ハハハ…おしゃべりでそそっかしい店長だったなとは、漫画『野原ひろし 昼メシの流儀』のひろしの台詞である。
店長を始末したわけではない。
第77話「焼きビーフンの流儀」に登場。単行本9巻収録。
高層オフィスビル街の中で、次の商談まで40分ちょっとという中で昼メシを探していたひろし。近くにキッチンカーが集まるエリアがあったことを思い出し、比較的空いていた焼きビーフンのキッチンカーのところに行く。
メニューを見て迷っていると、店長から福建風焼きビーフンがおすすめと伝えられる。しかしすぐに用意すると話していたものの、店長は「テイクアウトに最適なゆで加減とくっつかない工夫をしたビーフン」の次に、「味変用のソース」の話をしたかと思えば、「テイクアウトのため冷めてもおいしい」…等と、手を止めたままビーフンのこだわりを長く話してくる。
ひろしが「あの…ビーフンの方は…?」と尋ねると、
あわわ~!!
どうもすみません!!
私の悪い癖でして何かに熱中すると他のことを忘れちゃうんです
と、福建風焼きビーフンを急いで渡される。
しかしひろしは代金をまだ払っておらず、「えーと…いくらでしたっけ?」と再び尋ね、
あわわ~~!!
お代まだでしたか!!
850円です はいちょうどですね ありがとうございました!!
と店長はさらに狼狽えて接客してしまった。
そして、ビーフンの器が入ったビニール袋を手に提げ、歩いているひろしの台詞が
ハハハ…おしゃべりでそそっかしい店長だったな
である。
これを言っているひろしの表情は満面の笑みや、眉が下がった困り顔の笑みというわけでもなく、目は真顔のまま口角が少し上がっている様子であり、どこか淡々とした印象を受ける。若干店長を消したようにも見えなくもない。
ちなみに店長はもちろん存命しており、すぐ再登場している。近場でビーフンを美味しく食べていたひろしへ、お詫びとして中華ちまきを持ってきてくれるが…?
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/08(月) 09:00
最終更新:2025/12/08(月) 09:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。