伊藤智仁とは、ヤクルトスワローズに所属していた元プロ野球選手である。
3球団から1位指名を受けた末、ヤクルトに入団。
ルーキーイヤーの1993年は7月までに7勝2敗防御率0.91と驚異的な数字を挙げる。
右ひじを壊しこの月で1軍を離れたが、この驚異的な活躍により実働3ヶ月で新人王を獲得する。
次の年から96年は肩の故障に悩まされ続け、97年~00年は復活しマウンドに立ったが01年以降はまたもや肩の故障により戦線を離脱する。
そして2003年コスモスリーグで登板したが直球は109キロしかでず、この年を最後に引退。
怪我と戦い続けた現役生活だった。
伊藤は肩の可動域が常人離れした言わば特異体質であり、真横に滑るような高速スライダーはだからこそ投げられたと言っても過言ではない。しかし、この投げ方では長持ちしないのは自明であり、当時の監督であった野村克也はフォーム改造させなかったことを後年悔いている。
現在は2軍のコーチを経て、1軍投手コーチとなっている。
ニコニコでは、全盛期の動画が人気を集めている。
数多いピッチャーの中でも伊藤のスライダーはズバ抜けており、動画中には「パワプロ見てるみたい」「チートだろ」などとコメントされる。また直球の素晴らしさもその変化球をさらに際立たせているといえよう。
現役を引退した今なおそのスライダーの技術は確かな物であり、李恵践が伊藤にスライダーを教わったところ、それまでとは比べものにならないくらいよく曲がるスライダーが投げられるようになったという。
現在はある程度の投球が可能なようでテレビ番組「フルタの方程式」内でスライダーの握り・投げ方を公開。さらにかつてバッテリーを組んでいた古田敦也氏と1打席勝負を行い、見事サードゴロに打ち取った。
| 通算:7年 | 登板 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 防御率 | WHIP |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| NPB | 127 | 15 | 7 | 37 | 27 | 25 | - | .578 | 558.0 | 176 | 548 | 150 | 143 | 2.31 | 1.07 |
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最終更新:2025/12/11(木) 14:00
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