MMDユーザーモデルとは、MikuMikuDance(MMD)のユーザーによる自作モデルデータのことである。
概要
MMDユーザー個人で制作されたもので、MMDに付属する初音ミクや鏡音リン・レンなどのデフォルトモデルとは異なる非公式モデルである。
2008年8月末に公開されたMikuMikuDanceバージョン3.0よりモデルのデータが変更されPMD形式のデータとなった。
そして極北P開発のPMDEditorによりスキニング済みのxファイル(ボーンの入ったデータ)をPMD形式に変換することが可能となり、さらにPMDEditorの改良と有志の地道な解析作業の結果、個人でもMMDのモデルデータが制作可能となった。
現在では多数のモデルが制作され、デフォルトモデルのキャラクター達に引けを取らない活躍を見せている。
なお、制作されているユーザーモデルは大まかに以下のように分類することが出来る。
- ボーカロイド及び2次派生キャラの非公式モデル(はちゅねミク、がくぽモデルなど)
- ボーカロイド以外の既存キャラのMMDモデル(アイマスキャラクター、ののワさん、重音テトなど)
- その他オリジナルやキャラクターでないもの(枠、紙ふぶき、カラス、ティラノサウルスなど~
ちなみに新作ユーザーモデルの紹介動画には、様々な公開モーションが利用されることが多い。数ある公開モーションは「MMDモーション配布あり」のタグから探すことができる。また、動画ではなく静止画としてニコニコ静画で公開される場合もある。
ユーザーモデル関連記事
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- MMDユーザーモデル(ゲーム関連)
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- MMDユーザーモデル(その他ジャンル:人型)
- MMDユーザーモデル(その他ジャンル:非人型)
- MMDオリキャラ
- 大百科を「モデル」で検索
- MikuMikuDanceのタグの一覧に掲載されている作品別記事にユーザーモデルの記載がある場合もある。
日々、新モデルが公開されているため、上記の各記事のリストにも掲載されていないモデルが多量にあります。
モデル紹介動画や、MMDカタログ化計画@wiki、VPVPwikiなどを参照してください。
企業などが関連した公式モデルについて
なお、
- 晋遊舎の雑誌(Windows100%)やムック(MikuMikuDanceスターターパック、セカンドパック、サードパック、マスターパックDX)に収録された多数のキャラクターモデル
- ISAO氏作成の「時報ちゃん」、キオ氏作成の「消臭妖精ノール」、かこみき氏作成の「ふぉっくす紺子」、ISAO氏作成の「レイちゃん(DXR-0 レイ)」など、企業の商品等のマスコットキャラクター公式モデル
- 学校法人のCMキャラの公式モデルである、ISAO氏作成の「ハル(CMキャラクター)」
- 「ひぐらしのなく頃に煌」からかこみき氏作成の「オヤシロリカ」、「機巧少女は傷つかない」から海冬レイジ氏(原作小説作者)が作成の「夜々」、「魔法の天使クリィミーマミ」からちゃーりぃ氏作成の「魔法の天使クリィミーマミ・ハイポリモデル」など、アニメやゲームなどのキャンペーンで無料配布された公式モデル
などについては、この「MMDユーザーモデル」の枠内には入らない扱いとされているようだ。
これらのモデルはおおむね阿吽ぬゐ氏、ISAO氏、かこみき氏、キオ氏、さぼてん氏、ちゃーりぃ氏、ままま氏などの有名なMMDユーザーによって作成されており「ユーザーが作成したモデル」であることは間違いない。
しかし企業の依頼の元に、おそらく資料提供などの協力も合わさって作成された公式モデルであるため、上記に述べた「非公式」「自作」という特徴にそぐわないことから、「ユーザーモデル」と扱われていないものと思われる。
関連動画
極北PのPMDEditor紹介動画「はちゅねモデル」
最新バージョンではスキニング機能が実装され、簡易ながらもPMDEditor単体でモデルが制作可能となった。
外部リンク
関連項目
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