マルディアスとは、ロマンシング サ・ガ、およびロマンシングサガ ミンストレルソングの舞台である。
マルダーという名の神によって生み出された惑星で、何人もの神々によって管理されている世界。二度にわたる神々の戦いが繰り広げられた過去がある。
基本的に各地の地名や設定はミンサガ準拠で記載する。
マルディアス
北バファル帝国には広大な乾燥地帯が広がっている。
ここガレサステップにはタラール族という人々が住んでいる。
族長ニザムの孫娘アイシャ。
他の娘達とは違い、草原を馬で駆け回るのが大好きだ。
今日も馬に乗り、村を出て行く。
詳細はドライランドを参照
再びマルディアス
南北バファル大陸を繋ぐ、細い陸地の上に築かれたイスマス城。
この重要な地域を巡って、ローザリア王国とバファル帝国は争いを繰り返してきた。
現在、イスマス城はローザリア王国の一部である。
この城の主、イスマス侯ルドルフとその妻マリア。娘のディアナ。
そして彼がその弟。アルベルト。この物語の主人公である。
詳細はローザリアを参照
詳細はバファル帝国を参照
今度もマルディアス
南極に近い極寒の地バルハラント。
この厳しい環境の土地にも狩猟を生業とするバルハル族という人々が住んでいる。
今年は暖かく猟の獲物も多いのだが、モンスターも多く見られるようになった。
この村の長ガトの家。その名を取ってガトの村と呼んでおこう。
そのガトの村にバルハル族でも一、二を争う勇者がいた。
その女の名はシフ。
詳細はバルハラントを参照
やっぱりマルディアス
北バファル大陸とユーエン大陸のつなぎ目に世界一の都市エスタミルがある。
この都は陸上、海上の交通のかなめとして発展した。
そのため世界中から物と人とが集まってくる。
しかし、都市特有の悪徳もはびこっている。暴力、犯罪、貧困。
そんな環境の中でも力強く生きる若者がいる。
盗賊ジャミルだ。
詳細はクジャラートを参照
詳細は騎士団領を参照
まだマルディアス
ニューロード。
北バファル大陸の北端ノースポイントからユーエン大陸の西の端ウエストエンドまで続く一本の道。
この道を多くの人々が行き来する。商人、軍隊、冒険者。
この旅芸人の一行も、この道を北から南、東から西へと旅して暮らしている。
彼らは旅を続け、ようやくウエストエンドまでたどり着いた。
詳細はフロンティア(ロマサガ)を参照
しつこくマルディアス
世界には、謎の財宝が眠る場所が数多くある。
その一つ、リガウ島。
リガウ島を目指す冒険者の一団。
ローザリア生まれの聖戦士ガラハド。
エスタミル生まれの炎の魔術士ミリアム。
そして、グレイ。
南バファル帝国頭部に位置する火山性の離島。かつては帝国領であったが、重税に耐えかねた住民たちが反乱を起こしたのを機に250年前に独立を果たした。
バファル領になる以前から独自の文化が存在しており、建物の様式や島特有の金属であるリガウ鋼、刀の存在などはそれに基づいたものである。何かしらの国家がかつて存在したとの説もあるが、特定の神等に対する信仰がなくその手掛かりは見つかっていない。特異な環境ゆえ定住者は少なく、島の北岸に町が一つ存在するのみである。
グレイ編のスタート地点。
この島で唯一の町。草原の財宝を求めて訪問する冒険者達の拠点として賑わっている。現在のリガウ島はこの町の交易の航路が帝国との唯一の繋がりである。
島一面に広がる広大な草原。恐竜と呼ばれる固有の大型爬虫類「トリケラトプス」が多数生息している。至る所に点在する穴は洞窟に繋がっており、そこには財宝が眠っているという。
四天王の一体であるフレイムタイラントが住む活火山。その奥は冥府へとつながる扉がある。
三柱神の長兄デスが治める地。死した生命の魂はここで「浄化」され現世へと転生する仕組みとなっている。稀に前世の記憶が消えない魂もあり、そうした魂は煉獄へ落ちていく。
詳細はサンゴ海を参照
最後のマルディアス
