大井競馬場(おおいけいばじょう)とは、東京都品川区勝島2-1-2にある地方競馬場。 愛称はTCK(Tokyo City Keiba、東京シティ競馬)である。
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1986年には日本で初めてのナイター競馬として夜間開催した。それ以降は、大井競馬=ナイターというイメージも定着しているが、冬季には日中開催(薄暮開催)となっている。現在では大井競馬場でのナイター競馬を”トゥインクル”という愛称で呼んでいる。かつては薄暮開催にも”プチトゥインクル”という愛称があったが、2014年を最後に使用されていない。
特別区競馬組合が主催し、東京都競馬株式会社が管理している。
地方競馬でもっとも大規模で地方競馬の頂点、あるいはメッカといっても過言ではないだろう。
地方競馬唯一の国際GI競走・東京大賞典を有することからもそれは明らか。
隣県の浦和競馬場(埼玉)、船橋競馬場(千葉)、川崎競馬場(神奈川)を含めた4場で南関東公営競馬(南関競馬)を構成しており、開催日程がかぶらないように調整されている他、馬券システムを共有して相互発売・払戻などしている(インターネット投票もSPAT4として統一)。さらには競走馬のクラス別けや重賞戦線なども共有し、年間を通して人馬の交流が行われている。
かつては、ハイセイコーやイナリワンという名馬を中央競馬に送り出した。
「大井の帝王」こと的場文男騎手でも有名(詳しくは個別記事へ)。
現JRA所属である内田博幸、戸崎圭太両騎手は大井競馬の出身である。
生ファンファーレが特に有名。日が暮れた後の後半レースでは一般競走でも生ファンファーレを聞くことができる。2011年からは東京スカパラダイスオーケストラが作曲したファンファーレに一新するとともに、ジャズバンド『東京ブラススタイル』から選抜されたファンファーレ隊「東京トゥインクルファンファーレ」が演奏を担当している。JBC競走がJRA京都競馬場で実施された際には京都競馬場に出張し、JRAの関西GIファンファーレを演奏し話題となった。現在も門別でのJBC2歳優駿や浦和、船橋の重賞競走などに出向している他、下半期を中心に全国の地方競馬場での演奏ツアーを実施している。
また、トゥインクルレースを軸に据えたアミューズメントスポットとしても施設を充実させており、中でもレース観戦しながら食事が取れるレストラン「ダイヤモンドターン」はビッグレース開催時には予約がすぐ埋まることが多い。他にもスタンド改築にあわせて飲食店やイベントスペースを拡充している。
アメリカのカリフォルニア州にあるサンタアニタパーク競馬場とは友好交流提携を結んでおり、大井ではサンタアニタトロフィー、サンタアニタでは東京シティカップという重賞が開催されているほか、大井所属馬が指定された競走で1着(重賞は2着も対象)に入ったときに獲得できるポイントが200ポイント以上となった場合はサンタアニタダービーへの出走権が獲得できるようになっている。
ちなみに、「南関東」と言うからには「北関東」はあるのか、という話だが、2005年までは実際存在していた。栃木県に宇都宮競馬場と足利競馬場が、群馬県に高崎競馬場があったのだが、いずれも経営難に陥ったことから、足利競馬場が2003年、高崎競馬場が2004年、宇都宮競馬場が2005年に、それぞれ廃止されている。
SIのみ記載。
羽田盃→東京ダービー→ジャパンダートダービー、で南関東3歳三冠を形成。
なお、2024年からは羽田盃と東京ダービーの格付けを統一ダートグレードのJpnIに昇格させてJRA所属馬を出走可能にし、ジャパンダートダービーの名称を「ジャパンダートクラシック」に変更するとともに開催時期を10月上旬に繰り下げることで、3歳牡馬牝馬対象の「3歳ダート三冠競走」として整備されることになっている。あわせて羽田盃の前哨戦となる雲取賞と京浜盃も、それぞれSIIIからJpnIII、SIIからJpnIIに昇格する。その一方でTCK女王盃は園田競馬場に移転し「兵庫女王盃」に改名、開催時期も4月上旬に変更される。
南関東牝馬三冠は「(浦和)桜花賞→東京プリンセス賞→(川崎)関東オークス」と各場を転戦する。
2021年11月19日より、これまで右回りレースだった大井競馬場初の左回りレースが開催される。
元々大井はダート競走が盛んな米国のサンタアニタ競馬場との友好交流競走、東京大賞典の国際GI格付け取得などの国際化に取り組んでいた。今回はJRAのダートGIや米国GIなどが左回りで行われている状況を踏まえ、大井でも導入する。当面の間は開催最終日の最終レースのみ実施される。距離は1650メートル固定。決勝線は左回りのものより200m右側に設定されている。ゴール板は右回りのときに誤認されることがないように内側にある調教用馬場の奥に設置されており、代わりに決勝線に設置されているハロン棒に「2/G」と書かれている。
