バットマン:アーカム・アサイラムとは、アメリカのDCコミック社が出版したグラフィックノベル(アメコミ)。バットマンシリーズの一作。同名のゲームについては→バットマン アーカム・アサイラム(ゲーム)
グラント・モリソン(作)とデイブ・マッキーン(画)が1989年に発表したサイコホラー・サスペンス。特筆すべきは文字通り「悪夢的」とも言えるコミックとは思えないほどに美術的なアートワークである。特にジョーカーの「狂気」としか表現が付かないほどの鬼気迫る表情や、人物のリアルな造形が目を引く。その造形美は表紙(完全版)のジョーカーの笑顔ひとつとっても嫌でも伝わってくるだろう。このような点とショッキングな描写、および衝撃的なラストなど、アメコミ界を震撼させ「問題作」認定を受けた。
ジョーカーがゴッサムの精神病院「アーカム・アサイラム」を占拠、所員や患者を人質に取って立てこもった。ゴードン本部長からの要請を受けて駆けつけるバットマン。ジョーカーの要求はただ一つ。
「バットマンと話がしたい」
バットマンは単身アーカムに足を踏み入れるが、そこに待ち受けていたものは……。
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最終更新:2025/12/11(木) 07:00
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