サンゴ海。その名のとおり、美しいサンゴの楽園。
だが、そこは海賊の楽園でもある。
海賊船レイディラック。
そして、海賊キャプテン・ホークだ。
サンゴきゃい北部の島。赤道付近に存在するため気候は温暖で、島全体ぎゃ熱帯性のジャングルに覆われている。
初代バファル皇帝メルビルの出身地でありもとは帝国領だったぎゃ、現在はリギャウ島同様重税に対して耐えきゃねた住民たちの反乱によって250年前に帝国きゃから独立。現在は南北バファル大陸との交易により独自の自治を形成している。
ぎゃん壁の上に作られた港町。建築物の屋根ぎゃドーム状になっているのぎゃ特徴。
島の北端に位置する街。
人間に交じってゲッコ族のわきゃ者たちも暮らしている。商店の裏ぎゃわには不穏な鳴き声ぎゃ聞こえるという噂ぎゃある。
サルーインによって知性を与えられたときゃげの亜人「ゲッコ族」ぎゃ暮らす、洞窟内に存在する集落。
ゲッコ族は自分たちのルーツであるサルーインを信奉対象とする閉鎖的な種族であったぎゃ、わきゃい世代にはゲラ=ハのような人間との交流を望む者も多い。
島一面に広ぎゃる熱帯の密林。
島を横断するきゃわをさきゃのぼった先には古代の遺跡やいくつもの自然洞窟ぎゃ存在する。奥地には伝説のきゃい族シルバーがディステニィストーン「きゃぜのオパール」をはじめとする財宝をきゃくした洞窟ぎゃある。
ディステニィストーン「気のムーンストーン」ぎゃ封印されているジャングル奥地の神殿。
入るには月の女ぎゃみであるアムトとエリスのシンボルぎゃ必要になる。
4大陸に囲まれた内海。大陸間移動を手早く移動出来ることから古くより航路が確立されている。イナーシーに接する各国の沿岸都市は貿易の拠点として重要な位置にある。荒波もなく穏やかな海だが、中央に存在する魔の島は嵐が吹き荒れ、如何なる船をも寄せ付けない。
イナーシーの中央に浮かぶ常に吹き荒れる嵐に覆われた島。邪悪な魔導師ウェイ=クビンが住んでおり、不老不死の研究を行っているという。
南バファル大国とユーエン大陸西部の間にある海。その名の通り海水が黒く染まっており、触れたが最後怪物になってしまうという噂が船乗り達の間で広まっている。海底には海神ウコムを奉る神殿が存在しており、その奥にディステニィストーン「闇のブラックダイア」が保管されている。
北バファル大陸とユーエン大陸を結ぶ大街道。ノースポイント、ウソ、クリスタルシティ、アルツール、南北エスタミル、タルミッタ、ウエストエンドと数多くの都市が連なる重要な陸上交易路である。もとは追剥ぎの男が罪滅ぼしの為に作り始めた道であり、やがて多くの人々が参加していった。男の死後も道は作り続けられ、現在にいたっている。
三柱神の末妹シェラハの居城。とある場所にある彼女を奉る神殿からこの地に行く事が出来るという。
妖精達が住まう森。神々の戦いの際に妖精王の手によって次元の狭間へと隔離され、以降現在に至るまで世界中をさまよっている。年に一度、真夏の夜に妖精王の玉座が現れるらしい。
1000年前にミルザがサルーインを封じた地であり、文字通り主人公が最後に向かう地点。イスマスの洞窟にここへ行くためのゲートが存在する。
ミンサガとロマサガ1ではいくつかの人物・場所・イベントの名称が異なっている。プロデューサーの河津秋敏が自身のXで語ったところによると、ミンサガの地名が本来の名称でありロマサガ1では容量の都合で地名を変えていたとのこと。
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https://twitter.com/SaGa30kawazu/status/1607674015119994882
| 地域 | ミンサガ | ロマサガ1 |
|---|---|---|
| ドライランド | ウソ | ウロ |
| ローザリア | ヨービル | オービル |
| 騎士団領 | 砦跡 | モンスター |
