入れ歯とは (イレバとは) [単語記事]

入れ歯とは、主にじいさんばあさんが装備できる武器である。

概要

何らかの形で歯を失ってしまうと欠損した部位にもよるが咀嚼が困難となる。特にせんべいと言った固いものをかみ砕く事が出来ず、柔らかくしてから食事すると言う事になる。今日では柔らかい食事であっても栄養面で問題はないかもしれないが、噛むと言う行為は非常に重要であり、脳を刺激してその動きを活発化させ、認知症の防止やあごの筋肉の維持など、非常に重要な役割を持つ。この為、入れ歯の持つ意味は歯を欠損した人にとっては我々が思う以上に非常に大きい。

現在では主に歯医者にて制作してもらう。あごの形が関わってくるため、フルオーダーメイドとなる。土台となる床の素材には金属製やシリコン製などがあり、それぞれ食事時における感覚や安定度に違いがある。歯の欠損状況によっては総入れ歯や部分入れ歯なども選べるが上記にあげた事が絡んでくるため、一般的にはかなり高額となってしまう。価格も下は50,000円ぐらいであり、高額ともなれば100万と言った具合に天井知らずである。なお、保険適用となるものもあり、だいぶ価格が安く抑える事が出来る。

なお、近年はより自然な歯に近いインプラントが台頭している。

特に総入れ歯の場合、加齢と共に顎の肉がやせてきて、取り付け部分がスカスカになってしまう事もある。その為、タフグリップなどの安定剤をくっつけて違和感を無くす事もある。

入れ歯の手入れとしては入れ歯を外した後、歯ブラシでしっかり磨いて、入れ歯洗浄剤で漬け洗いをすることが望ましい。また、歯ブラシで磨く際にも研磨剤の入った通常の歯磨き粉では傷が付いてしまい、雑菌の入る恐れがあるので専用の物を使用する事が望ましい。これを怠って、入れ歯洗浄剤だけで済まそうと物ぐさしてしまうと「おじいちゃん(おばあちゃん)、息臭～い☆」と痛恨の一撃をくらってしまうので注意が必要である。

武器としての入れ歯

その用途は様々存在するが、主におじいさんがお隣に住む美人なおばあさんにナンパをかけている際のおばあさんの武器や、おじいさんがやんちゃな若者に対して喝を入れる際に使われる事が多い。

「喝！」と共に口から怪光線ならぬ入れ歯が高速度で目標に向けて発射、その大きさによるがだいたい頭が目標となっている。特につるつるのおじいさんの場合、出血を伴う大ダメージを与える事が出来る。だいたい入れ歯は上下セットであり、噛みつくのにはうってつけの形となっている。

と言うのは漫画などで良く見られるものであるが、実際の所はそこまで飛ぶはずもなく、まして上下セットの様なものが存在するはずもない。実際の所はクシャおじさんとまでは行かなくとも、口元がちょっとアレな状況となる。また、しゃべりもちょっとおぼつかなくなる。もっとも、「ふがふが…」と言う状況に陥る事になる事はあまりない。