本記事では、『ウマ娘 プリティーダービー』における実況について解説する。
アニメ・ゲームともに、『ウマ娘』では現実の競馬さながらに実況が放送される。
アニメ版では、史実の実況が忠実に再現されており、その完成度は競馬ファンからも高く評価されている。一方、「沈黙の日曜日」など、ショッキングな出来事はあえて再現しないなどの配慮もある。
ゲーム版では、レース前の前口上、レース中の実況、レース後の実況など状況に応じて細かく変化し、見るものを飽きさせない。飽きたと思ってスキップボタンを押したらリプレイで珍しいことを言っていたりするので、油断は禁物である。
スタッフロールでは「実況の赤坂さん」表記だが、1期第8話にテロップが登場したことで本名が判明。見ての通り、名前は担当声優のもじり。なお、当初は苗字を「坂明(さかあけ)」にするつもりだったそうだが、言い辛いので「赤坂(あかさか)」に変えてもらったとのこと。なのでかつて明坂が所属していたユニットのキャラクターの苗字の由来が東京都港区の地名であrことは一切関係ない。
アニメ版では、1期第1話から3期最終話まで一貫して彼女が実況を担当。めがねをかけた外ハネショートヘアと、まろ眉、蝶ネクタイがトレードマーク。
アニメ2期第1話では、シンボリルドルフの日本ダービーの担当は男性実況者となっている。
「ROAD TO THE TOP」では別の女性実況者が登場。配信版でのクレジットでは「実況」表記だったが、劇場版公開に際し本名が公開。「赤坂」同様、担当声優をもじった名前になっている。
女性実況はアニメ版と同一の声優。ただし当初はゲーム版に姿は登場せず、「実況の赤坂さん」が担当しているかどうかは不明だったが、後にゲーム版での立ち絵が(後述の細江解説員とともに)公開されたため、キャラクターとしても同一人物であることが確定。
男性実況は、『スキージャンプ・ペア』や『JAPAN WORLD CUP』などのトンチキスポーツCGアニメーションの実況で知られる茂木淳一が担当。『ウマ娘』も、発表当初はこれらと同列のトンチキ擬人化ものだと思われていたことをいやが上にも思い知らされる。
実況の男性・女性はデフォルトではランダムだが、オプションでどちらか一方に固定できる。
どちらでも話す内容は同じだが、話し方の癖などに差がある。
同じレースで男女両方聞きたい場合、オプションで実況の性別を変更した上でリプレイを選ぶと、次のリプレイから変更される。
第5弾シナリオ「グランドマスターズ -継ぐ者達へ-」では、杉本清が特別なレースの実況を担当した。元関西テレビアナウンサーで数々の名台詞を生み出した「関西競馬実況中継の神様」である。同シナリオがコラボしているアーケードゲーム『StarHorse4』でもシリーズを通して実況を務めている。
元騎手にして現競馬解説者の細江純子が本人役で出演。
もちろん本作が声優初挑戦のため、当初はぎこちなさが目立つものの、回が進むごとに聞き取りやすくなり、声優ファンからも高い評価を得るようになった。
武豊は、第1期5話、史実で自らが鞍上を務めたスペシャルウィークの日本ダービーで解説を担当している。
「ROAD TO THE TOP」および第3期では、元プロ野球選手の山本昌 (本名・山本昌広)が解説役を担当。競馬好きで知られ、2017年の皐月賞馬・アルアインや、2021年のダービー馬・シャフリヤールの一口馬主でもある。
劇場版にて、元調教師で現在はウイニング競馬で解説役をしている大久保洋吉氏が特別解説役を担当。調教師時代に担当していた競走馬にはメジロドーベルがいる。
安田敬一郎は元山陽放送アナウンサー。男性実況・女性実況双方で解説を担当。
基本的にレースの状況に対して汎用的なセリフを返す。
「私が一番期待しているウマ娘」はプレイヤーの育成ウマ娘である。
第3育成シナリオ「Make a new track!!」では、解説役が細江純子になる。
安田との違いは、トゥインクルスタークライマックスを全勝優勝すると各ウマ娘について解説が入ることである。
※以下、アニメ版およびゲーム版のネタバレが含まれます。
さぁ先頭に立ちましたのはアベックブレイズですが、その差が徐々に縮まってまいりました。
各ウマ娘最終コーナーに掛かります。
弥生賞を制し、クラシックロードをいち早く駆けるのはどのウマ娘か。
さあ直線に入った。ナリタトップロードここで上がってきた!
外からはナリタトップロードです! アドマイヤベガは、まだ集団の後ろ!
外からナリタトップロード!ようやく追い込んできた1番人気アドマイヤベガ!
アドマイヤベガが来たぁ! アドマイヤベガが2番手に上がってきたぁ!
アドマイヤベガが追い上げますがしかし!わずかに届かないか!?
ナリタトップロードゴールイン!勝ったのはナリタトップロード!鮮やかな勝利です!
さあ先頭に立ちましたのがアストラルブレイズですが、その差が徐々に詰まってまいりました。
ゴーアップアビド、そして7番のサウンドオブアース。
トウカイダンディー、さあ折り合いはどうか。
外目をついて、さあナリタトップロードが上がってきた!
ナリタトップロードがここで上がってまいりました。
ちょっといっぱいになってるドラゴンブライアン。
さあそしてアドマイヤベガちょっと手が動いている!武豊の手が動いているがさあ果たしてどうか!
4コーナーをカーブして直線コースに出てまいります!
アストラルブレイズ先頭!アストラルブレイズがまだ2馬身のリードを持っている!
そしてトウカイダンディーがやってきた、そしてナリタトップロード!
ナリタトップロードがここで2番手に上がる!
そして、あーちょっとこれはアドマイヤベガは、外目をついてまだ伸びてこられない!
先頭は12番のナリタトップロード! アドマイヤベガようやく来た! ようやく来た!
しかし2番手!先頭までは無理か!?
先頭は、ナリタトップロード1着でゴールイン!届きませんでしたアドマイヤベガ!
勝ったのはナリタトップロード!きさらぎ弥生と重賞連覇!
ここまでほぼ平均ペース、しかし第3コーナーに差し掛かって徐々にピッチが上がってまいります。
ここで先頭代わってトロピカルスカイ!さあ各ウマ娘も仕掛けてきた!
アドマイヤベガ動いた!それをマークするようにナリタトップロードも上がってくる!
第4コーナーを回って外からアドマイヤベガとナリタトップロードが上がってくる!
全員一団となって最終直線に入りました!皐月賞の栄誉はもう目の前だ!
おっとアドマイヤベガここで失速か!?
間からナリタトップロード!ナリタトップロード!
大外からテイエムオペラオー!テイエムオペラオーが上がってきた!
これは凄い末脚だ!勝ったのは、テイエムオペラオー!
テイエムオペラオー、皐月賞制覇です!
1分12秒平均ペースで1200を通過していきます!
さあオースミブライトは早くも押している。そして先頭に立ってる3番のアドマイヤラック。
外目をつきまして、トウカイダンディーが早めに上がっていきました!
そしてマイネルシアター、マイネルシアターがいる。
更には、マイネルタンゴ・マイネルプラチナム。外目をついてタイクラッシャー。
そして動いたアドマイヤベガ!アドマイヤベガと、そして、そしてナリタトップロード!
一緒に動いた!4コーナーをカーブして、さあこれから、直線コースに出てまいります!
先頭はトウカイダンディー!トウカイダンディー先頭だ!トウカイダンディー先頭!
インコースからはマイネルシアター!
その内を通ってグリーンの帽子は、オースミブライト!オースミブライト!
外からはマイネルタンゴ!オースミブライト先頭立った!オースミブライト先頭!
内の方からはシルク!内の方からはシルクガーディアンがやってきている!
外からは、外から一気に8番ナリタトップロード!
外からテイエム!外からテイエムーーー!!!
外からテイエムオペラオーーー!!!
実況によるウマ娘の発表、解説による寸評が行われる。G1レースでは一番人気に専用の解説コメントがある。
例1:
実況:
注目の一番人気、3番ミホノブルボン
解説:
実力は完全に上位ですね
貫禄すら感じてしまいます
芝のコースで力を十分発揮できそうです
レース場、バ場、距離や天候などが発表される。
例:
実況:
美しい青空が広がる、中山レース場
ターフも絶好の良バ場になりました!
解説:
名勝負になる舞台は整いましたね
重賞の場合は専用の前口上が用意されている場合がある。
例:安田記念(ウマ娘)
快速自慢が集う東京マイル・安田記念!
春のマイル王は誰の手に!
詳しくは「ウマ娘のレース」からリンクの張られている、各レースの記事を参照(あれば)。
URAファイナルズ・チームレース・レジェンドレース・チャンピオンズミーティングなど、ウマ娘オリジナルのレースの場合も専用の前口上が存在する。
その後、
で3人のウマ娘が紹介され(特筆すべきタイトルがある場合はそれが読み上げられる)、態勢完了となる。複数人を同時に出走させるチーム競技場やチャンピオンズミーティングでは、自分の育成ウマ娘枠はエース(一番上)に設定したウマ娘になる。
各ウマ娘の名前が細かく実況され、中盤では順位を振り返ったりと現実に近い実況がされている。
ただし、モブウマ娘は名前ではなく、ウマ番で呼ばれる。
各育成シナリオにおけるライバルとなる、ハッピーミーク・ビターグラッセ・リトルココン・ヴェニュスパーク・リガントーナはモブ扱いでは無いのでちゃんと名前を呼ばれる。
また、「プロジェクトL'Arc(ラーク)」シナリオにて隠しキャラとして登場するネームドキャラ・モンジューについても、名前がしっかりと呼ばれる。
チームレースやチャンピオンズミーティングなど、同キャラ対決があり得るレースの場合、混同を避けるため重複するウマ娘は「5番 ナイスネイチャ」など、ウマ番と名前が順番に読み上げられるようになっている。
現実の実況では、聞き間違いを防ぐために「2番」「10番」「12番」は「ふたばん」「とおばん」「じゅうふたばん」と読むのだが、『ウマ娘』では普通の読み方である。
勝者を称え、レース専用口上やウマ娘専用実況がある場合はそれが読み上げられる。
例:菊花賞
勝ったのは○○!
他のウマ娘たちをねじ伏せ、レースを制した!
勝ったのは○○!
菊の舞台で見事、勝利を掴んだ!
加えて各ウマ娘の特殊実況の条件を満たしたり、二冠・三冠達成や天皇賞春秋制覇、二大グランプリ制覇(宝塚記念・有馬記念)、春・秋のスプリント部門制覇(該当する短距離・マイルGⅠを全勝利)、GⅠ/Ⅱ二連覇などの記録が達成された場合はその旨が読み上げられる。重複している場合は特殊実況が最優先になり、その後該当レースの達成が早い方が優先される
※例・クラシック級でジャパンカップ・有馬記念を勝利し、シニア級で天皇賞春を勝利している場合、天皇賞秋勝利時に秋の三冠(天皇賞秋・ジャパンカップ・有馬記念)と天皇賞春・秋連覇の条件を同時に満たすが、読み上げられるのは秋の三冠になる(天皇賞春よりジャパンカップを先に勝利しているため)。なお同一レース連覇は最も優先順位が低いので(特殊実況>三冠達成・グランプリ・部門制覇>接戦>連覇)聴くのは地味にレアだったりする。
その後、2着・3着のウマ娘が読み上げられ(大差での勝利または三冠達成の場合は3着が読まれない事もあり。完全ランダム)、プレイヤーウマ娘の勝利・敗北ポーズに遷移する。
各レース場ごとの名物ポイントにで、専用実況が流れる。競馬場に詳しくないプレイヤーでも、何となく各レース場の特徴(坂の有無や直線の長さ等)や風情を感じることができる。
順位の振り返りなど、各ウマ娘の読み上げがある場合はそちらが優先されるため、レースによっては聞けないことがある。
地方競馬場には、ナイター専用の実況が存在する。当初は大井競馬場しかなかったため、大井専用実況のようになっていたが、川崎・船橋・盛岡の追加により、各場にも実装されたものである。
◯◯の部分には各レース場の名前が入る。
育成ウマ娘には、一部のウマ娘を除いて基本的に1つずつ専用実況が用意されている。
基本的には、史実のレースを再現すれば聞けるようになっている。
一方、現在では番組が変わっている影響で条件が変わっていたり、史実で見たかった「if」が条件になっている場合もある。また、実況ではなく騎手のインタビューが元になっている場合や、元ネタの全くないオリジナルの場合もある。
もっと有名な実況がある場合でも、プレイヤーが自力で再現可能なものが選ばれる傾向にある。
例えば、テイエムオペラオーの場合2000年有馬記念の実況が最も有名と思われるが、「中山の最終直線、ラスト1ハロンでバ群ブロックを抜け出す」をプレイヤーが意図的に再現するのはすさまじい難易度になってしまうので、別のレースが選ばれている。
基本的にウマ娘育成は、モデルになった競走馬の史実をなぞる形になるので、半数程度は意図せずとも聞きやすい。ただ、ストーリー展開やゲームバランス上の都合から、当該レースが強制レースから省かれていたり、再現する難易度が非常に高かったりするケースが稀にある。
史実の実況にたった一言あるだけの文言が条件として必要なことがあり、有名な条件をクリアしたのに特殊実況にならず首をかしげたプレイヤーも多いことだろう(例:シンボリルドルフ)。
以下に、各特殊実況と条件、元ネタを解説する。ただし、条件に関しては有志による検証によるものなので、正確とは限らないことをご了承お願いしたい。
順番は、ウマ娘の公式ポータルサイト内の「Character」に掲載されている順番に準拠。このうち育成未実装のウマ娘は、タイトルを灰色で表記する。
シナリオ限定の特殊実況も併せて解説する。
夢を掴んだスペシャルウィーク!
