マルディアスとは、ロマンシングサ・ガ、およびロマンシングサガ ミンストレルソングの舞台である。
マルダーという名の神によって生み出された惑星で、何人もの神々によって管理されている世界。二度にわたる神々の戦いが繰り広げられた過去がある。
基本的に各地の地名や設定はミンサガ準拠で記載する。
北バファル大陸北部に位置する地域で、乾燥した気候からこの名で呼ばれている。風土は大きく南部の草原地帯と北部の砂漠地帯に二分される。
人間が暮らすのには向いていない過酷な環境の為定住者は精々遊牧民位だったが、ニューロード開通後は徐々に定住者も増え始めている。
現時点ではそれぞれの町が独立した自治体として形成されており、国家と言えるものは存在していない。しかし、近年ではカール・アウグスト・ナイトハルト主導の元ローザリアが遊牧民を勢力下に置く動きが活発化している。
ニューロードの出発点にあたる港町。乾燥地帯であるドライランドに属しているが、海面に位置しているため比較的緑が豊かな町である。
砂漠のオアシスに存在する集落。ノースポイントやローザリアへ向かう際の中継地点として利用されている。
独自の言語を持つ遊牧民タラール族の村。外部との交流は少ないが、ナイトハルトは勢力拡大のために彼らを勢力下に加えようと考えている。
砂漠の地下洞の奥にある町。ディステニィストーン「土のトパーズ」が保管されたニーサの祭壇がある。
古代神の時代から存在する巨人族が暮らす隠れ里。カラム山脈の奥地に存在する。サイヴァと古代神の争いの際に神々の戦力として殺し合いを強いられ、心身ともに傷ついた生き残り達がこの地にひっそりと暮らしている。アイスソードなどの強力なアイテムが売られている。
ドライランド北部を形成する広大な砂漠。巨大な流砂が渦巻き、魔物の姿を疎らに見かけるだけの不毛の地だが、その地下には遺跡の存在が確認されている。
マルディアス
北バファル帝国には広大な乾燥地帯が広がっている。
ここガレサステップにはタラール族という人々が住んでいる。
族長ニザムの孫娘アイシャ。
他の娘達とは違い、草原を馬で駆け回るのが大好きだ。
今日も馬に乗り、村を出て行く。
アイシャ編のスタート地点ドライランド南部に広がる草原。乾燥に強い植物や低木が自生した豊かな土地。中央部や西部には神々と関りがあるとされる遺跡が存在している。
廃墟と化し魔物たちが住み着いている砂漠の遺跡。その地下には伝説の湖の町に繋がる洞窟があり、古代人の末裔である地底人が暮らしている。
ウソ東部に存在する謎の古城。人間が利用するにはあまりにも大きすぎる城である。
ドライランドの上空には嘗てミルザが挑んだとされるエロールの試練の地が存在するという。
北バファル大陸南部の地域。約150年前にバファル帝国から独立・建国され、同地域を統括するローザリア王国がそのまま名前の由来となっている。
温暖湿潤な気候から農業が盛んであり、海洋貿易のかなめであるイナーシーや中央に通るニューロードの存在から経済面は潤沢。近隣諸国の特徴を取り入れ洗練された文化が築かれており、技術水準も高い。
ローザリアの首都。機能性と外観の美しさを両立したマルディアスの最先端ともいうべき都市。王家が暮らすクリスタルパレスもこの街に存在する。
ニューロードに属する街道沿いの町で、ロレンジ等の果実が名産品として有名。この街の武器屋には超高額・高性能のレア武器が売られており、殺してでもうばいとりたくなるねんがんの一品と言われている。
ローザリアにおける海上貿易の要となるイナーシー沿岸の港町。
再びマルディアス
南北バファル大陸を繋ぐ、細い陸地の上に築かれたイスマス城。
この重要な地域を巡って、ローザリア王国とバファル帝国は争いを繰り返してきた。
現在、イスマス城はローザリア王国の一部である。
この城の主、イスマス侯ルドルフとその妻マリア。娘のディアナ。
そして彼がその弟。アルベルト。この物語の主人公である。
アルベルト編のスタート地点。南北バファル大陸の中間に位置する起伏の激しい土地で、現在はローザリア領だが、歴史上ローザリアとバファル帝国の間を揺れ動いてきた場所である。
