夜那月ルシアとはアニメ「シャドウバース」の登場人物である。担当声優は榎木淳弥(幼少期は前川涼子)。
黒い学ランと白い髪の少年。第1話から登場したが、出番は冒頭の全国大会とラストだけで実質的には第2話からの登場といえる。ヒイロとは違う学校「オブシディアン学院」に通っている。
初登場時はタクマと対戦したヒイロが訪れた夜の公園のジャングルジムの最上段で月を眺めていた。ヒイロにタクマのスマホ狩りで得たミモリのスマートフォンを返し、ヒイロとの対戦に応じた。その後の対戦で初心者ながら期待を超える戦いぶりを見せたヒイロには関心があるようである。ヒイロも勝ったものの実質負けていた試合からいつか実力で勝つことを誓っていることもあり、主人公のヒイロにとってのライバルと言える存在となっている。
周囲ではルシアについては「ルシアに負けた人は全員シャドバをやめてしまう」と噂されており、本人もそのことは知っているようで、ヒイロとの対戦前にも「僕に負けた人、みんなシャドバ辞めちゃうよ」と語っていた。しかしその後もルシアに負けたプレイヤーがシャドウバースをしているなど全員が辞めてるわけではないようである。セイヤからは対戦後「シャドバは辞めないけどね」とこのことをネタにした発言をしていた。
ルシアのシャドバの強さの秘密を調べるためのカイの調査で、ルシアは勉強もスポーツも優秀ということが明らかになった。しかし、本人は「文武両道で将来に期待が持てる」ということよりも妹のシオリのことの方が最大の関心事になっている。
使用クラスはヴァンパイア。体力10以下で復讐状態になるヴァンパイアの特性を生かして優位になる復讐ヴァンパイアを使用している。リーダー体力が0になれば負けになるにもかかわらず低い体力で戦うリスクを背負う分、より強力な効果を得られる。切り札はダークエンペラー。
第2話でのヒイロとの対戦では場の争いで一進一退の戦いが続いたが、次第にヒイロが優位に立つ。ヒイロの場に進化したレイジングエティンと鉄鱗の竜人が場に出た次のターン、ルシアはダメージスペルのブラッドレイジで攻撃力の低い鉄鱗の竜人を破壊し、攻撃力の高いレイジングエティンを残す一見不可解な行動をとりヒイロを試した。ヒイロは特に気にすることなく進化したレイジングエティンで攻撃してルシアの体力を10まで減らし、覚醒状態で守護のついたドラゴンガードを出して大型フォロワー2体が並ぶ盤面を作った。
しかしルシアは何も警戒しないヒイロのプレイに失望。ダークエンペラーをプレイし、復讐状態で発動する「相手フォロワーを2体破壊」でヒイロのフォロワーを破壊してルシアのフォロワーだけが残る状態になる。ヒイロがダークエンペラーの「戦闘以外でのダメージ無効」で破壊にてこずっている間に、ルシアは更に吸血貴・ヴァイトとデモンハンドアサシンをプレイ。復讐状態でいる理由もなくなったためか、デモンハンドアサシンを進化させ、ドレインで体力を回復させて復讐状態を解除。
続くダークエンペラーの攻撃でヒイロの体力は8まで減るが(途中のCMで描写はカット)、ヒイロはイグニスドラゴンのドローからの即プレイでダークエンペラー以外のフォロワーを一掃。どうにか次のターンで明確な負けだけは避けることに成功した。
その後、ルシアは血の取引で自分のリーダーへの2ダメージと引き換えに得た2枚の手札にあった鋭利な一裂きで勝てる場面ではあったのだが、ヒイロの可能性を認めたのかキャタラクトビーストを出してターンを渡した。次のヒイロのターンでイグニスドラゴンに竜の力とイグニスドラゴンのリーダー攻撃時の攻撃力上昇効果により、ルシアの残っていたリーダー体力13を一気に奪われて勝ちを譲る形となった。
このことに気が付いたのは、翌日カズキから「『鋭利な一裂き』があったら負けていた」と指摘されてからだった。ヒイロは次こそ実力でルシアに勝つことを心に誓った。
第6話では下校時間に校門で待っているヒイロを避け、裏門から下校しようとしたところでセイヤに会う。セイヤからタクマのことについてのお礼とバトルの誘いを受け、公園で対戦を行った。セイヤとの対戦後、全国大会への招待状を受け取り全国大会に参加。予選を勝ち抜き、決勝トーナメントは15番から1回戦では草尾ユズル、2回戦で緑川ユリコに勝利。準決勝で手札状況からあと1,2ターンで勝利濃厚なシロウにターンを渡さず勝利して決勝戦へ進む。
決勝戦のさなか、「僕にとってシャドバは道具でしかない」という発言が会場で物議をかもし、シャドバを楽しむヒイロと真っ向から対立する。ルシアにとってシャドバは幼少期に街の広告で見つけた病気の妹のための治療費を稼ぐための手段であり、妹が病気で苦しんでいる中自分が楽しんでいるなんてことは許されることではないのであった。そのことを話さず一方的にヒイロを拒絶する中復讐状態から一方的に攻め続ける展開となり、氷結の戦鬼の効果で得た鋭利な一裂きを次のターンにヒイロに使えば勝利という所までこぎつけたが、イグニスドラゴンと貫く咆哮、ダークエンペラーのデメリット効果がかみ合って敗北する。
シャドウグランプリでは対戦相手そのものをなかなか見つけられなかったヒイロに対し、ルシアは同ランク帯の対戦相手にも恵まれたのか第14話で参加者中最速でシルバーランク昇格、第15話で最速でゴールドランクに到達した。
第6話から登場しているルシアの妹。病弱で病院に入院中もあってか髪も長く量も多い。第6話ではルシアが見舞いに来ていたが、シオリの話を聞く限り毎日見舞いに来ていて最近ルシアが笑っている姿を見ていないようである。
自身の入院費用を気にしており、ルシアに転院を提案していたが、ルシアにひき止められた。
第12話の回想シーンで登場。夜、家族で手をつないで大通りの歩道を歩いていたところ、走ってきたトラックにひかれて死亡した。両親の間にルシアとシオリがいたため、かばう形でひかれたものと思われる。
両親の人物像などは情報がほとんどなく、どういう人物だったのかを知る手がかりは少ない。
ルシアとシオリを引き取った人物。作中では関係は言及されていなかったが、第12話のキャストでは叔父・叔母と書かれていた。ルシア達を大切にするかのような言動をしているが、ルシア達がいないところで「目的は莫大な財産目当て」だと会話していた。
本人たちは知らなかったがこの会話はルシアに聞かれており、その後「新たな両親が信用できず自分がシオリを守ることを決めた」「シオリの病気が判明しても治療費を出す気がない」「その一方で装飾品が増えている」「病気が判明する直前のシーンで大量の洗っていない皿があることから『家事もルシア達に押し付けているのでは?』という疑い」などがその後のルシアの人格形成に寄与したことは容易に想像できる。
第8話から登場した全国大会決勝トーナメント1回戦のルシアの対戦相手の男性。金髪と黒いマスク、首にヘットフォンをつけている。決勝トーナメント16番の枠に入っていた。控室では逆立ちで腕立て伏せをしているところを見ると腕力には自信があるようである。
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最終更新:2025/12/13(土) 15:00
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