ついにダービーウマ娘の夢を掴み取りました!
夢を掴んだ武豊!
ついに夢を掴みました! 武豊・スペシャルウィーク!
『ウマ娘』の武豊は解説席にいるので、夢を掴んだのはスペシャルウィークだけになっている。
それ以外は史実ほぼそのままである。難易度は低いが、育成が不慣れな初心者トレーナーにはダービー勝利自体が壁になる事も。
ノーヒントで特殊実況を探す場合、むしろジャパンカップの「やはり日本総大将!」の方ではないということに注意が必要かもしれない。
メインストーリー最終章および「プロジェクトL'Arc(ラーク)」にてモンジューが実名で登場するようになったが、通常育成ストーリーでは登場しないため、育成シナリオのシニア級ジャパンカップでは、史実での3歳(旧4歳)時のジャパンカップでのことであるエルコンドルパサーとの対決がフィーチャーされている。
栄光の日曜日の主役となったのはサイレンススズカ!
第4コーナーの向こう側から
みごと盾の栄誉を勝ち取りました!
なんということだ! 4コーナーを迎えることなく、レースを終えた武豊!
沈黙の日曜日!
史実では大ケヤキの向こうで重度の骨折。第4コーナーにたどり着かぬまま非業の死を遂げた。
ゲーム版『ウマ娘』ではこれを覆し、勝利を手にすることが最終目標となる。
専用実況はこれを反映し、史実と完全に正反対のものが用意されている。
対象の秋天は最終目標で1着指定であるため、育成をクリアさえすれば聞くことができる。スズカの攻略難易度自体の低さもあり、特殊実況の中では最も聞くのが楽な部類。
サイレンススズカを選んだトレーナーなら誰もが聞きたかった文言が最も聞きやすいのは、『ウマ娘』なりの心遣いといえるのかもしれない。
サイレンススズカ!
その走りはまさに異次元の逃亡者たる
見事な逃げ切りでした!
ルドルフが成し遂げたあの無敗の皐月賞制覇!
トウカイテイオーもその軌跡を辿ってみせました!
父が成し遂げたあの無敗の皐月賞!
そして子も同じく無敗で皐月賞を制しました!
『ウマ娘』では、シンボリルドルフとトウカイテイオーは親子ではないため、その部分が差し替えられている。
それまでのレースはデビュー戦と若駒Sしかないため容易に達成可能。寄り道したホープフルSで負けたりするとかなりガッカリなことに。
トウカイテイオーに関する実況で最も有名なのは1993年有馬記念の「トウカイテイオー!奇跡の復活!」(フジテレビ・堺正幸)だろうが、ゲームのテイオーは故障しないので「1年ぶりのレース」が再現不能。こちらはアニメ2期最終話で再現されている。
トウカイテイオー!
皇帝をも超えるキセキの走りを見せてくれました!
先頭マルゼンスキー!
この差はちょっと縮まらないかもしれません!
マルゼンスキーこれは強い!
さあ、先頭はマルゼンスキーで3-4コーナーの中間地点であります。
マルゼンスキーがこのまま逃げ切れるか。4連勝は目前でありますが、内ぴったりとマルゼンスキーが先頭です。そしてヒシスピード、ここからどのぐらいさを縮めるか。それともマルゼンスキーが離すか。
先頭マルゼンスキー! この差はちょっと縮まらないかもしれません! マルゼンスキーが先頭です! 200を切りました! マルゼンスキー先頭! そして2番手にヒシスピード! 3番手突っ込んでくるのがソウウンムサシかインタースペンサーか!
マルゼンスキーこれは強い! マルゼンスキーこれは強い! 差を広げます!
マルゼンスキーの圧勝です!
条件が「朝日杯大差だろう」ということは大方のプレイヤーが予想していたが、ジュニア級の時点で史実通りの大差をつけることが難しく、長らく不明のままだった。
史実で出走経験のあるアイネスフウジンとミホノブルボンの逃げウマ娘2人が高確率で出走してくるため、彼女らに大差(10バ身以上?)つけられるかどうかが問題。史実通り、3-4コーナーの中間ぐらいで突き放していないと厳しいと思われる。
しかも通常マルゼンスキーの固有スキルは日本ダービー、ジャパンカップに最適化されており、朝日杯では有効に機能しない。朝日杯用のチューニングをしたこの実況用のマルゼンを専用で育成する必要がある。後の水着版マルゼンスキーにスリーセブン+セイウンスカイ固有などが安定か。
マルゼンスキー!
他を寄せ付けないその速さは
まさにスーパーカーでした!
フジキセキ並ばれたか! しかし譲らない!
しかし負けない! これが強さ!
外からホッカイルソー(蛯名正義)! 外からホッカイルソー!
さあ、どうだ、フジキセキ! 危ないぞ! フジキセキ(角田晃一)危ない! 内で粘っている!
外からホッカイルソー! 2頭の一騎打ち!
しかし譲らない! しかし負けない!
これが強さ! フジキセキの強さ!
2馬身ちぎったゴールイン!
フジキセキ最終戦より。
終始先頭でレースを進めるフジキセキだったが、最終直線で大外からホッカイルソーが猛烈な追い上げ。
残り1ハロンでついに並びかけるが、そこからフジキセキが突き放し、圧勝した。
ゲームではそこまで並ばれていなくても聞ける。
ただし、後ろから差しウマ娘が追撃してくる必要がある。
フジキセキ!
宝石のように光り輝く走りで
私たちを魅了してくれました!
オグリ1着! オグリ1着!
見事にファンの大声援に応えました!
スーパーウマ娘、オグリキャップです!
オグリ1着! オグリ1着! オグリ1着! オグリ1着!
右手を挙げた武豊! ※実際に挙げたのは左手
オグリ1着! オグリ1着!
見事に引退レース、引退の花道を飾りました!
スーパーホースです、オグリキャップです!
限界説も囁かれた中、引退レースを勝利で飾り、アイドルホースの意地を見せた1戦。
基本的『ウマ娘』では引退するわけではないので、その部分は変更されている。また、ある程度競ったゴールでないといけないようで、一定以上のバ身差がついてしまうと聞けない仕様になっている(史実では2着のメジロライアンと3/4馬身差)。
ゴールドシップ!
皐月と菊に続き、グランプリレースでも
見事金メダルをもぎ取りました!
ゴールドシップ! 堂々3つめの金メダル!
有馬記念のトロフィーはカップなのでメダルはもらえない。
「ゴールド」シップと、2012年がロンドンオリンピックの年であり日本勢が史上最多となる38個のメダルを獲得したことから口をついて出たものであろう。当時のデイリースポーツでも同じ文言が使われている。ちなみにこの菊花賞を勝った2012年とアプリ版ウマ娘が配信開始されてこの実況が聞けるようになった2021年の今年の漢字はいずれも「金」である。
それ以外の文言がかなり異なるが、「3つめ」と数を指定してしまうと、三冠達成や宝塚記念連覇イベントなどができなくなってしまうことへの配慮と思われる。
ウオッカ先頭! ついにダービーウマ娘の夢かなう!
ウオッカが見事に決めました!
なんと!なんと!64年ぶりの夢叶う!
ウオッカ先頭!牝馬が見事に決めました!ウオッカやった!四位洋文、右手でガッツポーズ!
ベストバウトと言えるレースがいくつもあるウオッカだが、プレイヤーが意図的に再現できそうなのはここぐらいなので当たりはつけられるだろう。
一方、ウマ娘には牡牝の区別がなく、牝馬が牡馬クラシックを制覇したという大偉業を描き切れていない点には不満も多い実況である。
なお、この実況はフジキセキやタイキシャトルと同様、ゴール後ではなく、ゴール直前から発生する。また競った状態では発生しないため、史実同様にゴール前で抜け出してある程度の差をつけ、勝ちを確定させていないといけない模様。ウオッカの固有はゴール前で競り合ってバ群をぶち抜く為のスキルなので、固有スキルに頼らずとも勝てるくらいの育成が必要。
勝ったのはダイワスカーレット!
夢の扉が今開かれた! ティアラ路線から
歩みを進め文句なしのグランプリ制覇です!
勝ったのは13番、ダイワスカーレットーーーーー! 37年振り!
夢の扉が今開かれた! 37年振りに、牝馬の有馬記念制覇!
ダイワスカーレット安藤勝己!
文句なし、ダイワスカーレット見事な逃げ切り!
影を踏ますことはありませんでした!
37年振りの牝馬有馬記念制覇という偉業を成し遂げ、昨年の雪辱を果たした。
ウオッカと同じ理由で内容が不完全燃焼になっているが、なんとか「牝馬の有馬記念制覇」というニュアンスを再現しようと、「ティアラ路線から」という文言が付け加えられている。
ダイワスカーレット!
この大舞台でも1番は譲らない
パーフェクトな走りを披露しました!
タイキシャトル強い! タイキシャトル文句なし!
圧勝ーッ!
タイキシャトル強い! タイキシャトル文句なし!
タイキシャトル文句なし! 圧勝ーッ!
アオシマバクシンオーのマシンガン実況の果て、勝敗が決したときの文言はかくもシンプル。
ウオッカ同様、最終直線の途中から実況が始まるので、史実通りある程度差をつけていないと聞けないものと思われる。
タイキシャトル!
その持ち前のスピードとパワフルさで
実に豪快な勝利を飾ってみせました!
やっぱり強いウマ娘は強い!
スペシャルウィークも強かったが、
勝ったのはグラスワンダーの方だ!
そして2着はスペシャル!
やっぱり、強いのは強い!
強いのは強かったが、勝ったのはグラスワンダーの方だ!
アニメ版でも描かれた、グラスワンダーが的場均の徹底マーク戦法からスペシャルウィークを差し切った宝塚記念。
「スペシャルウィーク2着」は、この実況を語るなら欠かせない要素なので納得できるだろう。差しの宿命としてスペが勝手にバ群ブロックに沈んでしまうこともあるので、ある程度運が必要。
グラスワンダー!
頂点を目指して勇往邁進した大和撫子は
見事居並ぶ者のない俊傑となりました!
外から一気にヒシアマゾンが来たぞ!
ヒシアマゾンがすごい脚で追い詰める!
外から一気にヒシアマゾンが来たぞ! ヒシアマゾンが来た!
先頭はしかしタイキウルフ(岡部幸雄)! タイキウルフまだ2馬身のリード!
外からヒシアマゾン届くかどうか! ヒシアマゾンが追い詰める!
すごい脚! すごい脚! ヒシアマゾン、差し切ったゴールイン!
――1994年クリスタルカップ
外からぐいぐいとランド(マイケル・ロバーツ、93年ドイチェスダービー優勝馬)が突っ込んでいる! ランドが突っ込んでいる!
ナリタブライアン、伸びはどうか、現在4番手!
大外からヒシアマゾン! 大外からヒシアマゾン現在4番手から3番手、2番手先頭を伺っている!
先頭はランド! ランドが先頭! タイキブリザード(岡部幸雄)が粘っている!
ヒシアマゾンが追い込んだ! ヒシアマゾン3番手から、2番手に上がってくるのか!
真ん中からぐいぐいとエルナンド(キャッシュ・アスムッセン、93年ジョッケクルブ賞(仏ダービー)優勝馬)も突っ込んで2番手争い!
先頭はランド! ランドが先頭! 2番手接戦ゴールイン!
――1995年ジャパンカップ
クリスタルカップにおける驚異の追い込みが有名だが、現存しないレースのため、同じく超追い込みで2着に突っ込んだジャパンカップにこの実況が採用されている。
マックイーンだマックイーンだ!
メジロでもマックイーンの方だー!
マックイーン先頭だ!
マックイーンだマックイーンだ!
メジロでもマックイーンの方だ!
内田浩一ガッツポーズ!
同期・同門のメジロライアンの1番人気に対し、これが重賞初挑戦でまだ評価の定まっていなかったメジロマックイーン。
本競走での圧勝がその下馬評を覆し、両者の命運をも分かつことになる。
ゴール板直前で聞けるので、ある程度差をつけている必要があると思われる。
メジロマックイーン!
名門の名を背負う覚悟を胸に
強く美しい名優の走りを見せてくれました!
エルコンドルパサー!
府中2400でも強さを見せて
ライバルを蹴散らしました!
2400も文句なし! マイラーと呼んだのは誰だ!
エルコンドルパサー2400文句なし!
第18回ジャパンカップを制しました!
