放課後とは、終わりと始まりが一緒に訪れる時間である。
概要
学校における、授業ほか学校活動が終わる自由な時間帯のこと。学校に児童・生徒がこれ以上残ってはならないとされる最終下校時間までの時間を、基本的には放課後とされている。
(学校にもよるが、終わりの時間は日没に合わせ午後4時まで~午後7時くらいまで、とされているだろうか。)
部活動やサークル活動などは一般的に放課後から行われるため、学業や部活動に意欲を燃やす少年少女も、1秒も早く家に帰りたいと望む帰宅部のエースも、誰もが待ち望んでいる「学校生活から開放される、1つの1日の終わり」である。
放課後の使い方も人によって様々で、特に学校に用事が無ければ自由時間を楽しむなりさっさと帰宅するなり、というのが一般的(?)なのだろうが、学校で放課後を過ごす場合は上述の通り部活動に勤しむ以外にも校内で勉強(授業の復習)に励んだり、図書室で読書に耽ったり、友人やクラスメイトと共に昼休み以上に遊び回ったり、意中の相手を屋上や特別な場所へ誘ったりと、学生の数だけ放課後の過ごし方があると言ってもいいだろう。
学校を離れる場合、小遣いや学費・貯金のためにアルバイトをする方もいれば、書店やコンビニでずっと立ち読みする方もいるなど性格が出やすい。
また学校行事を間近に控えている時期には学校行事の下準備に放課後の時間帯を使われる事が多い。
もっとも中には補習や追試など、望まない形で放課後の生活を過ごしている(いた)人もいるのだろうが、これらも数年~数十年後かには立派に思い出の1ページとなるはずだ。
テスト週間
フィクションにおいて
部活動を主とする作品においてはここからが本番。朝練や休日も含む場合もある。
広義には学園モノといったジャンルとされやすい。
下校中に新たな発見や出会いがあるのもまた、あるあるな展開である。
余談
名古屋市および愛知県の学校における授業間の休み時間を「放課」と呼ぶ。(例:10分放課)
そのため放課後=授業となってしまう。逆に放課後は「授業後」などと呼ばれる。
現在の名古屋市民は若い人でも標準語で名古屋弁をほぼ使わないが、一般的に平然と使われる数少ない名古屋弁のひとつ。机をつる(移動させる)も同じく学校で使われる。
関連動画
関連項目
一般項目 |
「放課後」を名前に含む大百科記事 |
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