実況パワフルプロ野球2011とは、パワプロシリーズの2011年版である。
発売日は2011年7月14日。PS3とPSPでのマルチプラットフォームは今回も継続。
今作では、選手の査定方法が大きく変化し、修得変化球と弾道以外の基礎能力値が100段階へ統一された。
レベル100まで育てきると、従来のAランクを超えるSランクで能力が発揮されるようになったため、今までのシリーズよりも打率、本塁打、盗塁成功/阻止などの数が細かく調整できるようになり、理論上は、ファミスタの「ピノ」の再現もより原作へ近づけられるようになった。
ただし、Sランクまで育てられる能力は1ヶ所だけである。
また、前年PS3版を買ったプレイヤーの最大の不満点だったマイライフ復活をはじめ、オリジナルチーム作成、公称6000パターン(前年比7割増以上)というウグイスデータの充実、PSP版の試合中の似顔絵対応など、導入を見送られた機能が多数盛り込まれている。
その代わり、今回は応援歌の自力作成ができず、パワプロ2010やプロ野球スピリッツ2011あたりから、パスワードやUSB通信で持ってこなければならないのが地味ながら痛い。
もちろん、オンラインにも引き続き対応。PS NETWORKの完全復旧が間に合ってよかった。
※ここの項は、発売直後で未確定な部分も多いため、情報が解禁されたら随時改訂してください。
今回は高校野球編。アクション操作が要求される高校野球のシナリオは、13以来5年ぶりである。
ちなみに、64時代のリメイクである「サクセス・レジェンズ」、監督シミュレーションモードである栄冠ナイン、および単独移植版の「熱闘!パワフル甲子園」を含めれば約1年ぶり。
プレイヤーは、パワフル、アンドロメダ学園、初登場となるときめき青春の3校から1校を選び、2年夏から全国大会出場、および優勝を目指して選手を育てていく。オープニング画面では、あかつき大学附属と帝王実業の存在も確認されており、タイミングに差はあるが全国大会で戦うこととなる。また、あかつきは、夏の甲子園直前の練習試合の相手としても登場。
各校には専用コマンドが用意されており、
アクション操作が苦手な人、短時間で選手を量産したい人に向けて、今作から追加された新機能。
パワフル甲子園のマネージャー育成モードを改編したようなすごろく風のゲーム。
従来のサクセスと違い、ゴールに着く前に体力が残ってさえいればいいため、強力な選手作成を狙って遠回りするも、一点特化型の選手をめざしてゴールへ突き進むも、プレイヤーの嗜好次第である。
こちらも今回追加された新機能。上記2編で作成した選手を持ち寄ってオーダーを組み、CPUチームに勝てば育成に役立つアイテムを入手可能となる。今作では、パワファームに登録していない選手は継承素材として登場しないことにも注意が必要である。
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最終更新:2025/12/11(木) 21:00
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