史実ではマイルまでしか走っておらず、下馬評では距離適性に不安があるとされた。しかし蓋を開けてみればエアグルーヴ・スペシャルウィークを引き連れての圧勝。その後海外に飛び立ってからも、2400mを3戦2勝、敗北したとはいえ凱旋門賞も2着と全くの杞憂に終わった。
この前評判は、当時の外国産馬規制によりクラシック三冠に挑戦できなかったことも大きく、その制限がない『ウマ娘』の世界では普通にクラシックが目標に設定されている。
…すなわち、府中2400m、日本ダービーが目標レースとなっているため、これに敗北していないと聞けないのが最大の注意点である。これにより、「ダービーを敗北したのに、府中2400mでも強いと実況されている」という奇妙な事態が発生している。一応、「文句なし」など強い表現は改められている。
なお、府中2400mはG2以下にも存在するので、うっかり青葉賞などに出走しないように注意。
テイエムオペラオー!
盾の舞台に次いでグランプリの舞台でも
高々に唄うはオペラオーです!
アイ・アム・ナンバーワンといったところでありますテイエムオペラオー!
盾の舞台に次いでグランプリの舞台でも、高らかに唄うはオペラオーです!
「盾の舞台に次いで」なので、前走天皇賞(春)をクリアしなければ聞けない。すなわちシニア級限定である。春天は難易度が高く1着指定もないため、慣れるまでは中々大変。
史実では、その天皇賞(春)における杉本清の以下の実況からの続きとなっている。
高らかに唄うは盾の歌! テイエムオペラオーです!
『ウマ娘』では、「テイエムオペラオーーーーー!」「高らかに唄うはオペラオーーーーーーーーです!」と、「オペラオー」の長音部分がなぜか妙に長くなっている。
なお、史実では「高らかに歌うは」と発言しているが、ウマ娘では「高々に歌うは」に若干変更が加わっている。
テイエムオペラオー!
全てのウマ娘を従えて勝利し続けるその姿は
まさに世紀末覇王でした!
ブライアンに陰りなし! ブライアンに陰りなし!
大一番に向けて独走で逃げ切りました!
さあブライアン、ブライアン、シャドーロールが揺れて堂々と、
ブライアンに陰りなし!
(中略)
さあブライアン、春の天皇賞へ向かって独走! 春の天皇賞へ向かって独走!
そしてハギノリアルキング(武豊)がわずかに2番手に上がった!
さあブライアンだブライアンだ文句なし!
ブライアンに陰りなし! ブライアンに陰りなし! ブライアンに陰りなし!
今年もナリタブライアンだ!
史実では2回出走しているが、この実況は1回目の阪神大賞典から。
これを直線抜け出して圧勝し、天皇賞(春)へ向けて視界よしと見られていたが…?
『ウマ娘』では阪神大賞典へは1回しか出走できないため、シナリオは95年のものをベースにしている。つまりライバルとなるマヤノトップガンがまだ不在のため、非常に聞きやすい。
「陰りなし」とは、ブライアンのトレードマークであるシャドーロールにかけたもの。本来は陰を恐れる馬に対してつけられるものだが、この頃にはもう怖がらなくなっていた。
メインストーリー4章でも、1回目の阪神大賞典で同じ実況を聞くことができる。
大輪の花が薄曇りの京都レース場に大きく咲いた!
我が国のウマ娘史に名を刻む
クラシック三冠が達成されました!
赤い大輪が薄曇りの京都競馬場に大きく咲いた!
三冠馬、8戦8勝!
我が国競馬史上、不滅の大記録が達成されました京都競馬場!
「条件はもちろん三冠だよね?」と思って達成しても聞けず、「無敗じゃなきゃダメなのかな?」と思ってチャレンジしても聞けず、よもや「天候曇り」が条件だとは思わなかっただろう。
史実にたった一言「薄曇り」とあるせいで、プレイヤー側からはどうしようもない条件が加えられてしまった。そのため、運が悪いと何回やっても聞けないことがある。流石にここまでランダムに依存する特殊実況は以後なくなっている他、育成中は重要なレースの天候がランダムでなくなるパターンも増えてきている。
史実の実況を冷静に見ると、「赤い大輪(3枠の帽子の色)」「8戦8勝」という文言がある。これまで条件に加えられていたらさらにすさまじい運ゲーとなっていたことであろう。
エアグルーヴ! これは恐ろしいウマ娘です!
女帝が並み居る強豪を蹴散らしました!
バブルか! エアか! バブルか! エアか!
エアグルーヴ!
恐ろしい馬です! 恐ろしい馬だ! バブルガムフェロー(岡部幸雄)を交わした!
15頭の男馬を蹴散らした! エアグルーヴと武豊!
天皇賞の紅一点が、牡馬をまとめて差しきり、前年同レース優勝馬バブルガムフェローとの一騎打ちの末勝利した一戦。
クラシック級では秋華賞と重複するため、シニア級限定である。
『ウマ娘』の世界に牡牝の区別はなく、武豊も乗っておらず、バブルガムフェローもウマ娘化していないため、大分内容が変わっている。
これは納得の強さアグネスデジタル!
芝の2000m戦でも見事GⅠを制してみせました!
これならば納得でしょう、クロフネ陣営も!
アグネスデジタルです!
この年から外国産馬に開放された天皇賞の出走枠。たった2つの枠を埋めるのはメイショウドトウとクロフネと思われたが、マイルチャンピオンシップ南部杯を制したデジタルが急遽出走を表明。賞金額を下回っていたクロフネははじかれてしまった。
それまでダート中心、芝を含めてもマイルでしか結果を出していなかったデジタルが「割り込んで」きたことに、陣営は猛烈な批判を浴びた。しかし結果はテイエムオペラオー・メイショウドトウをまとめて差し切り、彼らに引導を渡す快勝。結果で批判をねじ伏せてみせた。
以上から、芝2000mGⅠに勝っていると聞けない実況である。ホープフルステークス・皐月賞・クラシック級天皇賞(秋)・秋華賞・大阪杯が該当するので注意しよう。JDDは史実では14着惨敗だが、前走マイルチャンピオンシップ南部杯の代わりか。
幸い、デジタルは育成指定に芝2000mGIが指定されるのはこのレースだけで、現在は代替となるダート交流重賞も追加されているため、あまり育成に影響を与えずとも狙える範囲になっている。
『ウマ娘』にクロフネは実名で登場しておらず、それらしきモブウマ娘が登場するのみである。しかし史実と似たような展開になり彼女は本当に出走していいのか悩むことになるが…?
アグネスデジタル!
数多の戦場を駆け抜けたその姿は
まさに勇者の姿そのものでした!
タマモクロス! タマモクロスです!
シニアの意地! クラシック級の期待株をねじ伏せて
天皇賞春秋(しゅんじゅう)連覇であります!
(括弧内引用者)
タマモクロス! タマモクロスです!
5歳馬の意地! 4歳馬をねじ伏せました!
5歳馬、タマモクロスが勝ちました!
春秋(はるあき)、天皇賞連覇であります!
当時の馬齢は旧表記。現在は1歳引くことに注意。
この「4歳馬」とはオグリキャップのこと。当時アイドルホースとして絶頂期である。
芦毛頂上決戦を制し、古馬の意地を見せた。
「春秋」の読みが史実と異なるが、『ウマ娘』では「しゅんじゅう」に統一するようである。
天皇賞はどちらも指定レース、かつ秋は1着目標なので、難所となる春天の方で勝利を飾れるかどうかが鍵。
タマモクロス!
稲妻の如き一閃の走りで
その驚異的な実力を見せてくれました!
セイウンスカイが逃げ切った!
まさに今日の京都レース場の上空とおんなじ!
京都のレース場今日は青空だ!
セイウンスカイ逃げ切った横山典弘!
まさに今日の京都競馬場の上空とおんなじ! 青空!
京都の競馬場今日は青空だ!
誰もが認める史実のベストバウト。対象レースは難なく見つけられるだろう。
天候の条件がある(とされている)が、史実の実況を知っていれば仕方がないかと思えるだろう。
これ以上の条件については情報が錯綜しており未確定。上記条件だけでは聞けないことがあるとの報告もあり、着差や作戦などの条件も加味されるかどうかが議論の対象である。なお、史実で敗北している日本ダービーを勝利していても聞ける。
ファインモーション! 無敗の秋の女王誕生です!
もはや同世代に敵はありません!
無限の可能性が広がりました!
ファインモーション強い! 驚きましたファインモーション!
馬の首筋を叩いた武豊!
G1初挑戦で横綱相撲を取りました!
強い! 12番ファインモーション、無敗の秋の3歳女王誕生です!
もはや同世代に敵はありません!
無限の可能性が広がりました!
夏の終わりから連勝街道を重ねて無敗で秋華賞を取った史実の再現。
…が、ウマ娘のファインモーションは史実と異なりクラシックティアラ路線フル出場のため、実質的にトリプルティアラ(桜花賞、オークス含む牝馬三冠)が必須となる。
ファインモーション!
勝利という何物にも代えがたい栄光を
レースという世界で手にしました!
ビワハヤヒデ宝塚記念圧勝!
今日も涼しい顔をして
楽々とゴール板を通過したビワハヤヒデです!
兄弟対決へ大きく夢が広がる、兄貴ビワハヤヒデ宝塚記念圧勝!
レコードタイム2分11秒2! レコードです!
今日も涼しい顔をして、楽々とゴール板を通過した13番のビワハヤヒデ!
史実では5馬身差の圧勝だが、特殊実況の条件にそこまで必要かどうかは不明。
実況の杉本は、ビワハヤヒデを「顔がデカい」と言い出した張本人の一人であり、いつもの王道横綱相撲を顔ネタでいじっている。
アニメのビワハヤヒデは、顔について言及されると観客席からですら地獄耳で察知し機嫌が悪くなるのだが、ゲームではそこまで再現されておらず、「涼しい顔をして」観客席に手を振っている。
勝ったのはマヤノトップガンだー!
ついにこの菊の舞台で大輪を制しました!
神戸、京都で2着を続けたマヤノトップガン!
ついにこの菊の舞台で大輪を制しました!
神戸は強い! 今年は神戸だ!
『ウマ娘』で引用されている部分だけ聞くと何の変哲もない実況だが、史実で重要なのはこの前後である。
菊花賞の一つ前の目標がファン集めになっているとおり、史実のマヤノトップガンはこれ以前なかなか勝てず、当時菊花賞トライアルだった神戸新聞杯・京都新聞杯も惜敗と苦汁をなめた末のG1制覇であったことが1行目に反映されているが、さらに重要なのは3行目である。
1995年1月に阪神大震災が発生。関西地区に甚大な被害が及んだ。
もちろん阪神競馬場も被災し、対象レースは振り替え。それどころか、馬主の田所祐は神戸の医師であったため、病院ごと被災。弟夫婦までも失う不幸に見舞われた。
そのような中にあって、1995年下半期は関西地方全体が「震災復興」に燃えており、スポーツ界もそれは例外ではなかった。
同年9月11日、「がんばろうKOBE」を合い言葉に、オリックス・ブルーウェーブ(現オリックス・バッファローズ)がリーグ優勝を達成。
そして11月5日、神戸の馬主が有する、摩耶山を冠する馬が京都のクラシックを制した。スポーツ界から神戸に関わる吉報が2つも舞い込んだことで、杉本もこれを踏まえた発言をしたのである(杉本自身も関西テレビのアナウンサーであり、無関係ではすまなかった)。
『ウマ娘』では、1行目は「トライアル両方2着の上菊花賞を勝つ」という苦行になってしまうため削除され、3行目はウマ娘のトップガンが神戸とはあまり関係のないキャラづけにされたことから組み入れられなかったものと思われる。
それでも実装されたのは、「史実を調べてくれ」という隠れたメッセージなのかもしれない。
外の方からマンハッタン!
外の方からマンハッタン!
他の娘は届きそうにない!
さあ、テイエムは今日は来られないのか! テイエムは今日は来ないのか!
200を切った! 200を切った! トゥザヴィクトリーか! トゥザヴィクトリーか!
外の方から、マンハッタン! 外の方からマンハッタン! 外の方からマンハッタン!
テイエムは来ているが届きそうもない! 勝ったのはマンハッタンカフェーーーーー!
世代交代を証明しました! マンハッタンカフェです!
