概要
2020年5月より、月刊アフタヌーン(講談社)にて連載されているフィギュアスケートの漫画。フィギュアスケートのシングルの選手の夢を諦めた青年・明浦路司(あけうらじつかさ)と、フィギュアスケートでオリンピックの金メダルを目指す少女・結束(ゆいつか)いのりを描く物語である。単行本は現在10巻が発売されている。
「第6回 みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」3位、「次にくるマンガ大賞 2022」コミックス部門1位、「第68回小学館漫画賞」一般向け部門受賞、「マガデミー賞2022」主演女優賞(結束いのり)、「第48回講談社漫画賞」総合部門受賞など、様々な賞を受賞している。
ストーリー
スケーターとして挫折した⻘年・明浦路司が出会ったのは、
フィギュアスケートの世界に憧れを抱く少⼥・結束いのり。
リンクへの執念を秘めたいのりに突き動かされ、司は⾃らコーチを引き受ける。
登場人物
- 結束いのり(CV:春瀬なつみ)
フィギュアスケートでオリンピックの金メダルを目指す小5の少女。学校の成績は悪く、要領も悪いため友達もいないが、スケートに対する情熱は強い。独学でフィギュアスケートを学んできたが、親に反対されてきた。しかし、司との出会いが運命を変えることになる。 - 明浦路司(CV:大塚剛央)
14歳からフィギュアスケートのシングルの選手を目指すも20歳で断念、以降アイスダンスの全日本選手権に出場するなどアイスダンスで活躍するも、プロへのオーディションに落ち続けている26歳の青年。いのりのスケートへの情熱に触発され、いのりのコーチとしてスケートを教えることになる。 - 狼嵜光(CV:市ノ瀬加那)
いのりのライバルとなる少女。全日本ノービスB女子シングルの金メダリスト。 - 夜鷹純(CV:内田雄馬)
出場したすべての大会で金メダルを獲得した、伝説の天才スケーター。
テレビアニメ
2025年1月よりテレビ朝日系全国24局ネット「NUMAnimation」枠にて放送。監督は「ノケモノたちの夜」の山本靖貴、シリーズ構成・脚本は「ガールズバンドクライ」の花田十輝、キャラクターデザインは「異世界はスマートフォンとともに。2」の亀山千夏、アニメーション制作は「Unnamed Memory」のENGIが担当する。なお、ENGIの作品でゲームやコミカライズを含め原作がKADOKAWAでないのはこれが初めてとなる。
いのりの声優を務める春瀬は単行本CMのナレーションなどでも同役を担当している。また、原作者のつるまは「アイドルマスター シンデレラガールズ」の龍崎薫の声を春瀬が務めていることから春瀬の熱狂的なファンでもあり、本アニメで「フィギュアスケート漫画を描いて春瀬に主役を担当してほしい」という夢を見事叶えることとなった(参考記事)。
スタッフ
- 原作:つるまいかだ(講談社「アフタヌーン」連載)
- 監督:山本靖貴
- シリーズ構成・脚本:花田十輝
- キャラクターデザイン:亀山千夏
- 総作画監督:亀山千夏、伊藤陽祐
- フィギュアスケート監督・3DCGディレクター:こうじ
- 3DCGビジュアルディレクター:戸田貴之
- 3DCGアニメーションスーパーバイザー:堀正太郎
- 3DCGプロデューサー:飯島哲
- 色彩設計:山上愛子
- 美術監督:中尾陽子
- 美術設定:比留間崇、小野寺里恵
- 撮影監督:米屋真一
- 編集:長坂智樹
- 音楽:林ゆうき
- 音響監督:今泉雄一
- 音響効果:小山健二
- アニメーション制作:ENGI
関連静画
関連リンク
関連項目
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- 0pt