この一帯を管轄していたイスマス城はある日、一夜にして魔物たちの手により攻め落とされてしまった。
イスマス城近郊に存在する洞窟。サルーインが封印された地へとつながっている。
マルディアス一高い山。四天王の一体であるタイニィフェザーが山頂で暮らしている。彼の羽根を持ちかえれば勇気の証になるといわれており、かつてナイトハルトも成人の節目として挑戦したという。
ディステニィストーン「水のアクアマリン」が眠る湖。ローザリア兵の乗る船が巡回しており、見つかった者は強制的に追い出される。湖の中にはいくつかの洞窟があり、その中の一つにアクアマリンが置かれている。
南バファル大陸のほぼ全域を占める大国で、ワロン島出身のメルビルが980年前に結成した商船団を母体に建国された。
現存する国家の中では最も古く建国950年以上の歴史を誇り、嘗ては東方の離島や後のローザリアである北バファルをも領土にしていた。現在は何れも独立を許し、国家としては衰退期にあるがその長大な歴史に裏付けられた文化の円熟ぶりは随一。
学問の研究が盛んで、首都メルビルには紀元前の貴重な書物や資料が多数保蔵されている。一方、内部では皇帝の座を狙う権力闘争が渦巻いているという。
帝国の首都。建国者のメルビルがそのまま都市の名称になっている。
交易で栄えた国の首都だけあって貿易港としても重要な存在であり多くの人と物品が行き来する。図書館には紀元前の貴重な書物や資料、初代大法官ユリウスの蔵書が多数収蔵されており、マルディアス屈指の知識の宝庫となっている。
地下に広がる世界一カッコイイ下水道には盗賊やサルーインの信徒といったならず者たちが屯しているらしい。
ローザリア王国との国境に位置する街。国防の最前線だけあって、高性能な武具が流通している。現皇帝フェル6世の妹マチルダの夫であるコルネリオが代表を務める。
イナーシーに面した貿易都市。イナーシーを囲むあらゆる街に連絡船を出している帝国の玄関口的存在。代表のフランコはキャラクターモデルが作られてはいるが、実際に会える機会はない。
豊富な金脈を持つ鉱山を中心に発展していった帝国の金庫ともいうべき街で、皇帝直属の統治が行われている。鉱山では大規模な金鉱脈の採掘がおこなわれている。
またまたマルディアス
バファル帝国の首都メルビルの南方に、迷いの森と呼ばれる広大な森林がある。
人間がこの森に入ろうとしても、いつの間にか外へ出てしまうという不思議な森。
それゆえ、鳥や獣の楽園になっている。
この老いた魔女の名はオウル。森の魔女として知られている。
人々はこの魔女が、その妖しい力で森を守っていると信じている。
こちらの若い娘は、オウルに赤ん坊の頃から育てられた。
その名はクローディア。
クローディア編のスタート地点。南バファル大陸東部のイレア半島に広がる大森林で、訪問者を迷わせることからこの名で呼ばれている。この一帯には狩人や薬草摘み等を除いて住人は殆どいないが、森の奥にはオウルと呼ばれる魔女が住んでいる。
地盤の隆起によって形成された高原。岩山の中腹からグレートピットと呼ばれる大穴が広がっており、その最深部には四天王の一体であるアディリスが住んでいる。
マルディアスの南端に位置する地域。氷雪に閉ざされた寒冷地で、文明社会とのつながりはほぼ存在せず狩猟民族のバルハル族が暮らすのみである。名前はそのままバルハル族の住む土地を意味している。
今度もマルディアス
南極に近い極寒の地バルハラント。
この厳しい環境の土地にも狩猟を生業とするバルハル族という人々が住んでいる。
今年は暖かく猟の獲物も多いのだが、モンスターも多く見られるようになった。
この村の長ガトの家。その名を取ってガトの村と呼んでおこう。
そのガトの村にバルハル族でも一、二を争う勇者がいた。
その女の名はシフ。
シフ編のスタート地点。バルハラントにおいて唯一人が定住する集落で、バルハル族が暮らしている。
原始的な狩猟文化に基づく生活を送っており他地域との交流はない為、技術の発達もあまり進んでいないが、旅商人による物資流通は行われているので他地域と同様の設備が一通り揃ってはいる。
バルハラントの一面に広がる雪原。魔物たちが住み着いている洞窟が各地に存在するほか、東には年中凍結した湖が存在する。