同年天皇賞(秋)でのアグネスデジタルに次いで、テイエムオペラオー・メイショウドトウの二強時代にとどめを刺した一戦。「テイエムは今日は来ないのか!」は、前年有馬記念での「テイエムは来ないのか! テイエム来た! テイエム来た!」を受けている。
『ウマ娘』では対象の名指しは避けており、実況の文言からすれば単に有馬記念で外から差せばよさそうに思えるが、発生条件はそれだけではなく、聞けたという報告自体が数えるほどしか存在しない。
有志の検証によると、どうやら直線に入った時点で中団かそれより後方(6~7番手以下?)に居ないといけないようなのだが(史実でも4コーナー通過時点で13頭中9番手から直線で差し切っている)、ここで問題になるのがカフェの固有スキル。いわゆるゴールドシップ型の「中盤から徐々に速度を上げる」スキルであり、位置取りも中団(16人立ての有馬記念なら7番手~11番手)で発動するため、差しで普通に最速で固有が発動した場合、有馬記念の直線に入った頃にはほとんどの場合既に先頭近くにいることになる。カフェは適正的に普通はほぼ差し育成一択のため、普通にプレイしていると固有スキルのせいでまず聞くことが不可能なのである。
というわけでこの特殊実況を狙って聞きたい場合、固有スキルの発動を遅らせる調整が必要になる。検証したトレーナーによると、適性Cの追込で育成し、かつ中盤に前に出ないようにスピード・パワー・賢さを上げすぎないというステータス調整をした上で何度もリトライを繰り返したとのこと。
低めのステータスに加えて固有発動が遅れるという不利な状況から、中山の短い直線でライバル枠で登場するオペラオーやドトウを外から差し切ってもらわないといけないわけで、難易度は極めて高い。もし狙わずに聞けたら余程の幸運だと思った方が良さそうである。
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菊近し 仁川の丘越え ひとり旅
ミホノブルボンといったところであります
菊近し 淀の坂越え ひとり旅
ミホノブルボンといったところであります
ブルボンが京都競馬場第3コーナー「淀の坂」を上っているあたりで、杉本清がなぜか一句詠んだ実況が元ネタである。
「菊近し」すなわち、菊花賞トライアルが当時と現在で異なるため、対象レースが史実と異なることに注意。京都新聞杯から神戸新聞杯に、京都競馬場から阪神競馬場に変更された影響で、内容も「淀の坂」から「仁川の丘」になっている。神戸新聞杯は阪神2200m内回りであり、第3コーナーは下り坂である。そのためちょっとおかしなことになっている。
史実と状況が異なり、目標レースではなく、場所の都合でスキップすると聞けないことから、ノーヒントで見つけるのはかなり難しい特殊実況である。
京都新聞杯と神戸新聞杯の日程が現在入れ替わっている影響は、マチカネフクキタルも受けている。
この距離では負けられないメジロライアン!
宝塚の主役はメジロライアン!
宝塚の主役はメジロライアンです!
レコードホルダー2200m!
この距離では負けられないメジロライアン!
メジロライアン快勝!
メジロマックイーンが2着!
勝ち時計は2分13秒6!
宝塚の主役はメジロライアン!
菊花賞以来水をあけられていたメジロマックイーンを下し、悲願のG1制覇を成し遂げた。
「この距離では負けられない」とは、同じ2200mの京都新聞杯で当時レコードを有していたことを意味している。
目標レースがあるシナリオでは、メジロマックイーンが確定出走の上1着指定なので、ストーリーを攻略していれば聞くことができる。
メジロライアン!
名門の名に恥じない決意と鍛錬のたまものを
その力強い走りで証明して見せました!
並み居る刺客を振り切って先頭で
ゴール板を駆け抜けたのはヒシアケボノ!
ヒシアケボノ1着! そして2着にビコーペガサス!
ドバイからの刺客、ソーファクチュアルは3着!勝ちタイムは、1分8秒1! 上がり3ハロン35秒2!
しかしこのレース、審議の青ランプが灯っています!先頭でゴール板を駆け抜けたのはヒシアケボノ!
G1勝ち鞍がこれだけなので、見つけるのは簡単…なはずなのだが、史実の実況がどの局もこれといった特徴がないものなので、『ウマ娘』でも地味。汎用実況と勘違いしたプレイヤーも多いだろう。
「並み居るライバルを蹴散らして~(マイルチャンピオンシップ)」など、よく似た汎用実況があるため勘違いしやすいが、スプリンターズステークスの本当の汎用実況は「熾烈な電撃戦を制したのは~」である。
「刺客」という、ウマ娘ではライスシャワー・グラスワンダーといった的場均騎乗組ぐらいでしか聞かれないセリフがあるのがヒント。史実での「刺客」は、上記の通りUAE調教馬ソーファクチュアルである。『ウマ娘』に外国馬は登場していないため、「刺客」は他の出走者全員ということになっているのだろう。
ユキノビジン!
みちのくの粘り! みちのくのたくましさ!
問題なしユキノビジン! 強い!
勝ったのはユキノビジン!
ユキノビジン! みちのくの粘り! みちのくのたくましさ! 問題なし!
勝ち時計が2分2秒3! 問題なしユキノビジン! 強い!
ライスシャワー! 淀の坂を乗り越えて
みごと夢の宝塚記念を制しました!
史実では第3コーナー手前で転倒、粉砕骨折を起こし、その場で安楽死の処置が執られたため、淀の坂を越えることはなかった。
本実況には完全に対応する史実の実況はない。ラジオたんぱ(現ラジオNIKKEI 北野守)版では単にライスの落馬が伝えられたのみであり、関西テレビ(杉本清)版でははじめ落馬に気づかず、悲鳴が上がったのを誤認して「大歓声」と実況してしまうほど混乱した状況であった。
サイレンススズカと同じく、『ウマ娘』では「自身の死」という史実を塗り替えることが目標となる。この宝塚記念は史実より2年前倒しで描かれており、勝利後のエピソードは史実の前走である2回目の天皇賞(春)の雰囲気に近い。
ライスシャワー!
どんな大舞台でも己を貫く走りは
まさに最強のヒーローでした!
アイネスフウジン! ここは負けてられない!
皐月賞の雪辱を、
見事にこの日本ダービーで果たしました!
アイネスフウジンが逃げ切りました!
2着にメジロライアン! 中野栄治、若者には負けてられない!
アイネスフウジン! 皐月賞の雪辱を見事この日本ダービーで果たしました!
1番人気で乗りこんだ皐月賞でスタートで不利を受けハクタイセイに差し切られ、ダービーでは3番人気。「借金してでもアイネスフウジンを1番人気にしてやりたい」と語ったというベテラン中野騎手が人馬一体で会心の逃げ切り勝ちを収め、20万人の「ナカノ」コールを巻き起こした。
元ネタの「若者には負けてられない」というのは、1番人気メジロライアンの鞍上横山典弘(当時22歳)と、2番人気ハクタイセイの鞍上武豊(当時21歳)のことである(中野栄治は当時37歳)。
条件は文言の再現をすればいいので単純だが、ダービーを勝てるステータスで育成していると皐月賞は負ける方が難しい。狙って皐月賞を負けるより、うっかり皐月賞で事故ったときに聞きに行くというつもりで構えた方がいいだろう。
中山2000m、まずは道を繋ぎました!
アグネスタキオンまず一冠!
中山2000m、まずは道を繋ぎました!
アグネスタキオンまず一冠!
文言は史実と全くの同一。「まず」の文言から、その次も期待されていることがうかがえた。
史実ではこのあと屈腱炎で引退してしまい、「まず」の次の道は閉ざされてしまった。しかし、『ウマ娘』ではその先の道がまだまだ続く。
アグネスタキオン!
まるで幻を見るような超光速の走りで
見事私たちの夢を現実にしてくれました!
日本ダービーを制した輝く一等星アドマイヤベガ!
やはりこの大一番アドマイヤベガです!
アドマイヤベガです!
母ベガの二冠達成から6年! またもその息子が、輝く一等星に!
アドマイヤベガ! 史上初の日本ダービー連覇! 武豊、アドマイヤベガです!
豊が信じたその末脚! 豊が信じたその強さ!
やはりこの大一番、アドマイヤベガです!
条件はここしかあり得ないので探すのは容易。
史実では、先頭に立ったナリタトップロードをゴール板直前で差しきり、悲願のダービー制覇。実況の三宅は、6年前に自ら実況した母ベガのものを引用して「輝く一等星」になぞらえた。
西の一等星は東の空にも輝いた!
――1993年オークス 三宅正治
本作にベガは未登場であり、鞍上という概念もないのでそこは引用されていない。
なお、ホープフルステークスの「一等星の輝きを見せ~」は汎用実況である。
イナリワンが内から来たぞ!
イナリワンが内から来る!
イナリワンが先頭でリードを広げてくる!
先頭はわずかに、ランニングフリーか、ランニングフリー先頭か?
イナリワンが内から来たぞ! イナリワンが内から来る!
ミヤマポピーが外から差してきた! さらにはプレジデントシチー!
大外からはウェルネスあたりが突っ込んでくる! チュニカオー!
イナリワン先頭だ! イナリワン先頭! リードを3馬身、4馬身と広げてくる!
ウマ娘の内ラチ外ラチ判定は割とガバガバなのでさほど条件は厳しくない。イナリの固有自体もちょっと条件が複雑だが、普通の追込としてレースさせていれば出るだろう。
悲願のダービー制覇!
ウイニングチケット決めました!
日本ダービーを獲ったウイニングチケットです!
柴田政人勝ちました! 悲願のダービー制覇!
ウイニングチケットで決めました! 勝ったのはウイニングチケットです!
――堺正幸アナの実況
(この喜び、まずはどなたに報告されたいでしょうか?(インタビュアー・塩原恒夫))
世界のホースマンに、第60回のダービーを獲った柴田です、と報告したいと思います。
――柴田政人騎手のインタビュー
条件はここしかあり得ないので見つけるのは簡単。問題はダービー優勝そのものであるが…。
ウイニングチケットと柴田政人騎手、悲願のダービー制覇の物語は競馬史上欠くべからざるものであり、騎手インタビューが実況以上に有名である。そのため、珍しくそれが反映されている。
ちゃんと実況も反映されており、前半はフジテレビの堺正幸アナのものが採用されている。
ウイニングチケット!
大舞台にかける強い想いで
世代の旗手たる実力を見せつけました!
やっぱり菊花賞は皐月賞からか!
やったやった! エアシャカールです!
菊花賞はやっぱり皐月賞か!
やったエアシャカール! にっこりアメリカ帰りの武豊!
ダービーウマ娘エイシンフラッシュ!
再びこの府中で輝きました!
ダービー馬エイシンフラッシュ!
再びこの府中で輝きました!
並み居るライバルを最内からぶっこ抜いて勝利した一戦。
その後のミルコ・デムーロ騎手の明仁天皇・美智子皇后両陛下に対する最敬礼まで含めて伝説となった。メインストーリー第3章で前奏と云えるダービー勝利が描かれ、育成実装でめでたくお披露目となった。
当該レースは1着指定のため、ダービーさえ勝利していれば問題なし。
カレンチャンです! カレンチャンです!
ここ中山でついにGⅠタイトルを手にしました!
カレンチャンです! 5連勝!
重賞4連勝で、ついにGⅠタイトルを手にしました!
シニア級は高松宮記念が1着目標のため、必然的にクラシック級限定実況である。
とはいえ、カレンチャンは素の状態では芝短距離適性しかなく、それに該当するG1はスプリンターズステークスが初である。無理やりマイル適性を上げて優勝レイ集めなどをしていない限り、特に何もしなくても聞くことができるだろう。
連勝に関する部分は削除されている。単純に「5連勝」を再現するのが難しいというのもあるだろうが、その中にはウマ娘のレースに存在しない条件戦や、この時点で出走できない古馬限定戦が存在するというのも理由だろう。
カレンチャン!
その閃光のごとき速さで
誰をも魅了する素晴らしいレースを見せてくれました!
1着はカワカミプリンセス!
無傷のオークスウマ娘が誕生!
見事カワカミプリンセスがやりました!
抜けた抜けた! カワカミプリンセス!
無傷のオークス馬誕生! カワカミプリンセスです!
デビューから破竹の勢いで3連勝。そのまま無敗でオークスを制覇した際の実況が元ネタ。
この後秋華賞も勝利し、無敗の二冠馬となるが…?
金の髪をなびかせてゴールドシチーが1着!
100年にひとりの美少女ウマ娘が
自らの脚で実力を証明しました!
ジャパンカップは史実で12着の惨敗。唯一のG1勝ち鞍である阪神3歳ステークス(現阪神JF)の実況に特に似たものはない。そして「100年にひとりの美少女ウマ娘」という形容は人間のアイドルの方が元ネタである(「10年に一人の逸材」後藤真希、「1000年に一人の美少女」橋本環奈など)。
『ウマ娘』でのストーリーを反映してはいるが、競馬実況の方に元ネタはないと考えられる。
ジャパンカップに割り当てられている理由は、当該競走に際して元騎手の小説家ディック・フランシスが来日し、雑誌『優駿』のインタビューを受けた時に、印象に残った馬の一頭に「名前は忘れたが栗毛の馬」と答えたことが元ネタではないか、という説が挙げられている。
ゴールドシチー!
自らレースに賭ける思いの強さを
揺るがぬ意志と自らの脚で証明しました!
サクラバクシンオーGⅠ獲ったー!
サクラバクシンオーが右手を挙げました!
サクラバクシンオーGⅠ獲ったー!
小島太が右手を挙げました!
鞍上がウマ娘本人に置き換えられている以外は史実そのまま。
史実では2回目の挑戦で初G1だったが、『ウマ娘』ではクラシック級の段階で優勝しても聞ける。
初心者の内は、目標外レースに出走するのはファン数が足りない時ぐらいだろうから、普通に攻略していれば1回目か2回目で聞ける。特殊実況だと気づかなかった人もいるかもしれない。
一方、バクシン周回が極まり、マイルG1の優勝レイを集め始めると聞けなくなってしまうので、たまには朝日杯FSや桜花賞、NHKマイルCをスルーして葵ステークスから直行してみよう。もっとも、運悪くマイル全敗したから聞けた、ということもあるかもしれないが…
史実通りシニア級で聞きたい場合は、途中の高松宮記念で敗北している必要があることにも注意。
なお、勝利時にウマ娘が挙げる手は右回りと左回りで異なる(カメラに向かって顔が見えるように挙げる)。中山レース場は右回りのためバクシンオーも史実通り右手を挙げており、内容の変更などはされずに済んでいる。
サクラバクシンオー!
