幸運と勇気の剣(ラックとプラックのけん)とは、三百年たった世界の友人に送った黒騎士ブラフォードの愛剣である。
概要
黒騎士ブラフォードが生前から愛用していた剣(アニメでは主君のメアリー・スチュアートから賜ったとされている)。
ディオによって屍生人として蘇ってからもこの剣を愛用している。
作中では死髪舞剣でジョナサンの動きを封じ、とどめとしてこの剣を振り下ろすが、ジョナサンはこの剣に蹴りで防御し、更に金属を伝わる「銀色の波紋疾走」でブラフォードの腕を溶かす波紋攻撃に繋げた。
その後、「山吹き色の波紋疾走」を食らってもなおブラフォードは立ち上がるが、波紋を浴びたことで人間としての痛みを取り戻していた。そのことに気付いたジョナサンはブラフォードの剣撃をかわさず、ブラフォードもジョナサンの気持ちを悟り、剣撃を止めた。
高潔な人間としての魂を取り戻したブラフォードは、怒りと憎しみにゆがんだ顔から母親と会話する息子のようにやすらいでいる顔となり、ジョナサンの紳士の心に出会ったことでこの世への恨みは晴れていった。
ブラフォードは三百年たった世界の友人の名を聞き、剣に刻んである言葉をジョナサンに送った。
そして自分の血で「P」を書き加え、ジョナサンの未来へこの言葉を送り、ブラフォードは消滅する。
そしてディオとの最終決戦、気化冷凍法をやぶる策としてこの剣を使用した。
この剣を通して波紋を送る目論見だったが、剣ごと腕を凍らされて身動きが取れなくなってしまう。だが篝火で剣を炙ることで危機を脱した。
余談だが、荒木飛呂彦原画展「ジョジョ展」の展示品として幸運と勇気の剣を再現したものが飾られていた。
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