凍結湖の中に存在する城らしき建築物。ディステニィストーン「邪のオブシダン」が眠っているが、建造時期・目的共は謎に包まれている。
ユーエン大陸中央部を占める国家。古来よりこの地に住む狩猟民族クジャル族を統一したアイルザックス・クジャラスツによって300年前に興されたのが始まり。勢力を着実に拡げていき、最終的には97年前に旧エスタミル王国を滅ぼし吸収する形で現在の版図を得るに至った。
元々文化水準が低かったため征服した多民族の文化をそのまま吸収することで発展を遂げていった歴史があり、旧エスタミル王国の文化をそのまま継承している。しかしその弊害として地域ごとの格差が激しく、貧民層の増大や犯罪の増加といった問題を孕む結果となっている。旧エスタミル王国時代から裏社会に君臨する盗賊ギルドは今もなお貧民街に強い影響力を持ち、為政者たちにとっての悩みの種となっている。
ロマサガ1では中東風の街並みが広がっており、ミンサガとは雰囲気が大きく異なる。
北バファル大陸のローザリア地方に存在するが、便宜上ここに記載する。
クジャラート首都エスタミルの北部で、国の代表である首長(リー)のウハンジが住んでいる。愛の女神アムトを奉る神殿には恋愛成就を願う若者の訪問が後を絶たない。
やっぱりマルディアス
北バファル大陸とユーエン大陸のつなぎ目に世界一の都市エスタミルがある。
この都は陸上、海上の交通のかなめとして発展した。
そのため世界中から物と人とが集まってくる。
しかし、都市特有の悪徳もはびこっている。暴力、犯罪、貧困。
そんな環境の中でも力強く生きる若者がいる。
盗賊ジャミルだ。
ジャミル編のスタート地点。首都エスタミルの南部で、北エスタミルとは船や地下道でつながっている。住民の貧富の差が激しく治安の悪い地域であり、物乞いをする子供たちや金品を狙うごろつきがうろついている。
クジャラートの元首都。統治者の太守トゥマンはかつて行われていた水竜の祭りを復活させ、クジャラートの頂点に立とうと目論んでいる。
マルディアス最大の湖。太湖の主である四天王の一体・水竜を奉る神殿が存在し、その奥地に水竜が住んでいる。
タルミッタの西に存在する、クジャラートを裏から支配しようと目論んだアサシンたちのアジト…とは名ばかりで、本物のアサシン達はすでに追い出され、ミニオン・ストライフが無関係の人間を暗殺者に仕立て上げるために利用している偽りのアサシンギルドと化している。ギルド…ばんざい……
ボガスラル海峡に挟まれた南北エスタミルを繋ぐ地下道。盗賊ギルドのアジトやカタコームと呼ばれる墓地が存在する。カタコームにはアグネスの加護を受けた聖杯が眠っているという。
ユーエン大陸東部に位置する地域。平野の少ない険しい山岳地帯であり、気候は比較的寒冷。元は人間が暮らすには不向きな不毛の土地だったが、騎士団による開拓が進み現在に至っている。しかし、未開の地はいまだに多くの魔物たちが巣食っている。
ミルザの盟友オイゲン公が創設した銀の騎士団によって興された領土であり、その戦友でありサルーインを封印した戦神ミルザを騎士達は信奉の対象であると同時に仕えるべき主君と定めている。各領地ごとに代表を務める統治者はいるものの他地域の国家のような騎士団領全体を纏める絶対的君主が存在せず、騎士たちによる合議制という独自の統治体形が形成されている。
その土地柄か質実剛健な文化が根付いており、武具の研究が盛ん。しかし近年は騎士たちの権威低下・堕落が進行しており、72年前に起きたクジャラートとの戦いではローザリアに救援を求める体たらくであった。このような実情に対し、テオドール達は誇りを取り戻そうと躍起になっている。
英雄ミルザの名を関した第一都市。「騎士団の剣」の二つ名を持つテオドールが統治している。
険しい山間に築かれた城塞都市。オイゲン公の末裔である「騎士団の盾」ことハインリヒが統治している。
ディステニィストーン「火のルビー」を管理する高名な術士フラーマが統治する街。騎士団お抱えの優秀な術士を多数輩出してきた。
嘗て周辺の安全を確保するための拠点として建造された砦の跡地。治安が良くなったために使われなくなり、いつしか魔物たちが住み着くようになった。
