マキシマムとは、「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-」に登場する駒である。
概要
「最強」を自称するバーンパレスの「掃除屋(ミストバーン談)」。
オリハルコン駒軍団の「王(キング)」に位置する人物で、プロモーションを経て生まれ変わったヒムを除けばオリハルコンの駒唯一の金属生命体である。「生きている駒(リビングピース)」と本人が述べている事から、禁呪法の類で生まれたものではなく、元々一個の生命体として生まれている事が明らかになっている。ちなみに、345歳。
一人称は「我輩」。バーンがハドラーに与えた5つを除く全ての駒を部下として随伴させ、「キングスキャン」や「スーパースキャン」といった透視能力や、内蔵されている莫大なデータベースを駆使して適時部下に命令を与えて戦闘を行う。
「掃除屋」と皮肉られる理由としては、「確実に敵の頭数を減らす」という彼の戦闘方針から来る部分が強く、その内容は「他者との戦闘で疲弊している敵から順次倒していく」というもの。判りやすく言えば、「どんな手段を使おうが勝てばよかろうなのだ」といった感じのものである。
似た様な思考を持つ人物にザボエラが挙げられるが、ザボエラの場合は相手をきっちり選んでいる為、自らを危険に晒すケースはさほどではなかったが、マキシマムが自分の相手に選んだのはよりにもよってヒュンケルだった。
その結果、オリハルコン駒軍団の殆どをヒュンケル一人に倒され、瀕死のヒムを狙って兵士に攻撃させようとするも、颯爽と現れたラーハルトによって残る「兵士」の駒も全て蹴散らされ、自らも文字通りみじん切りにされて爆死した。何かしらの「糧」となるケースの多い本作の敵キャラでは珍しく、「ただ倒されただけ」で終わったキャラであった。
自称「大魔宮最大最強の守護神」であり、「バーン様に本当の信頼を寄せられている」とのことだが、だったらバーンが一体しかいない女王をハドラーに渡したりはしないだろうから、実際には文字通り「掃除屋」以上の評価は受けていなかったのだろう。
彼を一言で例えるなら「動くデータバンク」。それ以上でなければそれ以下でもないだろう。
ハドラー親衛騎団になれる確率
チェスの駒は王と女王が1個、僧正・城兵・騎士がそれぞれ2個、兵士8個で構成されている。
それを基にハドラー親衛騎団に選抜される確率を計算すると以下の通りになる。
ハドラー親衛騎団の場合「王」はハドラーになるため、王は抜擢されない。
特に1/8の壁を乗り越え、ハドラー親衛騎団に抜擢されたヒム。本当におめでとう。
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関連項目
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