猪突猛進で突き進むその走りは
まさに驀進王の名の通りでした!
勝ったのはシーキングザパール!
文句なし名ウマ娘の道! 文句なし!
勝ったのは、シーキングザパール!
シーキングザパール! 1分33秒1!
文句なし名牝の道! 文句なし!
国内唯一のG1勝ち鞍なので見つけるのは容易。
元ネタの方では、青嶋アナウンサーの声が裏返っているが、そこまでは再現されていない。
府中のダート王はシンコウウインディ!
ダート王にふさわしい勇姿が今東京レース場に舞っています!
初代ダート王はシンコウウインディ! 岡部幸雄とこの、真っ黒な勝負服!
ダート王に相応しい勇姿が! いま東京競馬場に舞っています! 1分36秒0の勝ちタイム!
元ネタとなった1997年にフェブラリーステークスがGⅠ昇格し、中央初のダートGⅠの初回を制したのがシンコウウインディだった。
1着はスイープトウショウ! よく差し切りました!
やっぱりこの娘は強い! 今日は切れました!
スイープトウショウです! 差しきりました!
やっぱりこの馬は強い! 今日は切れました!
オースミハルカ渾身の大逃げを大外から捉えての差しきり勝ち。
元ネタほぼそのままだが、「よく」という文言が追加されている。
オグリキャップは届かない!
オグリキャップの前に立ちはだかった
スーパークリークが天皇賞春秋連覇です!
オグリキャップがやってきた! オグリキャップがやってきた!
やってきたが届かない! やってきたが届きません!
勝ったのはスーパークリーク! 武豊! やった! スーパークリーク武豊!
若武者武がスーパークリーク、早めに三番手に押し上げて、
この13万人が見守る府中の東京競馬場、第100回、記念すべき天皇賞を制しました!
早めに進出したスーパークリークが、大外から猛烈に追い上げてきたオグリキャップをクビ差抑えて勝利したレース。「届かない」というフレーズが共通するので、フジテレビの堺正幸アナの実況が元ネタだろう。
史実ではスーパークリークは翌1990年の天皇賞(春)を制覇して、秋→春の順で史上2頭目の天皇賞春秋連覇を達成することになるが、ゲームではシニア級の2年目はなく、クラシック級では菊花賞とターンが被るため秋天には出走不可。なのでゲームでは春秋連覇はシニア級の春→秋の順で達成するしかない。
特殊実況の3行目の直接の元ネタかどうかは微妙だが、1990年天皇賞(春)での関西テレビ・杉本清アナの実況は以下の通り。
武豊、天皇賞3度騎乗して3連勝!
そしてスーパークリーク、去年の秋に次いで天皇賞連覇!
スーパークリーク!
その持ち前の器量と才気で
あらゆるライバルをリードする実力を証明しました!
スマートファルコン逃げる逃げる!
やはりスマートファルコンの独壇場か!
さあ、前の2頭!
スマートファルコン先頭、トランセンドは手が動いて2番手、シビルウォーは3番手で直線に向きました!
先頭はスマートファルコン、スマートファルコン先頭! 追い出しました!
リードが3馬身、4馬身と広がっていく!
やはりスマートファルコンの独壇場か!
スマートファルコンとトランセンドによるダート最強決定戦と目されたレース。
スマートファルコンがスタート直後から先頭を譲らず、実況通り独壇場のまま決着。しかし1馬身差にまで詰め寄ったトランセンドも負けてなお強しの印象を与えた。
一方、3着のシビルウォーも加えて1・2・3番人気がこの着順で決着ということで元返しが続出し、穴党泣かせのレースとも言われた。
『ウマ娘』では最後の部分だけ採用。史実通り2連覇直前の最終直線で聞ける。
馬身差に関することはゲーム内の状況によって変わるため、別のセリフになっている。
勝ったのはゼンノロブロイ!
度重なるGⅠ挑戦を経て初めてのタイトル!秋の盾を手にしました!
勝ったのはゼンノロブロイ!
6回目のGⅠ挑戦にして初めてのタイトル! 秋の盾を手にしました!
130回の天皇賞に13番ゼッケン! オリビエ・ペリエです!
これまで惜敗続きだったゼンノロブロイが初めてGⅠタイトルを奪取したレースが元ネタ。ゼンノロブロイは藤沢厩舎所属で、1年先輩はシンボリクリスエス。そしてその鞍上もオリビエ・ペリエ騎手であった。
トーセンジョーダン勝った! 根性見せた!
初めてのGⅠタイトルをもぎとりました!
真ん中突いてダークシャドウ! ダークシャドウ来ている! 先頭トーセンジョーダン!
ダークシャドウ来ている! ダークシャドウ来ている! ダークシャドウ来ている!
並びかける! 外か? 内か?
粘るトーセンジョーダン勝ったー!
ニコラ・ピンナ、トーセンジョーダン!
根性見せた! 人馬共に、初めてのG1タイトル!
しかもレコード、1分56秒1!
シルポートの逃げによりとんでもないハイペースとなった府中で、残り300mから脱落する先行馬をぶち抜く。最後はダークシャドウの猛追から根性で粘りきり、念願のG1制覇。このときのタイムは、2021年現在でも破られていない。
トーセンジョーダン唯一のG1勝ち鞍なので見つけること自体は楽だが、シニア級天皇賞(秋)は最後の育成目標。それまではアルゼンチン共和国杯以外すべてG1レースなので、これを負けつつ3着以内に入り、一方で秋天は1着と、ナイスネイチャほどではないがシニア級は難しい育成を迫られるだろう。
長距離適性はBなので、有馬記念・天皇賞(春)で負けるのは苦にならないと思われるが、「出走」の前者はともかく、春天は「3着以内」なので、負けたはいいがゲームオーバーということになりかねない。
中距離は逆に大阪杯と宝塚記念で勝ってしまわないようにするのが難しい。
これは驚いたナカヤマフェスタ!
底を見せていなかったナカヤマフェスタ!
ここで宝塚記念制覇! 場内騒然です!
ナ・カ・ヤ・マ・フェ・ス・タ! ナカヤマフェスタ!
これは驚いた、ナカヤマフェスタ、ブエナビスタ、ナカヤマフェスタ勝った!
ブエナビスタ2番手、3番手にはアーネストリー!
なんとなんと、ナカヤマフェスタ、柴田善臣がやりました! ブエナビスタは2番手まで!
驚きました、ナカヤマフェスタ関東馬! 11年ぶりに関東馬、ナカヤマフェスタ!
底を見せていなかったナカヤマフェスタ! 明け4歳、ここで宝塚記念制覇!
場内は騒然です! ブエナビスタは力を見せました、しかし2着に敗れています!
1番人気ブエナビスタを差しきって8番人気の伏兵ナカヤマフェスタが快勝、場内を唖然とさせた一戦。史実より条件は緩和されているが、4番人気以下という条件がついており、ゲームになれていると逆に狙うのが難しい実況。
ナリタタイシンがどうやら差し切りました!
ナリタタイシンが凄い脚で皐月賞を制しました!
ビワハヤヒデ、ウイニングチケット、
外から一気に、ナリタタイシンがやってきた!
ナリタタイシンが差し切ったー!
ナリタタイシン・武豊がどうやら差し切りました!
すごい脚! 桜花賞に続いて皐月賞も制した!
ビワハヤヒデ・ウイニングチケットの2頭が残り200mで抜けだし、一騎打ちの様相を呈していたところ、残り100mで突然ナリタタイシンが大外から現れ、猛烈な脚で追い上げ。ビワハヤヒデをクビ差差し切って勝利。
向こう正面では画面に映らず、実況も読み上げないほどの最後方にいながら、残り200mの叩き合いでウイニングチケットが大写しになった直後に画面に現れて抜き去っていく様は、まさに「鬼脚」の一言。
ちなみに、「桜花賞に続いて」はもちろんタイシンのことを言っているのではない。ベガで桜花賞を制した鞍上武豊のことである。
ナリタタイシン!
世代随一のスピードを存分に見せつけ
大舞台でその実力を証明しました!
ニシノフラワー!
早めの戦法で直線鮮やかに抜け出して
みごと桜花賞を制しました!
ニシノフラワーです!
河内騎手早めの戦法、直線鮮やかに抜けています!
単純に初期設定の作戦で勝てばいいだけなので、聞くのは非常に簡単である。
ハルウララがんばれ! ハルウララがんばれ!
ハルウララの初めての勝利が見えてきた!
ハルウララ、さあ押せ武豊、3コーナーで押していく!
現在武豊・ハルウララは後ろから3頭目、先頭には10馬身以上の差になった!
400を通過! 武とハルウララ、んー後方に置かれる!
前は3番のフアストバウンス!
武豊、今後ろから2頭目になりましたハルウララ!
さあハルウララ、がんばれ106戦ハルウララ! 直線コースに入ってくる!
(中略)
ハルウララは、ハルウララは10着! ハルウララと武豊10着!
106戦目! 初勝利はなりません!
元ネタの存在しないオリジナル実況とされているが、「ハルウララがんばれ」という実況のある映像は残されており、例えば武豊が騎乗した上記のレースでは「がんばれ」「初勝利」に言及した実況が存在する。
直接的な元ネタは、『ウマ娘』プロジェクト始動時に連載されていた漫画『ウマ娘 プリティーダービー -ハルウララがんばる!-』である。
条件が「未勝利戦」なので、メイクデビューに敗北する必要がある。これが地味に難しい。
一方、殿堂ウマ娘としてウララを起用する際も最終直線で聞ける。つまり育成シナリオの記憶は消されるってこと?
ハルウララ!
決して諦めない不屈の精神で1着を掴んだその姿は
まさに春爛漫でした!
宝塚記念、今年もあなたのそして私の夢が走ります
私の夢はバンブーメモリーです
今年もあなたの、そして私の夢が走ります。
あなたの夢は、メジロマックイーンかライアンかストーンか。
私の夢はバンブーです。
杉本清の実況であまりにも有名な「私の夢」シリーズ第1弾。バンブーメモリーの実況としても最も有名なもののひとつだが、肝心のバンブーは最下位に沈んでいる。
スタート前口上が差し替わる初めての特殊実況。スキップさえしなければ確定で聞ける。
ただし、史実では、スタート直後の直線で言っていた。
ビコーペガサス!ビコーペガサスです!
秋初戦を制して大波乱を演出して見せました!
ビコーペガサス1着、スターバレリーナ2着!
3着にはトーワダーリン!
ビコーペガサス!ビコーペガサスです!
そして2着にスターバレリーナ!
エイシンワシントンは4着から5着!
やっぱり秋初戦は怖い!秋初戦のレースは怖い!
エイシンワシントンも4着か5着くらい!
勝ったのは、武豊のビコーペガサス!
しかし、これも休養明け!
1995年のセントウルSが元ネタ。鞍上に武豊を乗せ、久々に重賞制覇となった。
前年のセントウルS覇者・エイシンワシントンが1番人気、前走のラジオたんぱ賞(現・ラジオNIKKEI賞)を勝利したプレストシンボリが2番人気。ビコーペガサスはそれら有力馬に続く3番人気であった。
ビコーペガサスは1994年の京成杯以降勝ち星に恵まれていなかったが、最後の直線でスターバレリーナを差し切り、1馬身半の差をつけてゴール。実に1年9ヶ月ぶりの勝利となった。
1番人気だったエイシンワシントンは5着、2番人気のプレストシンボリは15着と、人気二頭は惨敗。2着と3着にはそれぞれ、4番人気のスターバレリーナと5番人気のトーワダーリンが入るなど、波乱の結果となった。
この史実の影響か、育成においてもビコーペガサスの人気を3番人気以下に抑えつつ、その上で1番人気のウマ娘が4着以下の着順にならないと聞けない模様。
余裕しゃくしゃくで大阪杯を制しました!!
春に向かって怠りなし!マーベラスサンデー圧勝!
天皇賞へ向かって怠りなし! 余裕綽々! マーベラスサンデー圧勝!
元ネタとなった1997年当時は、まだ大阪杯はGⅡであり、天皇賞(春)へのステップレースの意味合いが強かった。そのためか、元ネタでの「天皇賞へ向かって」が「春に向かって」と若干の変更が加わっている。
京都に続いて神戸も制した!
神戸にも福が来た!
マチカネフクキタルが制しました!
神戸に次いで京都も制した!
京都でも福が来た!
ミホノブルボンと同じく、京都新聞杯と神戸新聞杯の日程が当時と逆であることから内容が変わっている。
逆であるというだけで、史実の2戦を勝利すればいいので条件自体は簡単である。ただし、2戦とも目標レースに設定されていないので、普通に攻略していると聞けず、自主的に出走する必要がある。
史実におけるこの実況は、ご存じの通り菊花賞に続く。
またまた福が来た! 神戸、そして京都に次いで菊の舞台でも福が来た!
むしろ、こちらの方が有名なので「なんで菊花賞勝ったのに特殊実況にならないんだろう?」と思った人もいるかもしれない。こちらの実況には「神戸」「京都」の文言があるので、条件が3つになり難易度が上がってしまうからと思われる。
なお、この実況は菊花賞終了後のイベントでフクキタルが自分で言う。しかも勝ち負けにかかわらず。
マチカネフクキタル!