テオドールの娘コンスタンツを魔物たちが火のルビーを手に入れるための人質として幽閉した洞窟。
嘗てサルーインの信徒たちがアジトとして利用していたと思しき建造物。偽物とすり替えられたテオドールがゲーム終盤に監禁されている場所。
オイゲン公と交流を持っていた竜騎士の住まう処。代々のオイゲンシュタット領主はこの地で騎士の奥義「龍陣」を竜騎士から教わるのがしきたりとなっている。
シフの祖先がバルハラントから持ち帰った「竜の眼」は本来この地にあったという。
ユーエン大陸北西に位置する地域。元々文明社会から隔絶された場所であり東部に黒海を臨んでいる事もあり人類にとって不毛の地であったが、ニューロードがこの地域まで伸びてきたことで状況は一変。70年前に結成されたクジャラートの大規模開拓団を中心とする本格的な開拓がはじまった。その事から新天地を意味するフロンティアの名で呼ばれている。
荒れ果てた荒野と険しい山岳地帯が広がっており人が住むのには適していないが、気候は温暖湿潤で水源にも恵まれており、先述の問題を如何に解決するかが今後の発展のカギを握っていると言えるだろう。いくつかの集落が存在してはいるが、まだ開拓の途上にあり独自の文化や産業が生まれるのはこれからである。
まだマルディアス
ニューロード。
北バファル大陸の北端ノースポイントからユーエン大陸の西の端ウエストエンドまで続く一本の道。
この道を多くの人々が行き来する。商人、軍隊、冒険者。
この旅芸人の一行も、この道を北から南、東から西へと旅して暮らしている。
彼らは旅を続け、ようやくウエストエンドまでたどり着いた。
バーバラ編のスタート地点。ニューロードの終点に存在する開拓者たちの拠点。フロンティアの中では唯一他の街のような店や施設が存在する。
最近になって拓かれた開拓村の一つで、断崖の狭間に作られた。住民たちは外敵の侵入を防ぐために崖から吊るされた家に暮らしている。
ヴァンパイアが復活している間、彼のしもべと化して襲い掛かってくる村民はイベントランクが上がりにくい割に能力が成長しやすいため、これを利用したしもべ狩りというテクニックが存在する。
最近になって拓かれた開拓村の一つで、山間に作られた。村の貯金が入っている宝箱はジュエルビーストの襲撃により壊滅しなければ開けることができない。
各大陸間を貫いて作られた交易路ニューロードの終着点。魔物の増殖を理由にあと一歩のところで建設が中断されている。
ヤシ開拓村の北に存在する洞窟。魔物が開拓村に住む子供をミニオンに捧げる生贄として連れ去った場所。ここで挑戦できるイベント「開拓村の誘拐事件」はかなり早期に発生期限を迎えてしまうので、最序盤の強制戦闘が多いシフ編などで挑戦したい場合は要注意。
サオキ開拓村の西に存在する洞窟。ここに住み着いている魔物達がミニオンの注目を引こうと暴れており、村民達の平和を脅かしている。
旧エスタミル王国が健在の頃、女神アムトの神官アグネスに封印されたヴァンパイアが眠る洞窟。
フロンティア奥地に存在する洞窟。サルーインは1000年前、自身が生み出した怪獣ジュエルビーストを持て余しこの洞窟の奥地に封印してしまった。
しつこくマルディアス
世界には、謎の財宝が眠る場所が数多くある。
その一つ、リガウ島。
リガウ島を目指す冒険者の一団。
ローザリア生まれの聖戦士ガラハド。
エスタミル生まれの炎の魔術士ミリアム。
そして、グレイ。
南バファル帝国頭部に位置する火山性の離島。かつては帝国領であったが、重税に耐えかねた住民たちが反乱を起こしたのを機に独立した。
バファル領になる以前から独自の文化が存在しており、何かしらの国家がかつて存在したとの説もあるが、特定の神に対する信仰もなくその手掛かりは見つかっていない。特異な環境ゆえ定住者は少なく、島の北岸に町が一つ存在するのみである。
グレイ編のスタート地点。この島で唯一の町。草原の財宝を求めて訪問する冒険者たちの拠点として賑わっている。
島一面に広がる広大な草原。恐竜と呼ばれる固有の大型爬虫類「トリケラトプス」が多数生息している。至る所に点在する穴は洞窟に繋がっており、そこには財宝が眠っているという。