| 邪教の廃墟 | テオドール | |
| フロンティア | ヤシ開拓村、サオキ開拓村 | ムラ |
| ヤシの洞窟 | どうくつ | |
| サオキの洞窟 | ダンジョン | |
| ヴァンパイアの洞窟 | バンパイア | |
| ワロン島 | ワロン島 | アロン島 |
| ミンサガ | ロマサガ1 |
|---|---|
| ウハンジ | アフマド(SFC)/ドマファ(WSC) |
| トゥマン | ハルーン(SFC)/ルーハン(WSC) |
| 吟遊詩人 | ハオラーン |
| 兵士A | へいし1 |
| 兵士B | へいし2 |
| 地域 | ミンサガ | ロマサガ1 |
|---|---|---|
| ドライランド | 最終試練 | 最後に待つ試練 |
| ローザリア | アクアマリン探索 | 「水」のアクアマリン |
| 魔の島 | 魔の島の秘宝 | |
| バファル | 宿屋の娘/変死事件発生 | サルーインの秘密神殿 |
| ネビルの依頼 | ジャン救出作戦 | |
| オウルの呼び声 | オウルとの死別 | |
| メルビル襲撃計画 | モンスター軍団襲来 | |
| クジャラート | ウハンジの秘密 | ハーレム潜入作戦 |
| 暗殺者ギルド | アサシンギルドを潰せ | |
| 騎士団領 | テオドール乱心 | テオドールを追って |
| フロンティア | サオキの魔物 | モンスター大発生 |
| ヴァンパイア復活 | バンパイアの復活 | |
| リガウ島 | 草原の財宝 | 恐竜世界の財宝 |
| ワロン島 | ゲッコ族 | ゲッコ族の解放 |
| 四天王関連 | トマエ火山のモンスター | トマエ火山の迷宮 |
| 勇気の証/火神防御輪 | スカーブ山の怪鳥 | |
| 疾風の靴 | グレートピット探検 | |
| 水竜の神殿/あまぐもの腕輪 | 水竜の棲む湖 | |
| アイスソード | アイスソードを持つ男 |
マルディアスの創造主。マルディアスという名はこの神に由来する。サイヴァとの戦いが終わったのち、他の古代神たちと共に星を放棄して何処かへと消えてしまった無責任な神。
破壊女神と呼ばれる古代神で、マルダーの妻という説もある。
突如世界規模の争いを仕掛けたが、その理由は一切不明。その戦闘力は他の神々が束になっても引けを取らないほどの圧倒的なものだったが、自身が生み出したエロールが敵陣に寝返ったのが仇となり敗北。
しかし世界各地に散らばったその残骸は再び寄り集まって三柱の神を生み出し、新たな戦乱の火種となった。
「わたしは、この世界そのものと、世界に存在するすべてのものを、いとおしく思っているよ。
どのような結果も受け入れるだけだ。」
太陽と光の神。破壊女神サイヴァが戦力増強のために創造した最後の古代神で、マルダー達に加勢してサイヴァを打倒した。マルダーの側に付いたのは、サイヴァの良心が残っていた小指の爪先から生み出された事でその影響を強く受けたためとも、マルダーからマルディアスの主導権を与える代わりにサイヴァを裏切るよう取引を持ち掛けられたためとも言われており真相は定かではない。新たなる神々の戦いで対峙した三柱神もサイヴァをルーツとする為、彼等とは兄弟分の間柄にあたる。
他の古代神が去ったのち、唯一残ったニーサと共に新たなる神々を創造した神々の父ともいうべき存在。現生のマルディアス人の創造主でもあり、主神として崇められている存在。一説には身分を隠しお忍びでマルディアス各地を放浪しながら世界を見守っているともいわれている。
「わが子らよ…サルーインが帰ってきます。
それを止めることが出来なければ世界は再び破滅を迎えます。」
大地と豊穣を司る古代神。サイヴァが倒れた後エロールと共にマルディアスに残り、彼の妻として新たなる神々を創造した神々の母とも呼べる存在。地底人やタラール族のルーツである古代人の創造主でもある。