自らの力を信じたその走りで
みごとに福を呼び込んでみせました!
さぁミスターシービー先頭だ!
大地が弾んでミスターシービーだ!
おおっとここで、ここでシービーが先頭に立った! ミスターシービーが先頭だ!
吉永が左右を確かめて、ミスターシービー先頭だ!
第4コーナーをカーブする! ミスターシービー先頭だ!
さあミスターシービー19年ぶりの三冠か! ミスターシービー19年ぶりの三冠か!
大地が、大地が弾んでミスターシービーだ!ミスターシービーだ!
五冠馬・シンザン以来19年ぶり、史上3頭目の三冠馬となったミスターシービーの菊花賞が元ネタ。
三冠をきっちり勝てるよう育成していれば、聞くのは簡単だろう。
ドトウ先頭! ドトウ先頭!
メイショウドトウの執念が通じるのか!?
立ち上がった立ち上がった!
有馬記念とおんなじようになったメイショウ、テイエムオペラ、テイエムオペラ、
果たして伸びてくるのかどうか!ドトウ先頭! ドトウ先頭!
ドトウの執念が通じるのか! ドトウの執念がここで通じるのか!ステイゴールド、そして外から、エアシャカール!
ようやく来た来た、テイエムオペラオーが来た!
ようやく来たテイエムオペラオー!しかし、メイショウドトウ一矢を報いるか!
ついに夢の一矢を報いるか!ドトウか! オペラオーか!
ドトウだーーーーーー! やったーーーーーーー!
元ネタは大方の予想通り、テイエムオペラオーとの6度目の対決で悲願の勝利を挙げたこの実況。
ただしゲームではシニア級の2年目が存在しないため、史実ではオペラオーとの初対決にあたる宝塚記念で聞くことになる。それだと6度目の対決でのようやくの勝利という史実の文脈がなくなってしまうのでは? という点については、ゲームではドトウも目標外でクラシック戦線などオペラオーの出ていたレースに出走でき、特に史実のオペラオーの勝ち鞍である皐月賞と天皇賞(春)に超強力なステータスのオペラオーが確定出走してくるという仕様によって疑似的に対処されている。
どうしても果たしたかったクラシックの夢!
ドーベル見事にやってのけました!
勝ったのはメジロドーベル!
父ライアンが果たせなかったクラシックの夢!
ドーベル見事にやってのけました!
ウマ娘ではメジロライアンと親子関係では無いため、その部分がカットされている。
メジロドーベル!
名家のウマ娘である強い意志を胸に
素晴らしい走りを見せてくれました!
ナイスネイチャ、ナイスネイチャです!
なかなかGⅠを勝てなかったナイスネイチャが、
この有馬記念で輝きを放ちました!
ナイスネイチャ、ナイスネイチャです!
スターバレリーナ、ウイニングチケットは5着!
秋に向けて、ウイニングチケットは5着。しかしまずまずでしょう!
勝ったのはナイスネイチャでした。
なかなか勝てなかったナイスネイチャが、
この高松宮杯を制した模様です!
有馬記念5年連続出走、3年連続3着の珍記録を持つナイスネイチャが、悲願の優勝を果たした「if」系特殊実況であるが、内容は史実のベストバウトである高松宮杯から取ってきている。ただしウマ娘は2021年基準のため高松宮杯が存在せず、後継の高松宮記念は距離条件が変わっていてナイスネイチャの適性に合わないので、有馬記念に割り当てられている。
しかしながら、条件が「シニア級」有馬記念での初G1。すなわち最終目標レースまで一度もG1を勝たずにここまで来る必要がある、という「G1初勝利」系ではトップクラスの超高難易度である。
目標レース内に菊花賞・有馬記念・宝塚記念・天皇賞(秋)が存在するので、これらの勝利を全て避けつつ、一方「3着以内」という他のウマ娘より厳しめのボーダーは超えなければならない。
『ウマ娘』のナイスネイチャは、「3番手に就くと加速」という固有スキルのおかげでむしろ勝ちやすいほどであり、菊花賞・クラシック級有馬記念を3着以内で突破できるなら、2000mの天皇賞(秋)は負ける方が難しい。
すなわち、「天皇賞(秋)で負け、わずか3ターン後の有馬記念を勝て」という超絶無茶振りをクリアできるかどうかが決め手である。下記の攻略動画も参照。
ナイスネイチャ!
素晴らしい素質を開花させ
多くの声援に堂々と応える1着を掴みました!
キングヘイローがまとめて撫で切った!
恐ろしい末脚! ついにGⅠに手が届きました!
キングヘイローがまとめて撫で切った!
恐ろしい末脚! ついにGⅠに手が届いた!
史実ほぼそのままの実況なのだが、文言の再現が意外と複雑で、さらに「11回目の挑戦で初G1」という史実もある程度加味されているらしく、確実に聞くのが非常に難しい特殊実況として知られる。
それまでの中距離地獄を「勝たないように、しかし5着以内は維持したままクリア」という微妙な育成を要求される。育成材料がある程度揃うと、うっかりホープフルステークスや皐月賞に勝ってしまうので、中上級者ほど難易度が上がる。上記のナイスネイチャ程では無いが相当な試行錯誤を迫られるだろう。
G1にある程度出走する必要があるため、『Make a new track!』でG1を避ける方法は使えない。一応、適正の合わないG1(JDD、菊花賞、クラシック級11月前半のダートG1いずれか、チャンピオンズC、有馬記念、フェブラリーSの中から5戦)に出走してわざと負けることで強引に条件を満たすことは可能。長距離適正や能力値を上げすぎるとうっかり菊花賞や有馬記念で勝ってしまう可能性はあるが。
初心者の内に意図せず聞いている場合があるかもしれないので、もし聞けたらラッキーだと思おう。
そもそも高松宮記念そのものが、作戦差しではバ群ブロックで沈む可能性があるし、実況を聞いてからクリアまで持って行こうとなると天皇賞(秋)が鬼門となるのでつくづく大変である。
キングヘイロー!
みごと並み居る強敵に打ち勝ち
王の名にふさわしい栄光を掴み取りました!
こんなレースは久しぶりに見ました!
これは驚きました!
外からまとめた差し切ったのはマチカネタンホイザ!
外からマチカネタンホイザ! マチカネタンホイザ!
こんな競馬は久しぶりに見ました!
びっくりしました。思いもよらない展開でした!
史実では、G1を2回連続疾病で除外・取り消しになったりと散々な目に遭った昨年の鬱憤を晴らすかのような差しきり勝ち。G2時代の高松宮杯最後の勝者となった。
現在の番組が採用される『ウマ娘』では、条件が変わって「高松宮記念」になった当該競争の代わりに、同じく中京2000mの本競走で再現されている。
マチカネタンホイザ!
持ち前のひたむきさを発揮し
ファンの声に応える見事な走りを見せてくれました!
前の2人に3番手から中を突いてやって来る!
抜け出したのはイクノディクタスだ!
前2頭に、3番手から中を突いてやってくる!
青い帽子イクノディクタス! 真ん中を割って6番だ!
ゼッケン番号6番のイクノディクタス! 外からヌエボトウショウ伸びるかどうか!
最後の坂が課題ですが、先頭はイクノディクタスだ! イクノディクタス抜け出した!
引退までの全51戦を汚せずに走り抜けた「鉄の女」イクノディクタスのオールカマーが元ネタ。
約1か月前に行われた小倉記念を勝利したばかりの連闘であったが、オグリキャップのレコードをコンマ3秒縮める、1:12.1で勝利している。
最終直線に入る前に先頭だと聞けない可能性があるが、それ以外に条件はないため比較的楽に聞くことができる。
パーマーだパーマーだ! パーマー逃げ切った!
メジロパーマーがまんまと逃げ切って
グランプリを制しました!
パーマーだパーマーだ! 逃げ切った! メジロパーマーだ!
マックイーンに代わって、メジロパーマーの方が逃げ切ってしまいました!
これはどう、なんということか!
マックイーンは出場を断念、しかし、同じメジロでも、マックイーンに代わって、パーマーがまんまと逃げ切ってしまいました!
マックイーン不在でメジロ牧場関係者もほとんど見に来ない中、渾身の大逃げでグランプリ制覇を果たした時の実況。この時はフロックとの見解も強かったが…?
聞くための最大の難所は「4番人気以下」という条件。宝塚記念はライバルもそれほど強くないので、ある程度育成環境が整っていると4番人気以下になるのは難しい。バクシン教育成をしてスタミナを低めにするのが比較的やりやすいか。ゴルシちゃんモードやフジキセキモードのような相手が強くなるイベントを利用するのも手。
固有二つ名にも「4番人気以下でG1勝利」の条件があるので、聞くなら二つ名もセットで狙いに行きたい。ただスタミナ低め育成をすると二つ名条件の「天皇賞(春)」勝利が厳しくなるのが悩みどころ。
ダイタク去年に次いで連覇!
ダイタク去年に次いで連覇!
ダイタクヘリオス右手を挙げてガッツポーズ!
ダイタク去年に次いで連覇!
ダイタク去年に次いで連覇!
岸騎手ガッツポーズ左腕!
当時、史上2頭目となるマイルチャンピオンシップ連覇を果たした。この時の鞍上・岸慈彦は左手でガッツポーズを見せているが、アプリでは都合上右手となっている。
吼えろツインターボ!
全開だターボエンジン逃げ切った!
ツインターボ鞭が入った! 懸命に粘る!
外からアイルトンシンボリ! ツインターボ! アイルトンシンボリ!
内からダイワジェームスまだ3番手! そしてスナークベスト!
それからハヤブサオーカンこれは差がある!
吼えろツインターボ!
全開だターボエンジン逃げ切った! ツインターボが勝ちました!
ツインターボはこの七夕賞で、1000mを57.4で通過するというハイペースな大逃げを打ち、重賞二勝目を手にした。このレース展開が、次走のオールカマーで他の騎手を惑わすことに一役買うことになる。
育成では、この七夕賞で1着を取ることが育成目標になっていることに加え、強制的に作戦が「逃げ」になるため、聞くのがかなり簡単である。
この一冠だけは渡さなかったサトノダイヤモンド!
薄曇りの京都レース場で
ついにダイヤモンドが輝きました!
悲願叶った! サトノダイヤモンド!
この一冠だけは渡さなかった! サトノダイヤモンドです!
薄曇りの京都競馬場で、
ついに! ダイヤモンドが輝きました!
「サトノの馬はG1を勝てない」というジンクスを破り、ついに悲願のG1達成を果たした際の実況。
この拍手! この大歓声をお聞きください!
今年最後のキタサン祭り!
堂々と逃げ切って有馬記念を制しました!
この拍手、この大歓声をお聞きください!
最後のキタサン祭り!
堂々と逃げ切りました! ラストランを勝利で飾りました、2番キタサンブラックです!
実装前の下馬評とはかなり異なる実況が引用されている。
本作では多くの実況がFNS系から引用されており、本馬の実況も同局で有名なのは、菊花賞「祭りだ! 淀は祭りだ! キタサン祭り!」または同じ2017年有馬記念でも「これが男の引き際だ!」の方である。
2017年有馬記念は引退レースであるが、本作ではなぜかクラシック級にも設定されている。
育成ストーリーを見ればそれとなく理由が察せられるのだが、『Make a new track!!』から始めると「え、そこ?」と驚くこと請け合い。
キタサンブラック!
託された夢と希望を一手に引き受け
私たちに喜びと勇気を与える勝利を掴みました!
メジロアルダンがぐいっぐいっと先頭に立った!
メジロアルダンが先頭だ!
メジロアルダンがぐいっぐいっと先頭に立った!
500キロ以上の雄大な馬格であります! メジロアルダンが先頭だ!
日本ダービーで聞くことができるが、実況は翌年1989年の高松宮杯が元ネタ。
メジロアルダン!
はかなくも強く美しいその走りで
ひときわ強い輝きをこの大舞台で放ちました!
外を回ってサクラチヨノオー来た!
サクラチヨノオーが先頭にやって来た!
さらに、さらに、ピンクの勝負服、サクラチヨノオーもグーッと差を詰めて参りました!
さあ、第4コーナーに向かう、24頭であります!
さあ、このあたりで先頭一気に、ディクターランドが先頭に立つか、ディクターランドが、いや、いや、ギャラントリーダーが先頭だ、ギャラントリーダーが先頭に立った!
そしてその外側に、サクラチヨノオー来た! サクラチヨノオーがその後ろにやってきた!
見事にプレッシャーを跳ね除けてダービーウマ娘に輝きました!
戦国を制した若武者はシリウスシンボリでした!
勝ちましたのがシリウスシンボリ! 加藤和宏!
見事にいろいろなプレッシャーを跳ね除けて、第52代のダービーに輝きました!
戦国を制した若武者はシリウスシンボリでした!