四天王の一体であるフレイムタイラントが住む活火山。その奥は冥府へとつながる扉がある。
三柱神の長兄デスが治める地。死した生命の魂はここで「浄化」され現世へと転生する仕組みとなっている。稀に前世の記憶が消えない魂もあり、そうした魂は煉獄へ落ちていく。
最後のマルディアス
サンゴ海。その名のとおり、美しいサンゴの楽園。
だが、そこは海賊の楽園でもある。
海賊船レイディラック。
そして、海賊キャプテン・ホークだ。
ホーク編のスタート地点。北バファル大陸東部の海で、帝国の海運と交易を支える重要な海域。数多の商船が行きかい海上貿易が活発な一方それを狙う海賊たちも多数出没している。彼らは断崖に囲まれた複雑な地形の入り江を利用して取り締まりから逃れており、近年の帝国弱体化に伴い勢力を増しつつある。
この地域では不安定な船上での戦いを想定した取り回しのいい小型の武器が帝国海軍と海賊の戦いを通して発展を遂げてきた。
入り江の洞窟の先にある海賊たちの拠点。海賊シルバーおよび傭兵の海賊を仲間にするためにはここに来なければならないが、ホーク編のプロローグ以外ではある手順を踏まないと訪れることができない。
サンゴ海北東の無人島。景観は素晴らしいが島が存在する海域は海賊の縄張りのため訪れる者は皆無。
サンゴきゃい北部の島。赤道付近に存在するため気候は温暖で、島全体ぎゃ熱帯性のジャングルに覆われている。
初代バファル皇帝メルビルの出身地でありもとは帝国領だったぎゃ、現在はリギャウ島同様帝国きゃから独立し南北バファル大陸との交易により独自の自治を形成している。
ぎゃん壁の上に作られた港町。建築物の屋根ぎゃドーム状になっているのぎゃ特徴。
島の北端に位置する街。人間に交じってゲッコ族のわきゃ者たちも暮らしている。商店の裏ぎゃわには不穏な鳴き声ぎゃ聞こえるという噂ぎゃある。
サルーインによって知性を与えられたときゃげの亜人「ゲッコ族」ぎゃ暮らす、洞窟内に存在する集落。ゲッコ族は自分たちのルーツであるサルーインを信奉対象とする閉鎖的な種族であったぎゃ、わきゃい世代にはゲラ=ハのような人間との交流を望む者も多い。
島一面に広ぎゃる熱帯の密林。島を横断するきゃわをさきゃのぼった先には古代の遺跡やいくつもの自然洞窟ぎゃ存在する。奥地には伝説のきゃい族シルバーがディステニィストーン「きゃぜのオパール」をはじめとする財宝をきゃくした洞窟ぎゃある。
ディステニィストーン「気のムーンストーン」ぎゃ封印されているジャングル奥地の神殿。入るには月の女ぎゃみであるアムトとエリスのシンボルぎゃ必要になる。
4大陸に囲まれた内海。大陸間移動を手早く移動出来ることから古くより航路が確立されている。イナーシーに接する各国の沿岸都市は貿易の拠点として重要な位置にある。荒波もなく穏やかな海だが、中央に存在する魔の島は嵐が吹き荒れ、如何なる船をも寄せ付けない。
イナーシーの中央に浮かぶ常に吹き荒れる嵐に覆われた島。邪悪な魔導師ウェイ=クビンが住んでおり、不老不死の研究を行っているという。
南バファル大国とユーエン大陸西部の間にある海。その名の通り海水が黒く染まっており、触れたが最後怪物になってしまうという噂が船乗り達の間で広まっている。海底には海神ウコムを奉る神殿が存在しており、その奥にディステニィストーン「闇のブラックダイア」が保管されている。
北バファル大陸とユーエン大陸を結ぶ大街道。ノースポイント、ウソ、クリスタルシティ、アルツール、南北エスタミル、タルミッタ、ウエストエンドと数多くの都市が連なる重要な陸上交易路である。もとは追剥ぎの男が罪滅ぼしの為に作り始めた道であり、やがて多くの人々が参加していった。男の死後も道は作り続けられ、現在にいたっている。
三柱神の末妹シェラハの居城。とある場所にある彼女を奉る神殿からこの地に行く事が出来るという。
妖精達が住まう森。神々の戦いの際に妖精王の手によって次元の狭間へと隔離され、以降現在に至るまで世界中をさまよっている。年に一度、真夏の夜に妖精王の玉座が現れるらしい。
