連携(サガシリーズ) 単語


ニコニコ動画で連携(サガシリーズ)の動画を見に行く

レンケイサガシリーズ

2.7千文字の記事
これはリビジョン 829575 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

連携は一般的に、物事を一緒に行うことを指す。ここでは、サガシリーズにおける「連携システム」について解説する。

連携って?

「格闘ゲームにおけるコンボの気持ち良さを、RPGのバトルでも再現できないか」というスタッフのアイデアから生まれた連携システム。サガフロンティアではじめて実装され、後のサガシリーズのバトルにおいて重要なファクターとなったこの連携システムがどういうものなのか、まずは実例を交えて簡単に説明しよう。


例えば、あるバトルのあるターンで、各キャラクターに次の技・術を実行させたとする。

A. 月影の太刀
B. 幻夢の一撃
C. 逆風の太刀

通常であればこれらの技・術が単独で繰り出されることになる。
しかし一定の条件を満たすと特殊なエフェクトが発生し、本来の技名・術名の代わりに月影の幻夢の太刀という攻撃名が表示された後、これらの技・術が間髪入れず連続で繰り出されることがある。これが連携である。

連携の効果や成立条件は各シリーズごとに若干異なるものの、単独で技・術を発動させたときよりも敵に与えるダメージや効果が大きくなることが利点である。

次に、以降の説明をわかりやすくするため、連携に関するいくつかの用語を紹介する。

連携に関する用語

  • ○連携目
    連携に組み込まれた技・術が、その連携の何番目に組み込まれたかを表す。上の例では
    1連携目…月影の太刀
    2連携目…幻夢の一撃
    3連携目…逆風の太刀
    となる。技・術が連携の何番目に組み込まれるかで効果が大きく変わることもあるので、無視できない要素である。
  • 連携名
    連携が成立したときに表示される、特殊な攻撃名のこと。上の例では「月影の幻夢の太刀」がそれに当てはまる。
  • 連携履歴
    これまでに成立させた連携のうち、最新の数回分の履歴。この履歴に登録されている連携は発動確率や効果が上がったりする(各シリーズごとに連携履歴の効用は異なる)。

次に、連携の効果や成立条件が各シリーズごとにどのように異なるかを解説する。

各シリーズにおける連携の効果と成立条件

サガフロンティア

連携が成立したときのメリットとしては、上記のダメージ・効果の増大のほか、以下のものが挙げられる。

  • 2連携目以降の技・術は敵の防御力を無効化できる。
  • 2連携目以降の技・術の属性がなくなる。これにより、熱に耐性のある敵に熱属性攻撃で大ダメージを与えたり、空中に浮いている敵に地上攻撃を当てたりすることも可能となる。
  • カウンター技や見切りでの回避ができなくなる。

このようにメリットの大きい連携であるが、発動の条件はやや複雑である。

  • 連携を成立させようとする技・術の行動順は連続したものでなくてはならない。
  • 味方の攻撃は味方同士、敵の攻撃は敵同士でしか連携しない。つまり、敵の使ってきた攻撃と味方の使った攻撃とが連携することはない。
  • 同じキャラクターが1ターンに2回以上行動できる状態にあった場合、同じキャラクターの行動同士は連携しない。ただし、間に別のキャラクターによる攻撃が挟まれば、同じキャラクターによる2つ以上の行動を連携に組み込むことは可能である。
  • 各技・術が同じ対象に対するものでないと連携が成立しない。
  • 各技・術にはそれぞれどの技・術から連携しやすいか、及びどの技・術へ連携しやすいかの「相性」が設定されている。相性の悪い技・術同士が連続する場合、最悪絶対に連携が成立しない。中にはどの技・術からも連携しないものや、どの技・術へも連携しないものもある。

サガフリンティア2

基本的な仕様は前作サガフロンティアと大差はない。本作も原則として味方同士・敵同士でしか連携しないようになっているが、例外的に「敵の使用した補助術」→「味方が使った攻撃」といったパターンでは敵味方入り混じった連携になることもある。

アンリミテッド:サガ

リールを用いた独特の戦闘システムを採用した本作では、連携のあり方も大きく異なっている。原則としてすべての技・術が相互に連携可能となっており、リールを「ホールドする」という操作を行うことにより意図的に連携を発動させられる。また、対象の異なる技・術同士でも連携可能であるなど、前作までと比較して自由に連携が組み立てられるようになった。他にも以下の点が特徴的である。

  • 同じキャラクター同士の行動でも連携可能。
  • 連携に組み込まれた行動の種類が多いほど効果が大きく上昇する。逆に、同じキャラクターの行動が続いたり、同じ行動ばかりを連携に組み込んだりすると効果はあまり上がらない。

連携の自由度が上がった代わりに、連携のリスクも大きくなっている。まず第一に、「対象の異なる技・術同士でも連携可能」=「敵味方入り混じった連携が発生しやすくなる」ということであり、敵の攻撃の効果まで上がってしまう可能性がある。そしてもうひとつ、連携の最後が敵の行動であった場合、味方の攻撃が強制的に弱いものに変えられてしまうことがある。こういった事態を防ぐため、行動順番を意図的に遅らせるなど敵を割り込ませない工夫を行うことが連携を狙う上で重要となる。

それ以外のシリーズ

編集者が未プレイのため書いてません。ごめんなさい!
詳しい方による追記を求めます。

珍連携名

上でも触れたとおり、連携が成立すると本来の技・術名とは異なる「連携名」というものが表示される。一部例外はあるが、連携名は本来の技・術名の一部をそのまま繋げた機械的なものとなる。その結果、思わず吹き出してしまいそうな語感のものや、本来の技・術名からは想像もつかないような意味を連想させるものが生まれることもある。戦闘でのメリットを追い求めるだけでなく、面白い連携名を作ってみるのも連携の醍醐味といえよう。

以下で代表的なものをいくつか紹介する。

  • ブッシュッシュ 【ブッシュファイア+スカッシュ (サガフロンティア2)】
    アルティマニアでも紹介された珍連携名。語感のインパクトが素晴らしい。
  • マルチなでなで 【マルチウェイ+なで斬り+なで斬り (サガフロンティア2)】
    「なで斬り」を連携の最後に組み込むと「なで」と表示されることを利用した連携のひとつ。サガフロ2のリリースと同年にTo Heartのプレイステーション版が発売されており、ある意味タイムリーな連携名といえる。萌え死ね!
  • キャプテン翼 【キャプテンアクス+翼 (アンリミテッド:サガ)】
    どちらも敵専用の攻撃なので狙って発生させるのは困難だが…

関連動画

関連商品

連携(サガシリーズ)に関するニコニコ市場の商品を紹介してください。

関連コミュニティ

ニコニコミュニティは2024年8月に終了しました。

関連項目

  • サガシリーズ
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
落語家[単語]

提供: tosh.iaki

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/14(日) 04:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/14(日) 04:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP