タンチョウ(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどの各種メディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール/フレンズ(動物が女の子に変化した擬人化キャラクター)である。
概要
ご存じ日本の釧路湿原に生息する日の丸カラーの鳥・タンチョウ(丹頂)のフレンズ。ロシアのアムール川で繁殖し冬になると暖かい地へと南下し越冬する。日本では古くから親しまれ、鶴といえばまず想起するのはこのタンチョウヅル(丹頂鶴)という人も少なくない。かつては紙幣(夏目漱石が描かれていた頃の千円券)にも描かれており、影の薄いキジに変わって国鳥扱いの待遇を受けている。
我々日本人がイメージするタンチョウ像と日本古来の美女像が具現化した、美しく・清らか・おしとやか・礼儀正しい・心優しい・女の子。気品があり高貴さを備えた淑女であり、礼儀正しく他者に対しては敬語を交えてやり取りし、難しい言葉や四文字熟語を交えて話す。また、ミスした相手に対してもカバーする優しさや気遣いも持つ。
自らが様々な文化的モチーフとして取り上げられてきた事を深く理解しており、その事を光栄に思い、失望されないよう日々精進し自らを磨き上げている。
文字を理解出来るようで、大量の書物を読み知識と教養を会得している。礼儀作法に精通しており、高度な文化的趣味として茶道を嗜み礼儀・行儀・姿勢・作法などを総合的に身に付けている。また、淑女の嗜み護身術として白鶴拳なる拳法を習っており、戦闘技術などには心得がある。
外見
タンチョウの真っ白な全身に黒色の羽毛・赤い頭頂部(唯一羽毛に隠されていない皮膚部分)という美しい外見を人の女の子の体型に変換して再現した姿。
髪型は毛先を切り揃えたロングヘアー(姫カットではない)。髪の色は白色と黒色、前髪の一部が赤く変色しているが、これは頭頂部の赤い皮膚が露出した部分を再現したもの。側頭部からはコンパクトになった綺麗な翼が生えており、飛行時はこの翼で優雅に空を飛ぶ。瞳の色は黒、肌は染み一つない白。
ワイシャツに袖にモフモフが付いた白色の長袖ブレザーを羽織り、赤色のネクタイを締め、ヒラヒラが付いたチェック柄の灰色スカートを着用。首下に黒色のマフラーを巻いて防寒対策を施している。タイツの白黒の色合いは元動物の脚部の見た目を表現している。黒色のローファーを履いている。
ゲームでの扱い
ピュア属性(緑)のレアリティレベル3のフレンズとして登場。コストは300・攻撃タイプは遠距離・サイズはL。特定のグループには所属していない(未実装に終わった渡り鳥系フレンズのグループに入る予定だったのだろうか)。所有スキル「神秘幻想の白雨」は10秒の間自身の攻撃力が25%アップする効果。タンチョウが恋愛シーズンに行う求愛ダンス的なモノを踊るのかもしれない。
自身が様々な作品や紙幣にもモデルとして描かれてきた事を知っているため、イメージを壊したり失礼な事をしてはいけないと自分への重しになってしまい、真面目さ故に自分を律し過ぎてストレスとなっていた。そんな中セルリアンとの戦闘中にシロサイの「切り替えの大切さ」「息を抜くことくらい誰でもする」「お姫様だって暴れたいときは暴れますのよ」とのアドバイスを受け、初めて何もかも忘れて戦う事が出来た。
戦闘後、心からスッキリしたタンチョウは「たまには礼儀作法を忘れて荒ぶり・高ぶりに身を任せて身一つでぶつかる事も大切」と理解、このままシロサイとの鍛錬のための手合わせの申し込みを受けて立つのだった。
関連静画
関連立体
関連項目
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- ページ番号: 5494346
- リビジョン番号: 2559843
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