1000年前にミルザがサルーインを封じた地であり、文字通り主人公が最後に向かう地点。イスマスの洞窟にここへ行くためのゲートが存在する。
ロマサガ1ではいくつかの人物・場所・イベントの名称がミンサガと異なっている。該当は以下の通り。
| 地域 | ミンサガ | ロマサガ1 |
|---|---|---|
| ドライランド | ウソ | ウロ |
| ローザリア | ヨービル | オービル |
| 騎士団領 | 砦跡 | モンスター |
| 邪教の廃墟 | テオドール | |
| フロンティア | ヤシ開拓村、サオキ開拓村 | ムラ |
| ヤシの洞窟 | どうくつ | |
| サオキの洞窟 | ダンジョン | |
| ヴァンパイアの洞窟 | バンパイア | |
| ワロン島 | ワロン島 | アロン島 |
| ミンサガ | ロマサガ1 |
|---|---|
| ウハンジ | アフマド(SFC)/ドマファ(WSC) |
| トゥマン | ハルーン(SFC)/ルーハン(WSC) |
| 吟遊詩人 | ハオラーン |
| 兵士A | へいし1 |
| 兵士B | へいし2 |
| 地域 | ミンサガ | ロマサガ1 |
|---|---|---|
| ドライランド | 最終試練 | 最後に待つ試練 |
| ローザリア | アクアマリン探索 | 「水」のアクアマリン |
| 魔の島 | 魔の島の秘宝 | |
| バファル | 宿屋の娘/変死事件発生 | サルーインの秘密神殿 |
| ネビルの依頼 | ジャン救出作戦 | |
| オウルの呼び声 | オウルとの死別 | |
| メルビル襲撃計画 | モンスター軍団襲来 | |
| クジャラート | ウハンジの秘密 | ハーレム潜入作戦 |
| 暗殺者ギルド | アサシンギルドを潰せ | |
| 騎士団領 | テオドール乱心 | テオドールを追って |
| フロンティア | サオキの魔物 | モンスター大発生 |
| ヴァンパイア復活 | バンパイアの復活 | |
| リガウ島 | 草原の財宝 | 恐竜世界の財宝 |
| ワロン島 | ゲッコ族 | ゲッコ族の解放 |
| 四天王関連 | トマエ火山のモンスター | トマエ火山の迷宮 |
| 勇気の証/火神防御輪 | スカーブ山の怪鳥 | |
| 疾風の靴 | グレートピット探検 | |
| 水竜の神殿/あまぐもの腕輪 | 水竜の棲む湖 | |
| アイスソード | アイスソードを持つ男 |
マルディアスの創造主。マルディアスという名はこの神に由来する。サイヴァとの戦いが終わったのち、他の古代神たちと共に星を放棄して何処かへと消えてしまった無責任な神。
破壊女神と呼ばれる古代神で、マルダーの妻という説もある。突如世界規模の争いを仕掛けたが、その理由は一切不明。その戦闘力は他の神々が束になっても引けを取らないほどの圧倒的なものだったが、自身が生み出したエロールが敵陣に寝返ったのが仇となり敗北。しかし世界各地に散らばったその残骸は再び寄り集まって三柱の神を生み出し、新たな戦乱の火種となった。
「わたしは、この世界そのものと、世界に存在するすべてのものを、いとおしく思っているよ。
どのような結果も受け入れるだけだ。」
太陽と光の神。破壊女神サイヴァが戦力増強のために創造した最後の古代神で、マルダー達に加勢してサイヴァを打倒した。マルダーの側に付いたのは、サイヴァの良心が残っていた小指の爪先から生み出された事でその影響を強く受けたためとも、マルダーからマルディアスの主導権を与える代わりにサイヴァを裏切るよう取引を持ち掛けられたためとも言われており真相は定かではない。新たなる神々の戦いで対峙した三柱神もサイヴァをルーツとする為、彼等とは兄弟分の間柄にあたる。
他の古代神が去ったのち、唯一残ったニーサと共に新たなる神々を創造した神々の父ともいうべき存在。現生のマルディアス人の創造主でもあり、主神としてあがめられている存在。一説には身分を隠しお忍びでマルディアス各地を放浪しながら世界を見守っているともいわれている。
「わが子らよ…サルーインが帰ってきます。
それを止めることが出来なければ世界は再び破滅を迎えます。」
