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FF病とは「FFXV」ディレクター田畑端が定義した病気である。
概要
事の発端は4Gamerに掲載された記事である。
誰もがみんな“FF病”だった――鉄拳・原田Pによる不定期連載「原田が斬る!」。第1回はスクウェア・エニックス田畑氏が「FFXV」流リーダー術を語る
この対談企画の中で、田畑端は「FF病」について言及している。
ええ,ネガティブなフィードバックもいっぱい来ました。
ああ,これがFFっていうIPの歴史なんだって,そのとき改めて思いましたね。
ただそれと同時に,「FF病」にかかったままの人が,ファンの中にもいっぱいいるんだってことに気が付いた。スクウェア・エニックスの社内にいる,自分のFF観でしか物事を考えられなくなってしまった人達のことです。
その根っこにあるのは強烈な自己肯定で,チームの勝利条件よりも,自分のFF観を優先してしまう。
そのFF観を満たせてないと,FFとしてダメだと思い込んでいる。
「FFは特別なゲームで,それを作っている自分達も特別なんだ。FFの新作が出たら皆が食い付くはずだ」って,どこかで思っている。
でもそんな現実,あるわけないじゃないですか。それで,「俺たちは特別な存在じゃない。早く目を覚ませ」って,チーム内で諭していた時期があったんですけど。
でも,FFXVの情報を世に出し始めたことで,それが社内だけじゃなかったことに気が付きました。
みんながFF病だったんですよ。
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