ノーデンス 単語

11件

ノーデンス

1.5千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

ノーデンス(Nodens)とは、古代イギリスで崇拝され、アーサー・マッケンの作品やH.P.ラヴクラフトの作品で扱われたの一柱(のはず)である。

概要

ノーデンス、ノデンズ。

クトゥルフ神話における善なるにあたる旧神原文では作者によって表現が異なり「Old Ones」や「Elder Gods」と表記されるが日本では、いずれの場合も“旧神”と表現される。)の一柱と見なされる事が多い。
クトゥルフ神話における重要性に反し、ラヴクラフト世界観においては、あまり重要とも言えない。
それは、ラヴクラフトなる存在の思考や、在り方など人間には理解できないという立場をとる事が多いためで、
ラヴクラフト世界観に順ずる限り、較的人間に友好的であるという以上の理解は引き出せない。
(何せ、このによって救出されると、どこか適当な、例えば銀河の最果てとかに放り出されてしまうから。)

但し、クトゥルフ神話一般に関して言えば、旧神の一員とされる事が多い。
これはダーレスによる善悪二元論導入のの他、ラヴクラフトの小品『のなかの不思議の館注1』で、
明確に人間にとっての善的な役割を演じた事も理由のひとつであると思われる。

その姿は灰色を持つ老人、つまり、非常に分かり易い西洋のゼウスなど)の姿をしている。
乗り物殻の形をした戦車で、ネプチューン及びトリトンイルカたちやネーレイスたちを連れており、ラヴクラフトに依って海神として設定されていたらしい事が伺える。
編者としてはクトゥルフ神話における海神として、悪であるクトゥルフというメジャーな存在が、
相対する善としての立ち位置を、同じ海神であるノーデンスにめたのではないかと想したい。

なお、ラヴクラフトの作品では白髪である事と片腕が皺だらけである事、年老いていて威厳がある事などが描写されているだけで、そもそも人間体であるかどうかすら、記されていない。

奉仕種族として、一部の夜鬼を従えている。

アーサー・マッケンの『パン大神』でられており、手術に依って普通の人々が気付かないものが見える様になった女性を犯しを産ませている。ラヴクラフトも同作を読んで『ダンウィッチの怪』を書いているので、ノーデンスの名前はそこから使ったものと想われる。なおラヴクラフトが何を想って海神に設定したのかは不明。

元はイギリス過去先住民族(おそらくケルト人)に依って崇められていたで何のであったかは判らず、アーサー・マッケンも正体不明の何者かとして扱っている。
最近では、ケルトのダーナ神話に登場するの腕のヌアザと同一存在ではないかとされており、RPGのノーデンスの片腕が銀色金属に覆われているのは、そこから来ていると想われる。

二つ名・通り名・称号など

主な役割

関連動画

関連コミュニティ

このコミュニティに参加する事は難しくない。
自らのを操り、現の世界から70階層下にある浅い眠りの世界において焔の殿を訪ね、
更に階層を下って、現の世界から700階層下にある深き眠りの門をくぐり夢の国の地下を訪ねればよい。
運悪く、地下に行く事ができなければ、ングラネク山の夜鬼を訪ねるとよい。
その際、食屍鬼の助けを借りられれば言う事なしである。

 

関連項目

注釈

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
東ローマ帝国[単語]

提供: ritchie_star

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/05/12(日) 08:00

ほめられた記事

最終更新:2024/05/12(日) 08:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP