猿顔の一般市民とは、1996年度に放送されたスーパー戦隊シリーズ第20作目『激走戦隊カーレンジャー』に登場する主人公・陣内恭介(演:岸祐二)の別名。変身後のコードネームはレッドレーサー。
元々は、恭介が敵組織である宇宙暴走族ボーゾックから呼ばれた蔑称で、言いだしっぺはボーゾックのアイドル(居候)である、美女・ゾンネットちゃん(演:七瀬理香)。
このボーゾックは全員が宇宙人であるためか、戦闘服姿のカーレンジャーをそのまま素の姿の宇宙人だと思っていた。また、恭介たちも大抵カーレンジャーに変身した後に敵と遭遇していた。これらの点で「猿顔の一般市民」(=陣内恭介)とレッドレーサーは、別の星の全く違う別人だと終盤まで思っていたのである。これは他の4人のカーレンジャーに対しても同様である。
ちなみに、カーレンジャーの協力者であるシグナルマンも恭介たちを「一般市民」と呼び、カーレンジャー姿の時は「カーレンジャー」「レッドレーサー」などと呼んでいる。もちろん、宇宙人である彼も、カーレンジャー=ペガサスの五人であることを終盤まで知らなかった。
この猿顔の一般市民であるが、15年後(『海賊戦隊ゴーカイジャー』の時代)には役者をやっていた。「ペガサス」のテストドライバー続けていて副業としているのか、本業が役者なのか、はたまた「ペガサス」が潰れたのかは不明。
非公式ではあるがカーレンジャー以外の特撮作品で岸が演じた役者への愛称にもなっている。(例:ギンガマンの岸本俊介、ハリケンジャーの滑川数馬)
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最終更新:2025/12/07(日) 04:00
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