サイアスとは以下のものを指す。
伝説の聖戦士ファラの直系であり、宮廷司祭でもある天才軍師。
マリータ関連のイベントでちょくちょく登場しているが、砦ルートで初めて敵ユニットとして登場し、指揮レベル10という桁外れの値でプレイヤーの度肝を抜いた。なお、通常は星の数で指揮レベルを表すが、さすがに10個も星を書く余裕がないため「★10」と書かれている。
何といっても指揮レベルの大きさだろう。指揮レベルは星1個につきマップ上の味方全ユニットの命中回避に3%の補正を与える。つまり星が10個あると30%も命中率・回避率が上昇してしまう。さらに彼は無敵ユニットとして設定されており、絶対に倒せないうえに杖でのステータス異常なども無効化する。
残念なのは敵として登場した時は指揮レベル10であるが、仲間になるときは指揮レベルが3まで低下することである。やる気が落ちてきたのだろうか。あるいは混成軍のリーフ盗賊団軍を指揮するのは難しかったのだろうか。それでも指揮レベル3は仲間の中で最高の値である。
他にも再行動が星3個(15%)だったり、敵のすべてのスキルを封じる見切りを持っていたり、杖レベルと光魔法のレベルがAだったりする。杖が強力な今作において杖を使えるユニットはいくらいても困らない。
しかし、サイアスの加入は同じく聖戦士の末裔であるセティとの二択になる。サイアスとセティのどちらを仲間にするかと聞かれると、空気を読まずに伝説の神器フォルセティを持ってくるセティに軍配が上がってしまうのは仕方がないといえる。(せめてサイアスが受け継ぐべき神器ファラフレイムを持ってきていたら...)
皇帝の査察官として各地を巡る司祭でありながら、稀代の軍師であるという二つの顔を持つ。さらに、実は世界に覇を唱えるグランベル帝国皇帝アルヴィスの隠し子であるという第3の顔も持つ。
母親は前作『聖戦の系譜』にてアルヴィスの右腕として登場した女将軍アイーダ。22章で登場するコーウェンの娘であり、つまりサイアスはコーウェンの孫にあたる。
前作『聖戦の系譜』ではファラの血族の直系は誰も生き残らせることができないため、神器の継承も耐えたかと思われていたが、今作にて正当な継承者が現れた。今作エンディング後には聖戦士ファラの国であるヴェルトマーに戻ったと書かれているが、正式にファラフレイムを受け継いだかは不明である。
ゲーム前半では少女剣士マリータを救うために暗躍しているのを見てプレイヤーにいいやつだと思わせておいて、後半で敵として登場した時にはその指揮レベルの高さでプレイヤーをうんざりさせ、味方になったと思ったら指揮レベルの激減でプレイヤーをがっかりさせるという、こんなところでもいくつもの顔を持つ存在である。
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最終更新:2025/12/13(土) 23:00
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