中央区とは、東京都特別区の一つである。
1947年に日本橋区と京橋区の合併により誕生した。1943年まで存在した旧・東京市のほぼ中央に位置することから「中央区」と名付けられた。
地理的な中央に位置するのみでなく、実際に「東京」という都市の中心を成す区である。都心3区であり、狭義の都心を千代田区や港区と共に構成する。
都心という土地柄からして人口は千代田区の次に少なく、同じ都心でもマンションや高級住宅街が位置する港区とは事情が異なる。ただし江東区寄りの臨海部にはタワーマンションが増加しており、ドーナツ化から再開発、都心回帰への流れもあって人口は徐々に増加している。
日本橋(にほんばし)があり、複数の国道の起点となっている。また道路標識における「東京」は中央区の日本橋を指している。この日本橋には三越本店と高島屋東京SC店があり、かつては白木屋(後の東急日本橋、今は閉店後東急系の商業施設)もあった。また、日本橋界隈は金融、商社などのビジネスビルが多く、国内金融の中心でを担っている。
そして、中央区を代表する地名と言えば「銀座」であり、江戸時代は鋳造所があったためこの地名となった。かつては都内最大の商業地であり、週末には家族が買い物にお出かけする「銀ブラ」(銀座をブラブラすることから)は昭和高度経済成長期の風物詩として知られ、歩行者天国としても知られていた。だが、地価が高騰すると銀座は宝飾、高級ファッションなどの拠点として大きく変貌を遂げるようになっている。また、この一帯は飲食街として高級な料亭も多かったが、その地位も六本木や赤坂が主流となっている。なお、全国各地に銀座が多いのはこの銀座に肖って、であり、全国に30以上はある。また、銀座といえば昭和モダニズムの象徴として今もその風情が残るエリアがあり、柳がシンボルとなっている。
八重洲(やえす)は東京駅の東口(八重洲口)にある、もう一つの玄関口であるが、丸の内口(西口)と比較すると新しいエリアである。都内最大の地下街が知られ、またビジネス書と旅行書で圧倒的な蔵書を誇る八重洲ブックセンター本店が知られる。その近隣にはビジネス街の京橋、八丁堀と金融街で知られる兜町がある。
築地は中央卸売市場があることで知られ、市場は観光地として外国人にも人気。その築地から東京湾の方に埋立地である勝どきと佃、月島があり、その先に臨海副都心を形成する晴海がある。
この佃や月島は高層ビルの下に下町風情が残る古くからの町並みがあり、もんじゃ焼きの名所として知られ、もんじゃストリートが知られ、昔からの祭りもあったりするなど、いわゆる東京都心らしくない場所である。
名前の通り東京23区の中央であり都心の一角を占める中央区であるが、ニコニコにおいてはそこまで注目されていない。株式会社ニワンゴの本社があったなど本当はニコニコと縁にある地域のはずなのだが、渋谷区原宿や豊島区池袋の「ニコニコ本社」に押され、都心には秋葉原を有する千代田区もあり、あまり馴染みがあるとは言えない。実際にニコニコ大百科でも東京23区では2番目に遅く作成された特別区の記事である。
ニコニコのコンテンツでも中央区を舞台とするものは少ない。
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最終更新:2025/12/15(月) 12:00
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