大地と豊穣を司る古代神。サイヴァが倒れた後エロールと共にマルディアスに残り、彼の妻として新たなる神々を創造した神々の母とも呼べる存在。地底人やタラール族のルーツである古代人の創造主でもある。
他の古代神と違いマルディアスに残留したのは、星野台地と一体化しているので去るに去れなかったからという説がある。
「見事だ。 『闇のブラックダイア』、お前に託そう。」
海と風雨の神。エロールとニーサが創造した新しき神々の一柱。
自信が持つ水の力によって海とそこに住む生命を創造した。三柱神との戦いでは腕を鉾に変えて勇敢に立ち向かったといわれる。海上貿易が重要なマルディアスにおいては最も幅広く信仰された神である。
しかし一方では娘可愛さに一般人を巻き添えにするような嵐を起こしたりとかなりおっかない一面も。
「運命を選ぶは人。神にあらず。」
森の神にして植物の父。新しき神の一柱で、古代神の争いで荒廃したマルディアスの大地に種をまき、森を広げていった。
サルーインの手で多くの植物が魔物と化した事を悲しみ、迷いの森に隠れたと言われている。
「あなたがディステニィストーンのくびきから逃れ、その生を全うすることを祈ります。」
銀の月と獣の女神。新しき神の一柱で、マルディアスの夜を照らすために生み出された。
多くの生き物を野に放ち、三柱神との戦いでは弓を手に戦ったと言われている。特定の神殿が存在しないため、人々にとっては謎の多い神である。現在は獣の姿を取り、ある人物を見守っているらしい。
「癒してあげる」
赤い月と愛の女神。シェラハの闇の魔力に対抗するために創造された第二の月の女神。エリスと力を合わせ、その光の力でシェラハとデスを戦線から追い払ったという。
彼女がつかさどる愛は「博愛」だが、若者たちを中心に恋愛の女神という解釈が広まっており、北エスタミルの神殿は恋愛成就を願う訪問者でにぎわっている。
「我に続け!!」
元々は「銀の戦士」の二つ名を持つ人間で、数多の戦いを経て英雄とたたえられた。エロールの試練を乗り越えて神に認められ、サルーインを己が命と引き換えに封印した。
本来死者の魂はデスが治める冥府に流れ着くのだが、特例としてその功績を認めたエロールにより正義を司る戦神として復活し、戦士たちの信仰の対象となった。
「生あるものが、ここへ何をしに来た。」
破壊女神サイヴァの骨から生まれ出でた三柱神の長兄。冥府を治める厳格なる死の王であり、マルディアスの魂の循環にまつわる神。神々の戦いでは亡者の軍団を地上に送り込みエロール陣営相手に猛威を振るうも、最終的にはエリスとアムトの力により追い返された。
掛け替えのない大きな代償を差し出せば相手の善悪を問わず力を貸し与えると言われている。ルート次第では主人公はサルーインの居場所を求めて謁見する事になる。死亡したバトルキャラクターを復活されてくれたり、条件次第で煉獄の探索を許可してくれたりと、見た目は恐ろしいが中々に話の分かる神である。
「お前を葬りさり、あの敗北がエロールの仕組んだ卑劣なワナだったと証明し、
このわずかな傷を拭い去って完全な復活を遂げるのだ。」
三柱神の次兄。死してなお脈打ったと言われるサイヴァの心臓から生まれた破壊神。魔物達を生み出し兄妹と共にエロール達に戦いを仕掛けたが、ミルザとの戦いの末ディステニィストーンの力により封印された。しかし1000年後の現代、分身であるミニオンを地上に送り込み復活のエネルギーを集めさせている。人目のつかぬところでサルーインを信奉する人間もおり、そういった者達は邪教徒として恐れられている。
「お前の力で闇の力を抑えよ。我が支配に闇を従わせよ。」
サイヴァの黒髪より生まれた三柱神の末妹。無尽蔵とも思えるほどの魔力を有する闇の女王であり、その闇はエリスとアムトが力を合わせねば抑えられないほど深い。神々の戦いが集結する前に何処かへと姿を消し、その行方は知られていないが……。
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最終更新:2025/12/13(土) 04:00
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