白石晃士

白石晃士とは、日本の映画監督である。

概要

福岡県出身。主にホラー系の映画やオリジナルビデオを中心に作品を発表している。

ブレア・ウィッチ・プロジェクト等で知られるドキュメンタリー風の構成で物語を作る「モキュメンタリー」を多様した作風で知られている、ニコニコ動画ではモキュメンタリーの手法を使った戦慄怪奇ファイル コワすぎ!で有名。

主な作品

ノロイ（2005年）

失踪した作家・小林雅文が残したドキュメンタリーを公開するという形で、小林に降り掛かる「ノロイ」を描いた。

グロテスク（2009年）

劇場で公開できないレベルの映画を作ってほしいというオーダーで作られた作品。ストーリーは狂った医者がとあるカップルを拉致し、ひたすら残虐な虐待を行うというものだが、そのあまりにも酷い映像に賛否が分かれた。イギリスで上映禁止、AmazonでもDVDの発売を取り消された。

オカルト（2009年）

プロデューサーから自由に作っていいといいという提案を受けたため、白石監督のデビュー作のつもりでやりたいことをやった作品とのこと。この作品の主演である宇野祥平の演技に惚れ込んだ白石監督はどうしても彼に主演を受けて欲しかった為、断られないように主役の役名を江野祥平にした。

シロメ（2010年）

ももいろクローバー主演。テレビ番組の撮影でももいろクローバーのメンバーが廃墟を探索し、その中で本物の心霊現象（ドッキリ）が仕掛けられるというアイドルドッキリ映画。本気で霊現象におびえるメンバーの姿に、可哀想等と賛否が別れた。

カルト(2013年)

前半は、ある母娘を襲った怪現象を取材するモキュメンタリーという形で進むが、後半に最強の霊能者「NEO」が登場してから、物語は予想もつかない方向に進んでいく、必見の作品。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ!（2012年-）

オリジナルビデオシリーズ、ディレクターの工藤、ADの市川、撮影の田代の３人が様々な怪異を取材する。
詳細は個別記事参照。

エピソード

• 2014年8月に白石晃士特集として、ニコニコ生放送で１週間程作品が放送された

• 作中でワキガにはミョウバンをつけることを押しているが、これは白石監督自身がワキガであり、ミョウバンをつけて改善しているという実体験を元にしているとの事。

関連動画

関連商品

BD/DVD

書籍

関連項目

• 戦慄怪奇ファイル コワすぎ!
• 何でそんな言い方ができるんだよ
• モキュメンタリー
• 映画監督一覧