シリウスシンボリが2歳時(旧3歳時)の成績は4戦2勝なのだが、このときの敗戦2回はいずれも、鞍上の加藤騎手のミスによるもの(1つは斜行による失格の降着処分、1つは出遅れから巻き返せずの2着)で、これによりオーナーサイドから、加藤騎手を下ろして岡部幸雄騎手にするよう、管理していた二本柳厩舎に要求した。岡部騎手はご存じ、1984年のクラシック戦線でシンボリルドルフを三冠馬に導いた騎手である。
厩舎側はそれに反発。これは、ゲート難癖のあったシリウスシンボリを一生懸命に矯正して走れるようにし、またシリウスの調教に出ればいつも傷だらけで帰ってきていた加藤騎手の苦労を慮ってのことであった。
その後オーナーの意向で畠山厩舎に転厩することになるのだが、これまでシリウスシンボリを管理していた厩務員に対して酷薄な仕打ちだとして、厩務員組合からオーナーが糾弾される事態に発展。
オーナーと厩舎の衝突の末、シリウスシンボリは再び二本柳厩舎に戻ることになり、ダービーに向けて「若葉賞は岡部、日本ダービー前哨戦のNHK杯からは加藤」という妥協案で合意することになった。
若葉賞では鞍上に岡部騎手を載せて見事1着になるのだが、その後脚部不安となってしまいNHK杯を回避。日本ダービーにはぶっつけで加藤騎手が乗ることになってしまったのだ。
プレッシャーとはこのことで、自身のせいとはいえオーナーと厩舎の衝突に板挟みになりながらも、レース当日は冷静な騎乗を見せて、見事日本ダービー制覇を果たした。
だが日本ダービー当日、オーナーは風邪を理由として競馬場に姿を見せておらず、また競走後には「加藤のスパートは早すぎた」「ゴール後にガッツポーズをしたのは安全面へのプロ意識に欠ける」といったコメントを出しており、結局オーナーと厩舎・騎手との間の不和は解消されることなく、シリウスシンボリはヨーロッパ遠征を行うこととなり、加藤や二本柳の手から離れることになった。
再び加藤騎手と二本柳厩舎に戻ってくるのは、それから2年後の1987年のことである。
皐月賞を制したこの府中の2000で、
ヤエノムテキまた舞い踊りました!
皐月賞を制したこの府中の2000で、
ヤエノムテキ、また暴れました!
東京の
二千に咲いた
ムテキの舞
――JRAポスター ヒーロー列伝
G2・G1で惜敗が続いた1990年、猛追するメジロアルダンを振り切って獲得した勝利。
史実のヤエノムテキは名うての暴れ馬として知られたため「暴れました」だが、ウマ娘のヤエノムテキはそうではないため、その部分はJRAヒーロー列伝の文言から引用されている。
目標レースのあるシナリオでは、皐月賞は史実に即して東京競馬場で行われる。しかし、『Make a new Track!!』では中山競馬場で行われるため、特殊実況にならない可能性がある。
さあブライトだブライトだ!
メジロ家に春!
さあブライトだブライトだ!
メジロ牧場に春!
2着は9番、2着は9番のステイゴールド!
2着は9番のステイゴールド! ブライト!
メジロブライトだ! 羊蹄山の麓に春!
メジロマックイーン以来久々の、そして最後の春の盾をメジロ牧場にもたらした一戦。
唯一のG1勝利なので難なく見つけられるだろう。
『ウマ娘』のメジロ家本家が羊蹄山の麓にあるかどうかは不明だが、ブライトの固有スキル演出では、背景に羊蹄山が描かれている。
抜け出したのはサクラローレル!
グランプリ史上、初めてサクラの名前が
刻まれます!サクラローレルです!
6番のサクラローレルが抜け出した! サクラローレルが抜け出した!
サクラローレルだ! サクラローレルです!
グランプリ史上、初めてサクラの名前が刻まれます! 見事、鞍上横山典弘!
グランプリ史上、初めてサクラの名前が刻み込まれます! サクラローレルです!
「凱旋門賞を勝てる馬を」と、フランスからの持込馬として生を受けたサクラローレルであったが、怪我のためクラシック競走に出走することはできず、また翌年もほとんどを休養に充てていた。
5歳(旧6歳)となったサクラローレルは、1年1か月ぶりとなるレース。GⅡ・中山記念を勝利。その勢いでその年の天皇賞(春)を勝利すると、年末の有馬記念でも見事優勝し、年度代表馬に選出された。
この年の有馬記念は、総売り上げ約875億円を記録しており、2023年現在もギネス記録として残っている。
やったやった!トップロードやった!
うれしいうれしい菊花賞制覇となりました!
トップロード! トップロードついに!
ついにやった渡辺やったー! 渡辺やったーガッツポーズ!
うれしいうれしい! 渡辺やったぞー!
審議! このレースはしかし審議のランプ!
サッカーボーイも喜んでいる! ナリタトップロード!
ナリタトップロード、そして鞍上の渡辺邦彦騎手にとって初GⅠ勝利となった同レースが元ネタ。
皐月賞と日本ダービーには敗北していないと聞けないため、強い育成を目指す場合は聞けない可能性がある。
ヤマニンゼファー安田記念連覇!
最後の末脚は素晴らしいものがありました
ヤマニンゼファーです!
勝ったのはヤマニンゼファー、安田記念連覇!
最後の末脚は素晴らしいものがありました! そして2着は大混戦になっています!
ヤマニンゼファーの連覇と共に、鞍上の柴田善臣に初のG1をもたらした一戦。
文句なし!トランセンド連覇達成!
チャンピオンズカップ連覇でさあ世界の舞台へ!
文句なし!トランセンド連覇達成!
これで、今年のJRAでのダートGⅠ・3連覇!
ジャパンカップダート、史上初の連覇でトランセンド!さあ再び、世界の舞台へ!
トランセンドが勝利した頃は、「ジャパンカップダート」の名称で阪神競馬場にて施行されていた。アプリでは現在の中京開催のチャンピオンズカップで統一されている。
トランセンドが育成実装された2024年現在、前身であるジャパンカップダートの時代から含めても、本レースを連覇している競走馬はトランセンドのみである。
クラシック・シニアともにチャンピオンズカップが育成目標に入っており、またいずれも1着固定のため聞きやすい。
勝ったのはノースフライト!
勝利を重ねてノースフライトが決めました、
この安田記念です!
勝ったのはノースフライト!
重要4連勝で角田晃一が決めました、
この安田記念です!
重賞を連勝中だったノースフライトが初GⅠ勝利となった安田記念の実況から。
5番人気でスタートでは出遅れたものの、最後の直線で切れのある末脚を披露し、海外からやってきたGⅠ級の競走馬をまとめて下してGⅠ初勝利となった。
重賞連勝中の時は武豊騎手が鞍上だったが、1番人気となったスキーパラダイスに乗ることになったため、エリザベス女王杯で鞍上を務めた角田晃一騎手が手綱を握った。
勝ったのはシンボリクリスエス!
常識破りのシニア級挑戦、GⅠに繋がりました!
勝ったのは3歳馬シンボリクリスエス!
常識破りの古馬挑戦、GⅠに繋がりました!
シンボリクリスエス現役時は、牡馬クラシック路線を走る3歳馬の進路として、秋は菊花賞へ向かうのが一般的であり、天皇賞(秋)へ向かうのは常識外れだであった。またシンボリクリスエスは、菊花賞へのトライアルであるGⅡ・神戸新聞杯を勝利したうえで天皇賞を選んでいたことも留意しておきたい。
東京競馬場の改修により、35年ぶりに中山開催となったこの年の天皇賞(秋)は、3歳馬がシンボリクリスエスのみであった。1番人気は前年の牝馬二冠・テイエムオーシャン、2番人気は菊花賞馬でこの年GⅡ3戦3勝のナリタトップロードで、シンボリクリスエスはそれらに続く3番人気であった。
シンボリクリスエスが3歳で天皇賞(秋)を制したことは、長距離である菊花賞が合わない馬に天皇賞路線を提示したレースでもある。
やっぱり強かったタニノギムレット!
今度こそ、今度こそ、今度こそ末脚炸裂~!
外からシンボリクリスエス!
タニノギムレット! タニノギムレット! タニノギムレット!
一番外から! タニノギムレット!
2番手争いは大混戦だが! タニノギムレットーーー!
武豊ダービー3勝! やっぱり強かったタニノギムレット!
今度こそ、今度こそ、今度こそ末脚炸裂ー!
松田国英厩舎に所属していたタニノギムレット。2002年は皐月賞までに重賞を3勝も上げていた。しかし、皐月賞は大外を回すという鞍上の騎乗ミスで3着入選。武豊騎手に乗り替わってのNHKマイルカップは、同中の不利でこれまた3着。
松田調教師の信念である、種牡馬の価値を高めるための3歳2階級GⅠ制覇、通称・松国ローテの通りに日本ダービーへ参戦すると、まさに今度こそと言わんばかりの末脚でついにGⅠ制覇を成し遂げた。
秋は神戸新聞杯からの天皇賞(秋)のルートを予定していたが、屈腱炎を発症してしまい引退することとなり、実質この日本ダービーが引退レースとなった。
育成目標に入っているNHKマイルCを敗北していないとこの実況を聞くことができないため、強く育成する場合は聞くのが困難かもしれない。
勝ったのはダイイチルビー!
華麗なる一族の後継ダイイチルビー!
GⅠ初制覇です!
外からダイイチルビー ダイイチルビー ダイイチルビー
バンブーは内から バンブーは内から
ダイイチルビー ダイイチルビー躱した ダイイチルビー躱した!
一着でゴールイン! ダイイチルビーです! ダイイチルビーです!
(中略)
勝ったのはダイイチルビー、河内洋!
華麗なる一族の末裔ダイイチルビー! GⅠ初制覇です!
イギリスの競走馬・マイリーを祖とする、華麗なる一族の血を受け継いだダイイチルビー。
「華麗なる一族」は、母の母、イットーが活躍した1973年に山崎豊子が発表した同名の小説『華麗なる一族』が由来。
1990年のクラシック期は成績が振るわず、翌年に鞍上として河内騎手を迎え入れると、路線を短距離に変更。マイルの重賞を2勝したのちに迎えた安田記念にて、大外から一気に差し切り、初となるGⅠ制覇を成し遂げた。
勝ったのはメジロラモーヌであります!
堂々たる勝利、堂々たる勝利です!文句なし!
勝ったのは13番 メジロラモーヌであります!
勝ち時計は1:35.8! 勝ち時計は1:35.8!
堂々たる勝利、堂々たる勝利です! そして2着にはマヤノジョウオです!
勝ち時計は1:35.8 文句なし!
新馬戦を20馬身もの差をつけて鮮烈なデビューを飾ったメジロラモーヌによる、牝馬三冠路線の一冠目が元ネタ。
初代かつ三冠目がエリザベス女王杯時代唯一となる牝馬三冠を達成したにもかかわらず、この桜花賞が固有実況なのは、2012年のJRACMも由来にあるか。
勝ったのはアストンマーチャン!
見事な逃げっぷり!
見事にスプリンターズステークスを制しました!
勝ったのは7番、アストンマーチャン中舘英二!
見事な逃げっぷり!
見事にスプリンターズステークス、GⅠを制しました!
ニシノフラワー以来2頭目となる、3歳牝馬によるスプリンターズステークス制覇を果たした同馬のレースが元ネタ。
なんとなんとサトノクラウン!
強敵たちを従えて宝塚記念を制しました!
なんとなんとサトノクラウン! キタサンブラック敗れる!
圧倒的人気キタサンブラックは馬群に沈みました。
勝ったのはサトノクラウンとミルコ・デムーロ!
大歓声がどよめきに変わっています!
サトノクラウンが、なんとなんと、他馬をねじ伏せて、見事に勝利を飾りました。
前年に海外GⅠ・香港ヴァーズを制したサトノクラウンの、国内GⅠ初制覇となった同レースが元ネタ。
目標レースにもなっていて、1着固定のため、聞くのは容易。
やりました!シュヴァルグラン!
姉にも妹にも負けぬ大仕事を、ここ府中でやってのけました!
やりました! 栗毛馬、シュヴァルグラン!
姉ヴィルシーナ、妹ヴィブロス! 男馬がこの府中で大仕事をやってのけました!
キタサンブラック、最後の最後で、先頭を譲る形になってしまいました……!
同馬の初GⅠ制覇となったジャパンカップが元ネタ。すでに結果を出していた姉妹が青毛のため、栗毛馬であることを強調した元実況となっている。
育成の最終目標でもあるため、聞くのはかなり簡単。
ヴィブロスです!姉の届かなかった夢、
今妹ヴィブロスが叶えて最後の一冠を手にしました!
ヴィブロスがまとめて差し切ったー! ヴィブロスー!
ヴィブロスです! 姉の届かなかった夢、
今、妹ヴィブロス、最後の一冠を手にしました!
2016年の牝馬三冠路線最終戦となる秋華賞が元ネタ。
実況で言われている通り、全姉となるヴィルシーナは、牝馬三冠路線の全レースをジェンティルドンナの2着という悔しい結果に終わっており、その雪辱を晴らす結果となった。
育成目標では、秋華賞は3着以内となっているため、ステータス次第では聞くことができずにストーリーが進んでしまう可能性はある。
ただし、先に他のGⅠを制していても、秋華賞を勝てば必ず聞けるため、そこまで聞くのは難しくない。
奇跡を起こしました、ケイエスミラクル!
今堂々とスプリンターズステークスを制し、
"時代最速"を証明しました!
レース自体は1991年のスプリンターズステークスが元だが、実況はオリジナルである。
同レースでは、最終直線で故障してしまい、予後不良となってしまった。
「"時代最速"」というのは、ケイエスミラクルが短距離レースで3度もレコードを出していることに由来か。
勝ったのはジャングルポケット!