他の古代神と違いマルディアスに残留したのは、星の大地と一体化しているので去るに去れなかったからという説がある。
海と風雨の神。エロールとニーサが創造した新しき神々の一柱。
自信が持つ水の力によって海とそこに住む生命を創造した。三柱神との戦いでは腕を鉾に変えて勇敢に立ち向かったといわれる。海上貿易が重要なマルディアスにおいては最も幅広く信仰された神である。
しかし一方では娘可愛さに一般人を巻き添えにするような嵐を起こしたりとかなりおっかない一面も。
「運命を選ぶは人。神にあらず。」
森の神にして植物の父。新しき神の一柱で、古代神の争いで荒廃したマルディアスの大地に種をまき、森を広げていった。
サルーインの手で多くの植物が魔物と化した事を悲しみ、迷いの森に隠れたと言われている。
「あなたがディステニィストーンのくびきから逃れ、その生を全うすることを祈ります。」
銀の月と獣の女神。新しき神の一柱で、マルディアスの夜を照らすために生み出された。
多くの生き物を野に放ち、三柱神との戦いでは弓を手に戦ったと言われている。特定の神殿が存在しないため、人々にとっては謎の多い神である。現在は獣の姿を取り、ある人物を見守っているらしい。
「癒してあげる」
赤い月と愛の女神。シェラハの闇の魔力に対抗するために創造された第二の月の女神。エリスと力を合わせ、その光の力でシェラハとデスを戦線から追い払ったという。
彼女がつかさどる愛は「博愛」だが、若者たちを中心に恋愛の女神という解釈が広まっており、北エスタミルの神殿は恋愛成就を願う訪問者でにぎわっている。
「我に続け!!」
元々は「銀の戦士」の二つ名を持つ人間で、数多の戦いを経て英雄とたたえられた。エロールの試練を乗り越えて神に認められ、サルーインを己が命と引き換えに封印した。
本来死者の魂はデスが治める冥府に流れ着くのだが、特例としてその功績を認めたエロールにより正義を司る戦神として復活し、戦士たちの信仰の対象となった。
「生あるものが、ここへ何をしに来た。」
破壊女神サイヴァの骨から生まれ出でた三柱神の長兄。冥府を治める厳格なる死の王であり、マルディアスの魂の循環にまつわる神。神々の戦いでは亡者の軍団を地上に送り込みエロール陣営相手に猛威を振るうも、最終的にはエリスとアムトの力により追い返された。
掛け替えのない大きな代償を差し出せば相手の善悪を問わず力を貸し与えると言われている。ルート次第では主人公はサルーインの居場所を求めて謁見する事になる。死亡したバトルキャラクターを復活されてくれたり、条件次第で煉獄の探索を許可してくれたりと、見た目は恐ろしいが中々に話の分かる神である。
「お前を葬りさり、あの敗北がエロールの仕組んだ卑劣なワナだったと証明し、
このわずかな傷を拭い去って完全な復活を遂げるのだ。」
三柱神の次兄。死してなお脈打ったと言われるサイヴァの心臓から生まれた破壊神。魔物達を生み出し兄妹と共にエロール達に戦いを仕掛けたが、ミルザとの戦いの末ディステニィストーンの力により封印された。しかし1000年後の現代、分身であるミニオンを地上に送り込み復活のエネルギーを集めさせている。人目のつかぬところでサルーインを信奉する人間もおり、そういった者達は邪教徒として恐れられている。
サイヴァの黒髪より生まれた三柱神の末妹。無尽蔵とも思えるほどの魔力を有する闇の女王であり、その闇はエリスとアムトが力を合わせねば抑えられないほど深い。神々の戦いが終結する前に何処かへと姿を消し、その行方は知られていないが……。
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最終更新:2025/12/10(水) 09:00
最終更新:2025/12/10(水) 09:00
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