ワールドウィッチーズ 魔女たちの航跡雲 Contrail of Witches

『ワールドウィッチーズ 魔女たちの航跡雲 Contrail of Witches』（WORLD WITCHES Contrail of Witches）とは、「ストライクウィッチーズ」シリーズのコミック作品である。全3巻。

原作：島田フミカネ＆Projekt World Witches、漫画：ななてる。娘TYPE連載。

概要

イラストコラム連載「ワールドウィッチーズ」のコミカライズ作品。これまで「ワールドウィッチーズ」で紹介されてきた、世界中で活躍するウィッチたちの”航跡”を、様々な視点からオムニバス形式のストーリーで描き出す。

シリーズ作品では『ストライクウィッチーズ零』以来久方ぶりに特殊なタイトルロゴデザインで、タイトル中心部をぐるりと囲むように引かれた楕円形の線上にウィッチシルエットが配されるかたちとなっている。

ストーリー＆キャラクター

下記のほか、各単行本に描き下ろし短編が収録されている。

EPISODE.01-02 Helma LENNARTZ I-II

ベルギカに駐留するカールスラント空軍第131先行実験隊「ハルプ」第3飛行中隊。試験段階のジェットストライカーMe262を駆る幼きウィッチ、ヘルマ・レンナルツの戦い。

• ヘルマ・レンナルツ
  カールスラント空軍曹長。ゲルトルート・バルクホルンを模範と慕う生真面目なウィッチ。
• エルフリーデ・シュライバー
  カールスラント空軍少尉。ヘルマの上官だが何かと規律に緩く、苦言を呈されている。
• ウルスラ・ハルトマン
  ノイエ・カールスラント技術省所属、中尉。ジェットストライカーの開発にあたる技術将校。

EPISODE.03-04 Hanna-Ulrika RUDEL I-II

1941年、オストマルク。世界最高の地上攻撃魔女、ハンナ-ウルリーケ・ルーデル。彼女の取材にやってきた少女新聞記者エルネスタ・ニールマンの目に映る、”大空の魔王”の不死身で無茶苦茶な爆撃の日々。

• ハンナ-ウルリーケ・ルーデル
  カールスラント空軍大佐。最強の爆撃エース。戦闘意欲に満ち溢れすぎた英雄にして変人。
• アーデルハイド
  ハンナの副官を務める美人ウィッチ。ハンナの世話をしつつそのワガママをあしらうのが日課。
• エルネスタ・ニールマン
  ノイエ・カールスラントの新聞社「魔女の世界」の少女記者。ハンナの取材に赴く。

EPISODE.05 Yuno INUFUSA
EPISODE.06 Constantia CANTACUZINO
EPISODE.07 Greate M GOLLOB

1940年、東欧ダキア。戦いの末に墜落した犬房由乃は、地元の領主コンスタンティア・カンタクジノに助けられた。二人はグレーテ・M・ゴロプ少佐のもとで、黒海沿岸への撤退を決行することになる。のちに”最も長い撤退戦”を戦い抜き、505JFW＜ミラージュウィッチーズ＞の中核となる三人の出会いの物語。

• 犬房由乃
  扶桑陸軍曹長。一宿一飯の恩義を返すべく、避難するコンスタンティアの領民たちの護衛にあたる。
• コンスタンティア・カンタクジノ
  ダキア空軍予備大尉。公爵家の生まれ。墜落した由乃を保護し、友人となる。
• グレーテ・M・ゴロプ
  オストマルク空軍少佐。厳格冷徹にして合理的な指揮官で、撤退戦の最後衛を指揮する。

EPISODE.08-09 Yoshiko NISHIZAWA I-II

1945年、ペテルブルグ。扶桑海軍の破天荒最強放浪ウィッチ西沢義子、502JFW＜ブレイブウィッチーズ＞の助太刀に参上！502基地に一時的に滞在することになった”リバウの魔王”に、負けず嫌いの管野直枝は反発し……。

• 西沢義子
  扶桑海軍飛曹長。豪快奔放な天才的ウィッチで、教官任務を拒否して欧州中の前線を渡り歩いている。
• 管野直枝
  扶桑海軍中尉。唐突に現れて基地に居候しながらも、飄々とした風を崩さない義子に反発を覚える。

EPISODE.10 Adolfine GALLAND

1945年、ブリタニア。後方拠点となったかつての501JFW＜ストライクウィッチーズ＞基地に、カールスラントからある女性技術中尉が訪れる。魔女たちを導く最高階級のウィッチ、アドルフィーネ・ガランドが隠す葛藤とは。

• アドルフィーネ・ガランド
  カールスラント空軍少将、同ウィッチ総監。ジェットストライカーによる独立戦闘部隊を構想している。

EPISODE.11-12 Helmina Johannna Siglinde LENT I-II

1943年、ブリタニア。疑似魔導針の実用化を目指すナイトウィッチ、ヘルミーナ・ヨハンナ・ジークリンデ・レントは、互いに正反対の性格を持つふたりの後輩とともに、夜間の実験飛行へと飛び立つ。

• ヘルミーナ・ヨハンナ・ジークリンデ・レント
  カールスラント空軍少佐。後進に慕われる夜間戦闘の第一人者。
• ハイデマリー・W・シュナウファー
  カールスラントのナイトウィッチ。夜間戦闘の天才ながら内向的で連携戦闘が不得意。
• ハインリーケ・プリンツェシン・ツー・ザイン・ウィトゲンシュタイン
  カールスラントのナイトウィッチ。高いカリスマを持つが、貴族的な性格で協調性には欠ける。

EPISODE.13-14 Johanna WIESE I-II

1943年、オラーシャ。破壊されたクバンの町でひとりぼっちだった少女が出会ったのは、”JG52”が擁するエースのひとり、ヨハンナ・ヴィーゼ。救い出された少女は、”獅子の狩り”を目撃することになる……！

• ヨハンナ・ヴィーゼ
  カールスラント空軍大尉。大胆にして冷静な戦闘スタイルから”クバンの獅子”の異名を持つ。

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一巻タイトルロゴのウィッチシルエットはハンナ-ウルリーケ・ルーデル、二巻は犬房由乃、三巻はヘルミーナ・ヨハンナ・ジークリンデ・レントが担当。

関連項目

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