これにより大井競馬場は、2021年時点で世界的に見ても唯一両回りのコースを有する競馬場になった。
※注、かつてはJRAの東京競馬場や、フランスのメゾンラフィット競馬場は両回りだった。
大井競馬場が2018年から毎年冬季に開催している大型イルミネーションイベント。
期間中のレースが開催されていない日は場内がメガイルミモードになり、ダートコースを除く全敷地がド派手なイルミネーションで綺羅びやかに彩られる。誘導馬をはじめとした馬たちにも触れ合えることもあってか競馬に馴染みの薄い層からの評判も良く、Walkerplusのイルミネーションガイド2021-2022では「行ってみたいイルミネーションランキング」全国1位、「行ってよかったイルミネーションランキング」全国2位という栄冠にも輝いた人気イベントとなっている。
このイベントで「競馬場に初めて来た」という人も多いとか。もちろんイベント中は各種売店も営業しているので食事もお楽しみ頂けます。
2022-2023シーズンは『ウマ娘 プリティーダービー』とのコラボも実施。競馬開催はないけれどもウマ娘きっかけに競馬に興味を持った人が、ひと味違う競馬場の雰囲気を感じるにはもってこいかと。
とくに重賞レースでは発売の締切2分前が長く続くことがネタとなっている。
売上金額を少しでも増やすために、発走時間を遅くさせていると思われる。
最近では、発走定時の5分前に締切2分前になることもある。
いずれにせよ、”締切2分前”から、時間の流れがゆっくりになるのは変わらない。
…と言われているのだが、地方競馬全体でシステムが一本化され、勝手に時間変更することができなくなっているため、発走時刻は正確に守られている。したがって、より正確にいうならば締め切りが迫るにつれて時間のゆがみが徐々に修正されていっているといったところである。
的場文男騎手が何度挑戦しても東京ダービーを勝てないというジンクスがあり、これが「大井競馬の七不思議」として語られることが多い。
2018年までで、37回挑戦して2着が10回。
出走時無敗で単勝1.1倍の人気馬に乗っても大出遅れを喰って負ける……と不思議な力に押されてとにかく勝てない。
なお残り6つは、誰も知らない。
かつてはテレビ朝日(関東ローカル)やテレビ神奈川で中継していたが、現在は地元東京のTOKYO MXが制作・放送。この映像を元にスカパー!の南関東地方競馬チャンネルでも放送、ネットでは後述のニコニコ競馬チャンネルや地方競馬ライブ、TOKYO MXによるエムキャスでも配信されている。一部開催日にはDAZNでも配信を実施、グリーンチャンネルでも地方競馬中継にて一部開催日を除き場内映像を使って放送している。また2019年からは東京大賞典に限りフジテレビ(2020年までは関東ローカル、2021年は関西テレビ・東海テレビにもネット)・BSフジでも中継を実施している。
最寄り駅は東京モノレール・大井競馬場前駅。遠方からの訪問に関しても羽田空港からモノレール一本で競馬場まで向かえる利便性の高さが売り。但しダートグレード競走などの重賞競走の際はかなり混み合うので、早めの行動をして場所確保をしておきたい。
他路線では京浜急行・立会川駅から徒歩12分、都営バス・目黒駅前/品川駅高輪口バス停から大井競馬場バス停下車、大井町駅東口バス停から直通無料送迎バス。都営バスは大井競馬場発の復路のみ無料で乗車できる。
掲示板
42 ななしのよっしん
2023/10/17(火) 10:07:18 ID: /9hddlsalf
目が粗い分、水はけ良好らしい
砂厚が8.5cmから10cmになるような話も出てるから、JBCではパワーのある馬に注目だな
43 ななしのよっしん
2023/10/17(火) 13:25:24 ID: bu/6KiP0H0
https://
砂の入れ替えは騎手側からの要望も後押しになったみたいね
雨降ったときに危険感じるってのは現場の人ならではの意見だと思う
44 ななしのよっしん
2023/10/17(火) 14:48:39 ID: 4niS0CPzZ5
ただ元から脚部不安抱えてる馬にはキツイかも
門別でも脚元の弱い馬がちょくちょく故障してるらしい
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最終更新:2023/12/03(日) 07:00
最終更新:2023/12/03(日) 07:00
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