耳とは、聴覚と平衡感覚を司る器官である。また以下のことを表す。
器官としての耳
ヒトの耳は内耳、中耳、外耳からなる。外耳は、頭についていて外から見える部分から鼓膜までの部分。外から見える部分は耳介という。
鼓膜の奥は中耳で、鼓膜の振動を耳小骨を通じて内耳に伝える。また耳管と呼ばれる細い管で鼻と喉の奥に繋がっている。
内耳には聴覚器と平衡感覚器があり、中耳から伝わってきた振動を変換し脳に伝える。
萌え要素としての耳
主に二次元において人・人型のキャラクターの耳をいろいろな形にし、アクセントとする。動物の耳にするのが一般的である。詳しくは獣耳を参照。ほかにもメカ耳、エルフ耳などがある。
服飾
主に耳たぶにリング条の装飾具をつける(イヤリング、耳ピアス)。また防寒のため、耳あてをつける。
漢字として
耳
- Unicode
- U+8033
- JIS X 0213
- 1-28-10
- 部首
- 耳部
- 画数
- 6画
⽿
- Unicode
- U+2F7F
- 意味
- みみ、聴力、耳状のもの、芽、聴く、という意味がある。ほかに、佴と通じて退く、終助詞として「~のみ」という意味で使われる。〔説文解字〕には「聽くことを主(つかさど)るものなり」とある。
- 字形
- 耳の象形である。
- 音訓
- 音読みはジ、ニ、訓読みは、みみ、のみ。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校1年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。
- 部首
- 耳は部首、耳部を作る。主に偏に置かれる。耳や聴くことに関することを表す意符である。
- 声符
- 耳を声符とする漢字には佴、㛅、弭、茸、毦、𩱓などがある。
- 語彙
- 耳介・耳学・耳語・耳垢・耳耳・耳熟・耳順・耳食・耳孫・耳朶・耳鼻・耳目・耳力
互換文字
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関連項目
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