朗唱賛歌
概要
『搔き消して、クアルテット』は、2022年8月17日に投稿された、卯花ロクによるVOCALOIDオリジナル楽曲である。学内情報シリーズ18作目。
歌詞
廃教室で鳴らした六弦 乾いた音
アンプにて音を増幅
チェック 唇がマイクで痺れて怖気付く
負けるかと声 震わす
はじめてサイダーを飲み干した頃のような気持ち
忘れたくないから
瞬間の現在を耳鳴りがするくらいの音で詰め
永遠にしちゃうのさ
取り戻せやしない昨日も
何もわからない不確定な明日も
全て 捨てて頭を空にしてしまう背徳的な今を歌うよ
教科書は覗いたフリ ノートには歌詞の列
先生の呪文は反射だ
放課後を待ちわびては時計の針を見て
進めや進めと煽る
誰かが勝手に決めつけた
錆びた規則がベタベタでうんざりだ
ゴーマイウェイ精神で洗浄を試してみたけど
頑固な汚れは手強いな
安定の未来ってなんだろう
模範の定義ってなんだろう
聞くたびに違う答えの正しさってなんだろうな
それなら六弦鳴らして 唄を歌う今だってさ
正しさの一つでしょって
反撃ビーム お見舞いしてやるんだぜ
夢の墓場で亡霊たちが
あたしのことを手招いてるけど
悪霊退散と気持ちを込めて歌うよ
残さず成仏させちゃうから
昨日も今日も明日もその先も
余さず全てあたしのものなんだ
オーバードライブ フルテンで
ノイズは掻き消して
ただ 後腐れのない今を歌うよ
関連シリーズ
関連リンク
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関連項目
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