新潟競馬場とは (ニイガタケイバジョウとは) [単語記事]

新潟競馬場とは、JRA（日本中央競馬会）の競馬場である。

概要

所在地:〒950-3301 新潟県新潟市北区笹山3490
入場料:100円（パークウインズ時は無料）
開催重賞競走:新潟大賞典、アイビスサマーダッシュ、レパードステークス、関屋記念、新潟2歳ステークス、新潟記念(以上全てGIII)、新潟ジャンプステークス(障害競走、J・GIII)
アイビスサマーダッシュは日本唯一の中央競馬で直線のみの重賞である。
1000mというのもあって1分弱で決着する超短期決戦かつ、スタンド間近での激走が見れる。
2022年現在のコースレコードは2002年カルストンライトオの53秒7。なおJRA 1000mの最速記録でもある。
GI競走は通常行われないが、2002年・2014年のスプリンターズステークスは中山競馬場から新潟競馬場に変更して実施された。（2002年は東京競馬場の改修に伴いスケジュールが例年とずれたことによるもの、2014年は中山競馬場の改修によるもの。）
- 2014年のスプリンターズステークスは、新潟競馬場1200mのフルゲートである18頭立てでレースが行われたが、これは例年であれば見られない頭数となった（中山競馬場 1200mはフルゲートが16頭しかない）。しかもそのときに勝ったのは18番の馬（スノードラゴン）であった。
秋季の第4回新潟開催では重賞が行われない。重賞のない競馬開催は京都競馬場の改修の影響により追加された年初の第1回小倉開催のようなイレギュラーを除けば唯一である。そのため、新潟馬主協会も重賞の開催を要望している。
春季および秋季の新潟開催期間は土曜のBSNがワンダフル競馬、日曜のNSTがNSTみんなのKEIBAとローカル競馬番組に差し替わる。また土曜日のBSNが何らかの別番組で放送できない場合、NSTが土曜日の競馬中継を担当する。なお夏競馬では通常通りBSNがウイニング競馬を、NSTはみんなのKEIBAを放送する（代替放送は行わない）。
かつては新潟県競馬組合による地方競馬も開催され（三条競馬場との2場開催）、交流重賞の朱鷺大賞典も行われていたが、2002年に解散となり終了した。

コース

芝:内1623ｍ（1周・Aコース）直線:359m　外2223m（1周・Aコース）直線:659m　　芝1000m直線コース有
ダート:1473m　直線:354m

アクセス

JR 新潟駅前から直通バスで約35分（競馬開催日）
JR 新発田駅からバスで約35分（競馬開催日）
JR豊栄駅から直通バスで約20分（競馬開催日）
競馬開催日、競馬場正門から臨時バス（有料）を運行。新潟駅～競馬場直通バス:片道550円、往復は割引となり1000円（新潟競馬開催日のみ発売）。

余談

新馬戦ではシンボリルドルフ・ライスシャワー・フジキセキ・オルフェーヴル・ジャスタウェイ・ウシュバテソーロ・イクイノックス・リバティアイランドといった後の名馬達が新潟でデビューを飾っている。

2012年 8月4日の第5レースで29,832,950円（2着同着により半額。もし同着でなかった場合は59,665,980円（！））という、三連単史上最高の配当が飛び出した。この記録は中央、地方含めても未だ破られず、匹敵するのは2020年 1月24日の大井競馬場第7レースでの28,481,550円。このレースで1着になったのはミナレット。後に2015年ヴィクトリアマイルでも超高額配当を生み出すことになる稀代の穴馬の伝説の始まりである。