ENDLESS DREAM!!とは、『ウマ娘 プリティーダービー』の楽曲である。
『ANIMATION DERBY 00』収録。
歌唱ウマ娘は、スペシャルウィーク・サイレンススズカ・トウカイテイオー。
本作看板役の3名が、デビューしたばかりの見果てぬ夢を爽やかに歌う。
アニメに先駆けて、青春を軽やかに駆け抜けるかわいい女の子をイメージさせるが、ただの美少女動物園ものだと嘗めてかかって本編を見ると、ハナ差2cmに勝負を懸ける熱いドラマに度肝を抜かれることだろう。
アニメ版では、メイクデビューやオープン戦など、重賞以外で歌われるようである。
第1話ではスペシャルウィークが東府中駅に着いたとき、「夢のゲート開いて~」と鼻歌を歌っている。しかし自動改札の使い方を間違えてゲートが閉まる、というオチとなっている。
2話・3話では挿入歌。
第2話では、スペシャルウィークがメイクデビュー(新馬戦)のウイニングライブで歌唱…するはずだったが、レースの練習に集中するあまりライブの練習を全くしていなかったため、何も出来ず棒立ちしていた。
第3話では、弥生賞のウイニングライブとして歌唱。トウカイテイオーの猛特訓により第2話よりはマシになったが、まだまだぎこちない。
ジュニア級で輝いたホープたちが披露する爽やかな楽曲。
走り出したウマ娘たちの夢は七色に輝いている。
以下のいずれか1レースで1着
フレッシュなイメージ通り、ジュニア級(現実で言う2歳限定)GⅠレースのウイニングライブで歌唱される。「夢と希望と尻尾にかけ」の部分では本当にしっぽを振る。
歌唱ウマ娘も若くしてGⅠを制した優駿たちが集う…と思いきや、他のGⅠ勝ち鞍を持つウマ娘は基本的にそちらが優先される。
したがって、本曲に割り当てられるのは史実で事情があって3歳・古馬戦線に参加できなかったウマ娘が多い。基本的にはかつての外国産馬・持込馬規制の影響で八大競走に出走できなかったウマ娘や、早期に引退したウマ娘などである。
マルゼンスキーは外国産馬・持込馬規制の影響でオープン戦ばかり走らざるを得ず、現GⅠ勝ち鞍が朝日杯3歳ステークス(当時)のみである。ヒシアマゾンも同様の理由で牝馬三冠のうち二冠に出走できなかったため、エリザベス女王杯と阪神3歳牝馬ステークス(当時)の二択でこちらが選ばれている。
フジキセキは皐月賞直前で引退しており、本曲しか歌唱対象候補がない。
ウイニングチケットは日本ダービーとの二択だが、特殊な事情で本曲が割り当てられている。
現在GⅠである「ホープフルステークス」は何度かの名称変更を経て2014年にこの名前になったものであるが、当時「ラジオたんぱ杯3歳ステークス」だった同競走に彼女は出走していない。彼女が史実で勝利したのは、2013年まで中山競馬場のオープン戦として開催されていた「ホープフルステークス」の方である(区別のため、本記事ではHS-OPと表記する)。
柴田政人騎手は同競走でチケットの主戦騎手に復帰するのだが、この旧ホープフルS出走は、伊藤雄二調教師が柴田騎手への配慮として、阪神競馬場のラジオたんぱ杯ではなく美浦に近い競走を選択したためと言われている。つまりダービーと共に、チケット&柴田コンビを語るには欠かせないレースなのである。
奇しくも旧ホープフルSは廃され、かつて自身が回避したレースに同じ名前がつけられた。ウマ娘のウイニングチケットは、この新ホープフルステークスが目標レースに設定されている。
育成1年目にして初のGⅠとあって、目標レースとしてこのいずれか設定するウマ娘は多い上に、ファン数稼ぎやレース因子等の諸々の都合で「マイルか中距離を走れるならひとまず出ておくべき」くらいの鉄板レースである。一方、歌唱対応ウマ娘が少ないため、担当から全然違う声が出るのを特に体験しやすいライブとなっている。
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最終更新:2025/12/20(土) 05:00
最終更新:2025/12/20(土) 05:00
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