QLSOとは、EASTWEST社(以下、EW)が製作したソフトウェア音源である。
正式名称は、"EASTWEST / QUANTUM LEAP Symphonic Orchestra"
概要
ホール残響までサンプリングされており、特に中~大規模編成に適していると言われる。「『ハリウッド・サウンド』を再現できる(公式より抜粋)」のが最大の売り。その反面小編成や室内楽には向いておらず、良くも悪くも大味なライブラリと評価を下されることも多い。ネット上ではよく「VIENNA SYMPHONIC LIBRARY(VSL)」が対立的な存在になり、派閥が分かれている。
- 実際のコンサートホールで、アーティキュレーション(奏法)別にサンプリングされている。
- クリプトンが代理店だった頃のQLSOは最上位が約40万で売られていた。その為プロ用音源としてイメージが付いた。
- 現在の国内代理店は「ハイ・リゾリューション」で、2~10万程度で同じ物が手に入るため、ホビーユースとしても利用できる。
- クリプトン発売時と現在とでは音源エンジンが異なっており、2007年まではNative Instruments Kompaktエンジン、以降はEASTWEST自社製のPLAYエンジンへリニューアルされた。
- PLAYエンジンはコピープロテクトとしてiLokキーを採用している。
- 現在(2013.3.21)、PLAYのバージョンは3.0.45。
- 読み込むサンプル数は膨大なので、低スペックでは不安定になる。(最低でもメモリ2GB、7200RPM以上のSSDまたはハードディスク推奨)
- PLAY版と同じ内容のPro-Tools専用サンプラーStructure版も存在する。
- Structure版は、本家のSoundsOnlineではなくDigidesignで買う事ができる。(GoldCompleteのみ)
製品ラインナップと機能比較は→ ハイ・リゾシューション社のEWQLSO紹介ページ
関連動画
QLSOタグは付いてないが使用していると見られる動画
関連項目
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