勝ったのはジャングルポケット!
新時代の扉をこじ開けたのはジャングルポケット!
勝ったのは、ジャングルポケットー!
勝ったのはジャングルポケット! 2着にダンツフレーム!
マル外開放元年、新時代の扉をこじ開けたのは、内国産馬ジャングルポケット!
劇場版『ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉』でも描かれた、2001年の日本ダービーが元ネタ。
この年からマル外(外国産馬)の日本ダービー出走が可能となり、NHKマイルカップを制覇したクロフネや、前走の青葉賞を勝利してダービーに乗り込んだルゼルの2頭がマル外として参戦した。
前走の皐月賞でアグネスタキオンに敗れたジャングルポケットであったが、タキオンが屈腱炎によって出走を回避。これにより1番人気でダービーに臨むこととなり、見事勝利を収める。
勝利後、観客の歓声に驚いたからなのか、それとも早くにしてターフを去ったライバル、タガノテイオーとアグネスタキオンに向けてなのか、天に向けて大きくジャングルポケットは嘶くのだった。
春の主役は秋も主役!
コパノリッキーがJBCクラシックを制しました!
先頭は、コパノリッキー ゴールイン! コパノリッキーです!
春の主役は秋も主役! コパノリッキーが制しました!
この年に最低人気からフェブラリーステークスを勝利したコパノリッキーの、GⅠ級3勝目となるレースが元ネタ。この年は盛岡開催で、レコード勝利となっている。
しっかり育成していれば簡単に聞くことができるが、最終目標以外は3着でもストーリーが進むため、取り逃さないようにしたい。
この路線で今年一番輝いたホッコータルマエ!
暮れの大一番東京大賞典も制しました!
5番のホッコータルマエ、GⅠ4勝目ゴールイン!
この路線で今年一番輝いた馬、5番のホッコータルマエが、
暮れの大一番、第59回東京大賞典も制しました!
ホッコータルマエ、GⅠ級4勝目となった2013年の東京大賞典が元ネタ。
最終目標なので簡単に聞くことができる。
外からワンダーアキュート!
ワンダーアキュート!
ワンダーアキュートが抜け出してくる!
コパノリッキーが踏ん張っているが、
外からワンダーアキュート!
ワンダーアキュート!
ワンダーアキュートが一気に抜け出してくる!
8歳となった2014年に、自身にとって2年ぶり二度目のGⅠ級勝利となった帝王賞が元ネタ。
最終直線で外からコパノリッキーを刺し切って完勝したことを受けてか、マンハッタンカフェほどではないにせよ条件がかなり限定的で難しくなっている。知らずに育成して聞くことができたら、かなり幸運と言える。
名脇役では終われないサウンズオブアース!
この夢のグランプリを制したプリマは
サウンズオブアースでした!
通算成績30戦2勝で重賞未勝利ながら、重賞での2着回数7回、生涯獲得賞金が4億6700万円という、重賞未勝利馬のによる獲得賞金が歴代1位の記録を持つサウンズオブアース号。
「プリマ」はイタリア語で「第一の」という意味があり、これにイタリア語で「女性」を意味する「ドンナ」をつけることで、オペラにおける主役の女性歌手を指す「プリマ・ドンナ」となる。
特に注釈が無い限り、単に「プリマ」という場合は「プリマ・ドンナ」を指すため、この実況においては「主役」という意味合いだろう。
カツラギエース堂々と逃げ切りました!
カツラギエースあっと驚かせる逃げ切りで
ジャパンカップを制しました!
カツラギエース逃げ切ったゴールイン!
カツラギエース堂々と逃げ切りました!
カツラギエース、あっと驚かせる堂々たる逃げ切りです!
第4回ジャパンカップが元ネタ。このレースで、日本馬として初のジャパンカップ制覇を果たした。
見事に皐月賞・ダービーの二冠達成!
曇り空の東京レース場で快挙を達成しました!
ネオユニヴァースです!
見事に皐月賞・ダービーの二冠達成!
ネオユニヴァース、ミルコ・デムーロ!
曇り空の東京競馬場の空に右手を突き上げました、ミルコ・デムーロです!
外国人ジョッキーによる初ダービー勝利となった、ミルコ・デムーロ騎手とネオユニヴァースの同レースが元ネタ。
またまたミラクルだ~、阪神レース場!
天皇賞も菊花賞も伊達ではない!
勝ったのは天皇賞、菊花賞ウマ娘のヒシミラクル!
またまたミラクルだ~、阪神競馬場!
天皇賞も菊花賞も伊達ではない!
勝ったのは天皇賞馬、そして菊花賞馬のヒシミラクル!
ヒシミラクルにとってGⅠ3勝目となった同レースが元ネタ。
KBS京都の梶原誠アナによる「来る!来る!ヒシミラクル!」が有名だが、杉本清アナによる本実況が固有実況に採用されている。この実況は、『FNS27時間テレビ』内で放送された。
2400逃げ切るとはこういうことだ!
魅せてくれた内ラチ沿い、タップダンスシチーです!
しかし、リードは十分か、タップダンスシチー!
2400、逃げ切るとはこういうことだ!
魅せてくれた仮柵沿い!タップダンスシチーです!
JRA・GⅠにおける最大着差となる、9馬身差で勝利を収めた、タップダンスシチーによる同レースが元ネタ。
実際のレースでは、内側の芝の保護などを目的として設置されている「仮柵」を沿うように逃げ切ったが、ゲーム内ではそのようなシステムがないため、「内ラチ沿い」と言い変わっている。
外からなんとドゥラメンテ!
これほどまでに強いのか~っ!ドゥラメンテ!
外からドゥラメンテー!
外からなんと、ドゥラメンテ!
これほどまでに強いのかーっ! ドゥラメンテー!
2023/12/28~2024/3/21の間に開催されたイベント「マスターズチャレンジ」内で先行で聞くことができた。
育成目標では、皐月賞は「5着以内」でストーリーが進行してしまうため少し注意。
ラインクラフト二冠達成!新たな女傑の誕生です!
マイルにめっぽう強いラインクラフト、素晴らしいレースです!
ラインクラフト、二冠達成ー! 恐ろしい、新たな女傑の誕生です!
マイルにめっぽう強い福永祐一! 素晴らしい騎乗です!
2005年のNHKマイルカップが元ネタ。
このレースに出場したラインクラフトは、クラシックレースを勝利した競走馬として初めてNHKマイルカップに出走し、見事変則二冠を達成した。
どちらもマイル戦なので比較的簡単に聞けるが、いずれも「5着以内」目標でストーリーは進行するため、実況を聞きたい場合は敗北時うっかり進めないように注意したい。
ジェンティルドンナの専用実況はなんと2つあり、それぞれ条件が異なる。専用実況が2つあるのは、2024年8月現在ジェンティルドンナのみ。ここでは、聞けるタイミングが早い順番から紹介する。
ジェンティルドンナ! ヴィルシーナ!
外をついた! ジェンティルドンナ!
ヴィルシーナ! 全く並んでゴールイン!
ジェンティルドンナ、ヴィルシーナ!
ジェンティルドンナ! ヴィルシーナ!
外をついた! ジェンティルドンナ!
ヴィルシーナ! 全く並んでゴールイン!
ジェンティルドンナ、ヴィルシーナ! やはりこの2頭!
ジェンティルドンナが牝馬三冠を達成した2012年の秋華賞が元ネタ。
大逃げチェリーメデューサがゴール手前で失速したところを、ヴィルシーナとジェンティルドンナが外から強襲し、2頭全く並んでゴール板を駆け抜けた。
実況を聞くには、ヴィルシーナよりも外を走り、並んだ状態でゴールすることで聞けるようだが、こちらの実況に関してはまだほとんど情報が少ないため、詳細は今後の続報を期待したい。
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https://twitter.com/kamase4989/status/1827348037523386639
こんにちはとさようならを同時にやってのけました!
暮れの中山でグランプリが花道!
絵になる乙女、ジェンティルドンナ!
勝ったのは、ジェンティルドンナー!
こんにちはとさようならを同時にやってのけました中山競馬場!
初めての中山で、そしてキャリアのラストラン!
見事に締めくくってくれました! GⅠ7勝! グランプリが花道!
絵になる乙女、ジェンティルドンナ!
もう一つの専用実況は、ジェンティルドンナのラストランとなった2014年の有馬記念が元ネタ。
元々ジャパンカップで引退することが示唆されていたが、4着に敗れ不完全燃焼となり、有馬記念へ向かうことに。実は中山競馬場で走るのがこれで最初であり、前走の敗北もあって4番人気に評価を落としたが、見事ラストランを制した。
勝てれば聞くことができるが、シニア級有馬記念を走るまでに、一度でも中山レース場開催のレースを走ってしまうと聞けないため、そこだけ注意が必要だ。
ジャーニーだ! ジャーニーだ! 夢への旅路だ!
ドリームジャーニー先頭だ!
ドリームジャーニー1着!
ジャーニーだ! ジャーニーだ! 夢への旅路だ!
ドリームジャーニー先頭に立った!
ドリームジャーニー1着!
池添謙一騎手に、初めて有馬記念制覇をもたらした同レースの実況が元ネタ。
2006年の朝日杯を勝利し、ステイゴールド産駒は早くから結果を出せることを証明したが、以降は時折隅相は勝つもののGⅠ勝利からは遠ざかっていた。
2009年の天皇賞(春)で久々に馬券内の3着に入ると、続く宝塚記念で久々のGⅠ制覇を果たす。
その後、オールカマー2着、天皇賞(秋)6着を挟んで有馬記念に臨み、この年の二冠牝馬・ブエナビスタを外から差して優勝。史上9頭目のグランプリ連覇を達成した。
さあカルストンライトオが逃げるぞ!
2番手デュランダルだが前とは離された!
カルストンライトオーー!!
2番手横一線大混戦!
しかしこれは、行ってしまうぞ! 行ってしまうぞ! カルストンライトオが逃げるぞ!
2番手外からデュランダルだが、前とは離された!
カルストンライトオーーー!!!
2002年のアイビスサマーダッシュ(GⅢ)にて、直線1000mの勝ち時計53秒7、3ハロンタイム29秒6(!)の世界レコードを持つカルストンライトオがGⅠ勝利を果たした同レースが元ネタ。
1200mですら距離が長いといわれていたカルストンライトオだが、不良馬場となった同レースでスタート直後から果敢に逃げを打ち、そのまま先頭を譲らないまま4馬身差という着差で逃げ切り勝利した。
ちなみに、4馬身差での勝利というのは2024年現在スプリンターズステークスにおける最大着差であり、この着差で勝利した馬は、ダイイチルビー、サクラバクシンオー、そしてカルストンライトオの3頭のみである。
アプリ内でこの実況を聞く際、逃げで勝利することは簡単なのだが、デュランダルが2着に入ってこないことがあり、聞くことができないことが良くある。1着でゴールした後は目覚まし時計によるやり直しはできないため、多少運が必要かもしれない。
大接戦! 大接戦のゴール!
ディープスカイ、ディープスカイ勝手知ったる府中、
その外に先輩ダービー馬ウオッカああああああ!
残りあと300、坂を上る!! 新旧ダービー馬の決着になるのか!?
最内ダイワスカーレット少し苦しくなった!!
ウオッカ、ウオッカ、ウオッカ、ディープスカイ、ディープスカイ、ウオッカ、
内からもう一度ダイワスカーレットが差し返す! ダイワスカーレットも差し返す!
これは大接戦! 大接戦のゴール!
ご存じ、ウオッカがダイワスカーレットをハナ差2cmの大接戦の末下した世紀の決戦を再現したもの。
この状況を完全再現するのはまずもって不可能なので、『ウマ娘』ではレース・ウマ娘を問わないようになっている。
しかし、多くの場合「○○と○○、もつれるようにゴールイン!」や「ほぼ同時にゴールイン! ○○、わずかに体勢有利か!?」という実況になるため、3人以上がハナ差接戦になるなどしないと聞けない実況のようである(史実でも5着までハナ・クビ・ハナ・クビの超大接戦だった)。
なお、史実での青嶋アナの実況が「大接戦ドゴーン!」に聞こえることがネタにされているが、『ウマ娘』でも、(字幕は上記の通りだが)男女問わず「大接戦ドゴーン!」に聞こえるように収録されている。
○○、ダービーを制し二冠達成!
そして、秋の京都へ伝説は引き継がれていく!
上がってきているのはディープインパクト、インティライミは二番手!
態勢全く変わらない!
このスピード、そしてこの強さ!
ついに決めた13年ぶり! 無敗の二冠馬誕生!
そして、秋の京都へ衝撃は引き継がれます!
ディープインパクト無敗の二冠達成の際の実況が元ネタ。
ウマ娘化していない競走馬が元ネタの珍しい例。
原典では、ディープ「インパクト」を受けて「衝撃」になっているため、『ウマ娘』ではその部分が変更されている。
現在のところ、『ウマ娘』にディープインパクトは登場しておらず、没ウマ娘にそれと噂されているキャラがいたのみである。仮に実装されたとしても、同年菊花賞など他にも名実況は多数あるので困らないだろう。
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最終更新:2025/12/12(金) 04:00
最終更新:2025/12/12(金) 04:00
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