くじゃく座とは (クジャクザとは) [単語記事]

くじゃく座 Pavo
略符	Pav
象徴	the Pe ac ock
設定者	ペーテル・ケイセルフレデリック・デ・ハウトマン
概略位置：赤経	20
概略位置：赤緯	-65
21時正中	8月25日
広さ	378平方度(44位)
3.0等以上の恒星	1
最輝星	ピーコック(1.91等)
メシエ天体数	0
隣接する星座	インディアン座ぼうえんきょう座さいだん座ふうちょう座はちぶんぎ座
星座の一覧

くじゃく座とは、全天88星座の1つ。

南天の星座で、熊本市以南の地域で観測できる。

概要

明るい2等星を含むが、全体としては暗い星座。四角形に並んだ6つの星の部分は胴体にあたる。

クジャクのオスをモチーフとしているため、星座絵でも美しい羽をもつ姿が描かれる。

くじゃく座は比較的新しい星座で、ネーデルラントの航海士ペーテル・ケイセルと、同じく探検家のフレデリック・デ・ハウトマンによる観測に基づいて作られた。

くじゃく座には、α 星以外に固有名を持つ恒星は存在しない。

α：ピーコック(Peacock)
- くじゃく座の最輝星で、2等星。名前は英語で「オスのクジャク」。
  ピーコックの名は、天測航法を用いていたイギリス空軍によって、1930年代に命名された。