「ピッチングP」とは、MikuMikuDanceを使用し、プロ野球選手のモーションを再現しているP(動画制作者)である。
概要
MikuMikuDanceを使用した滑らかかつ再現度の高いモーションを特徴としている。初期は選手一人のモーションのみというシンプルなものであったが、モーションが揃ってきたこともあり、ストリークPのドームを使用した試合形式に近いものも作成されつつある。現在は物理演算機能を使用し、より現実に近い髪などの動きを目指しており、野球物語的な動画を目標のひとつとしている。
また、メタセコイアにて帽子やグローブ等の小物も作成しており、中でもグローブの完成度は非常に高く、ピッチングPの野球愛が詰まったものである。
ちなみにモーションを演じているミクのコスチュームは標準のものであるため、モーションによってはえらいことになってしまっていたが、スパッツ(ブルマ)を着用し問題も解決された。そのような状況や、変な格好をさせられるため、ピッチングPがミクを怒らせてしまうこともしばしば・・・。
近時、1052C-Reミクさんを基盤として、ちびミク化モデルのモデリング開発等に着手している。
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作成選手(敬称略/投降順)
ピッチングPがモーションを作成する選手の選出は非常に渋く、現在のところOB選手のみである。若い世代には、「誰?」という方もいると思うので、少々解説を加えておく。(詳しく知りたい方はwikipediaや動画サイトなどで)
- 高橋一三 (巨人、日ハム)
V9巨人左のエース。マウンドに手を叩きつけるような豪快なフォーム(実際にマウンドをえぐることもある)から、巨人時代は快速球とスクリューボール、日ハム移籍後はスクリューボール(遅いシュートと形容される)中心の軟投派としてカムバック。 - 山田久志 (阪急)
阪急黄金期を支えたサブマリン。アンダースローからの浮き上がる速球と「伝家の宝刀」シンカーを武器とした。足を高々とあげてから沈み込む特徴的なフォームは「芸術」と評されているが、入団当初は「変なフォーム」といわれていたらしい。通算284勝は歴代7位、アンダースロー投手では歴代1位。 - 佐藤政夫 (巨人、ロッテ、中日、大洋)
変則的な左サイドスローとクネクネとした動きから、「たこ踊り投法」「こんにゃく投法」と呼ばれた。先発、中継ぎ、抑えと器用にこなした渋い投手。 - 小林繁 (巨人、阪神)
巨人、阪神でエースとして活躍。「スパイダーマン投法」とも呼ばれた変則サイドスローが特徴。巨人のエースとして地位を築いていながら、「空白の一日事件」により、江川卓とのトレードという形で阪神に移籍する。また、変則的なフォームであったため、ゆるい球を投げるのが苦手だったようである。 - 八重樫幸雄 (ヤクルト)
大きなメガネと極端なオープンスタンスが特徴。そのフォームは、打撃を磨きレギュラー定着を目指すために、当時の中西太コーチの助言を素に開発したもの。レギュラーを若手に譲った後も代打の切り札として活躍した。 - 村田兆治 (ロッテ)
70年代、80年代のロッテを支えた「不死鳥」。足を高々と上げてから腕を振り下ろす「マサカリ投法」から放たれる速球と落差のあるフォークボールを武器とした。また、右ヒジ痛から当時タブーとされた外科手術を経て復帰、現在でも最速140km/hの直球を投げられることでも有名。 - 市川和正 (大洋)
通称「東の詐欺師」。オーバーアクションによりハーフスイングをごまかす「忍者打法」などのトリックプレーで人気を博し、珍プレー好プレーでは達川光男(広島)との「詐欺師対決」が企画されたりもした。 - 木俣達彦 (中日)
豪打の捕手。元々打撃には定評があったが、グリップを低く構える「マサカリ打法」を編み出し、ヒット、本塁打を量産、長く中日の正捕手として活躍した。背面投法を受けたキャッチャーとしても有名。 - 西本聖 (巨人、中日、オリックス)
江川卓とともに80年代巨人を支えた右腕。鋭く曲がるシュートを武器とした。沢村栄治を彷彿とさせる、時折足を高々と振り上げるフォームが特徴だが、沢村を意識したわけではなく、星飛雄馬を意識してとのことらしい。 - 大野豊 (広島)
80年代、90年代の広島を支えた「ダンディエース」。左手をお尻の後ろに持って行き溜めを作る独特のフォームが特徴。江夏豊の後継として、抑え、先発両方を器用にこなした一方で、入団初年度の防御率が天文学的な数字となってしまったことでも有名。
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