クリエイター奨励プログラム濫用問題 単語


ニコニコ動画でゲーム実況ランキング…の動画を見に行く

ゲームジッキョウランキングセイアツソウドウ

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クリエイター奨励プログラム濫用問題とは、同じゲームにより、ニコニコ動画ランキングの上位が
ほぼ埋め尽くされてしまう現在(2015年9月以降)のニコニコ動画の状態を表す単語である。

概要

問題の中心となっているクリエイター奨励プログラムについては、当該記事を参照。

簡単に言ってしまえば、ニコニコ動画ランキングにおいて、投稿作品の人気に応じてお金が貰える企画に登録された一部のゲームソフト動画ばかりが、上位を独占するようになってしまった問題のことである。

自社の著作物をクリエイター奨励プログラムで使用することを許可している企業は複数あるが、その中においても、人気ゲームメーカーである任天堂の『スーパーマリオメーカー』が登場して以降、同作が実況動画と相性が良く知名度も高かったためにランキング上位を独占(なので当初はこの記事も「マリオメーカー問題」という名前だった)。
これを受けた一部の利用者が、ニコニコ動画に対して問題提起をしている状態にある。

過去には『ダークソウル』『マインクラフト』など、クリエイター奨励プログラム外のゲームソフトが同様にランキングを独占した時期もあったが、今回の騒動はこれらとは別格だとするも多い。

問題点

同じゲーム実況動画が、ランキングを占領した際に起こる
ニコニコ動画においての問題点、それはやはり
ニコニコ動画が面白くなくなってしまう
ことだろう。
理由としては

  • ランキングを同じゲームの動画が占領する→そのゲームの実況動画を見飽きる。
    にも拘わらず、他のゲームの動画はランキング下位、もしくはランキング圏外に存在する。
    主に視聴者が見るのはランキングに存在する動画、自分の好きなタグでヒットした動画であり、
    自分が全く知らないゲームの実況動画は知るすべがない。
    (広告が行われて、ニコニコ動画のトップに表示されれば別だが、そもそも現在の広告は既に人気の動画
    に大量に行われがちなので、結局、自分の知らないもしくは興味のない動画は発見しにくい)
    要するに同じゲームしかランキングに載っていないので、ユーザーはニコニコ動画自体に飽きてしまう
  • 新規参入実況者も、手っ取り早く有名になるためには、
    人気のゲームを実況する・有名実況者の様なテンションやネタを引用しようなどと思うが、
    当然、有名実況者と動画が酷似していれば舌が肥えているユーザー達には見向きもされなくなり、
    他の動画達に埋もれていってしまう。
  • これからも公式でクリエイター奨励プログラムが承認された新作ゲームが発売されるので
    徐々に同じゲーム実況動画がランキングを離れ始めても
    また新たなゲームがランキングを占領する。

    ということが考えられるだろう。

長い、三行で

クリエイター奨励プログラムの動画ばかりじゃなくて
他のゲームの実況動画も投稿してください
ランキングのバラエティ性に欠けます

補足

こういった事態はクリエイター奨励プログラム導入発表時点から既に一部で危惧されていた。
ほぼの絡まないコミュニティであったからこそ、もが(いい意味で)好き放題に動画投稿できていたところへ、わずかであってもお金かる仕組みを導入すれば、そこへ動画投稿者が群がってしまうのは当然予想される事態であった。

人気に応じて収入を得られるという点ではYoutubeなど他の動画サイトも同様であり、それどころか人気ゲームの発売後は実況動画がそればっかりになる時期がある点でも一緒である。実際に、「お前らCoD実況ばっか投稿してんじゃねえよ!」と言ったような怒りのを上げる利用者は海外にもいる。
だがニコニコ動画の場合はこれらの大手動画サイトべ、利用者層と投稿作品の内容が著しく偏っており、より問題は深刻だと言える。Youtubeにはゲーム実況以外に有名アーティストMV映画予告編テレビバラエティの名シーンもあるので、ランキングが独占状態になることはほぼありえないが、ニコニコ動画ではそうはいかない。

なお、『スーパーマリオメーカー』がこの問題の中心にあることから、任天堂による問題と勘違いする人も多いが、クリエイター奨励プログラムに登録された著作物はゲームソフトに限らない。ほかのどのジャンルにおいても同様に起こりえた問題である。
ゲーム実況動画が特に人気であるニコニコ動画土と、任天堂ゲームソフトの知名度・人気ゆえに、たまたまゲーム実況動画の問題として顕在化したと言った方が正しい。

この問題が提起された現状は、ニコニコ動画の利用者が、良くも悪くも考え方の中心がランキングに偏りすぎているとも言える。

最近のニコ厨ランキング拘りすぎてそれに載れない輩を卑下しすぎてないだろうか?
本当にランキングニコニコのすべてならなぜニコニコ活動ガイドラインなんてものができたのか?
ランキングにして何かをく、もしくは調子付いて暴れ回る口実にしていないだろうか?
 
この点を今一度考える必要がある。

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