![]() |
この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
ジークとは、小説及びアニメ『Fate/Apocrypha』に登場するキャラクターである。
CV:花江夏樹
イラスト:近衛乙嗣
なお、記事ではこれ以降ジークと表記する。サーヴァントについてはサーヴァント(聖杯戦争)の記事を参照。
『Fate/Apocrypha』の聖杯大戦における最大の異物であり本作の主人公。ファンからの愛称は「ジーク君」。
元はユグドミレニア一族のムジーク一族が生み出した魔力供給用のホムンクルス(アインツベルンから提供された技術を流用している)である。サーヴァントへの魔力供給を果たして『消費』される運命であったが、自我に芽生えて脱走。そこを黒のライダー・アストルフォに救われる。この時点で虚弱体質であり寿命も持って3年と言われていた。
黒の陣営と赤の陣営の抗争のどさくさに紛れてアストルフォに連れられて脱走。しかしゴルド・ムジーク・ユグドミレニアと黒のセイバー・ジークフリートに見つかり、ゴルドに殴られた影響で心臓が破裂して死にそうになる。そこをジークフリートによって心臓を授けられて蘇生。この時点で肉体も変化して虚弱体質も治る。この時、自分を助けてくれた英雄にあやかって彼を忘れないように「ジーク」と名乗る。
その後、小説とアニメで経緯は違うがルーラー・ジャンヌ・ダルクと出会う。そして、聖杯大戦に参加する多くのマスター、サーヴァントに多大な影響を与えていく。
型月主人公最年少。
また登場が遅い主人公。そのため、「アポクリファって群像劇じゃなかったの?」「獅子劫さんが主人公だと思った」等言われることも多かった。彼の性質上、聖杯大戦が行われている世界以外では生まれる可能性は低い(その点、美遊・エーデルフェルトのような「世界が生んだバグ」と呼べる出自を持つ)
戦闘スタイルとしては「理導/開通(シュトラセ/ゲーエン)」と呼ばれるアインツベルンの錬金術を応用した魔術で戦うが、サーヴァントはおろかゴルドやセレニケのような現代魔術師にも無効化されてしまう。本領は多くの英霊から力を借りて戦うスタイルであり、アストルフォからもらった剣(何の変哲もない剣だがサーヴァントにも刺さる)に加えてジークフリートの心臓から預かったとある能力を使う。また黒のバーサーカー・フランケンシュタインからも救われることとなる。
ジャンヌ・ダルクからは「ジーク君」と呼ばれて好意を寄せられている。
また最初に命を救ってくれたアストルフォとの関係も良好。
赤のセイバー・モードレッドとは敵対したり彼女に(結果的に)借りを作ったり複雑な関係だが、彼女の「王道」に対し影響を与える一言を放つことになる。
黒のアサシン、ジャック・ザ・リッパーとは同じ「純粋」な子供ながら、数多くの英霊や人々と関わるジークに対し、たった一人のおかあさんのみが安らぎである当時のジャックという対比的な存在である。一言にすると彼女の「おかあさん」にはならない存在。
言峰シロウとはジャンヌを通して敵対するが、後のモノローグでは彼の理想や願いも決して間違っていなかったと理解を示す所も見せている。
2017年7月現在では未登場。『FGO』からのユーザーでは彼の存在を知らないマスターも居た。
だが『アガルタの女』ではアストルフォが彼の存在を匂わせるなど、確実に世界に足跡を残していることが伺える。
▶もっと見る
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/13(土) 19:00
最終更新:2025/12/13(土) 19:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。