシストの削除、ガトリングの大幅強化、ヒートロッド移動の隙が増加と言った変更を受けた。あるテクニックにより、一瞬でブーストゲージを回復できるため、「上位陣にはやや不利。しかし、使いこなせば上位機体も倒せる機体」と言った評価を受けている。

「機動戦士ガンダムオンライン」では

正式サービス直後から目玉の課金機体として登場。 
ガトリングシールドの射程がやたらと長く、火力もぶっ壊れており、加えて連邦ジオン両軍でもトップクラスの機動性を持つ厨性能機体
このため大枚をはたいてグフカスをゲットする課金兵が続出。戦場に溢れかえったグフカスのせいでゲームバランスは完全に崩壊し、一時期は連邦25:ジオン75というとんでもない勢力差がついてしまった。
その後は、数度にわたる調整のおかげでバランスはマシになったものの、グフカス本体への機体調整は数ヶ月もの間行われず、最強機体の名をほしいままにしていた。
しかしその後、公式が行ったアンケートで調整希望機体全軍ダントツ一位ということもあり、五月一日の大型アップデートで下方修正が行われ、多少はマシな性能になった。
とはいうものの、依然として優秀な機体であり、今後も戦場を駆け巡る死神として怖れられることだろう。

関連動画

  • MMDモデル配布あり(MMDマシン配布あり

関連商品

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

関連項目

  • 機動戦士ガンダム 第08MS小隊
  • ノリス・パッカード
  • グフ
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/12(金) 16:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/12(金) 15:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP