|
ネク君 この記事は原作のネタバレが書いてあるみたいだね。ゲームをクリアしてないならUGに戻るのも一つの手だと思うよ。 |
美咲 四季(ミサキ シキ)とは、ゲーム『すばらしきこのせかい』に登場するキャラクターである。
作中でネクの最初のパートナーとなる15歳の少女。おしゃれ好きでにゃんタンというぬいぐるみを常に持ち歩いている。
シキ編1日目から7日目までネクと共に行動し死神ゲームのミッションに挑む。7日目にゲームマスターの東沢をネクと共に倒した結果、裁定によりUGからRGへ戻る予定であったが、2度目の死神ゲームのエントリー料に徴収されてしまう。ビイト編最終日に渋谷川の道中でネク・ビイトと合流し、全てを終わらせるためにコンポーザーの元へ向かうことになる。エンディングでは無事ネクたちとRGに帰還した。
その後『Final Remix』で追加された新エピソード「A NEW DAY」では、直接の登場はないものの電話でネクと会話する様子が描かれている。
シリーズ続編となる『新すばらしきこのせかい』では、作中でにゃんタンのパーカーを着ている人物が登場している。
明るく社交的で人付き合いが良い。他人とコミュニケーションを全く取ろうとせず、全てを一人で解決しようとするネクとは対照的な性格。ちょっぴり天然気味なところはあるもの、死神ゲームのミッションにも真面目に向き合っている。反面、気持ちが不安になると相手から目をそらし携帯の画面に映る友人エリの写真を見てしまう癖があり、ネクの不信感を買ってしまっている。
将来はファッションデザイナーになることが目標で、作った服でたくさんの人に元気を与えられるようになりたいと夢見ている。ちなみに、自分が着ている服も自作のもの。服作りはまだまだ勉強中であるが、その精巧さは「売り物だと思った」とネクに勘違いさせてしまう程の出来栄えである。
友人のエリを夢を分かち合う親友として大切に想っている。服作りを始めたこともエリがシキの裁縫を褒めたことがきっかけであり、以来一緒に服を作るようになった模様。服作りでは主にシキが裁縫、エリがデザインを担当している。
ただ、その胸の内は複雑であり、内心では頭が良く見た目も可愛い上に、服のデザイン面で自分より才能を見せているエリに強い嫉妬心を抱いていた。その嫉妬心の根源は、何よりも自分自身を一番大切に考えていることの証であり、結果として本来の彼女の容姿は死神ゲームのエントリー料として徴収されている。UGに来る直前、服のデザインで悩んでいたシキに対しエリが彼女を元気付けようとして言った「シキはデザインより裁縫の方が向いてる」という言葉は皮肉なことにシキの心を一層傷つけてしまう。その後、事故で落命しUGに来たシキの容姿は友人のエリのものに変化していた。
UGで自分がエリの容姿になっていることを当初は喜び彼女のように振舞ったものの、何も満たされない、何も変われないことに不安を抱き、RGで元の姿に戻ることをシキは恐れていた。その点をゲームマスターの東沢に看破され突きつけられると、翌日のミッションからネクに自暴自棄な態度を見せるようになる。しかし、渋谷のスクランブルで聞いたエリの会話を聞くと、実際にはエリもシキに対して憧れのような感情を抱いていたことが分かる。エリはシキの優れた裁縫技術だけを見ていたわけではなく、器用で繊細でがんばり屋なシキの長所を見ていた。エリは、自分がデザインした服はシキが作ることで初めてこの世に生まれ、自分が欲しくても手に入らないものをシキは持っていたと吐露し、出来ることならもう一度会って謝りたいと考えていた。その事実を知ったシキに対し、ネクからも「おまえはおまえのままでいい」と励まされたことで立ち直り、もう一度エリに会って服を一緒に作りたいと強く願い、生きる希望を見出すのだった。
シキが持ち歩いているぬいぐるみ。間違えやすいが、にゃんたんではなく「にゃんタン」。
猫をモチーフとしているらしいが、ネクからはブタと呼ばれることもしばしば。シキ曰く「だいぶ前に作ったからすごいヘタに出来てしまった」とのこと。にゃんタンを作っている最中にエリに裁縫を褒められたことで二人は意気投合し、本格的に服作りをしようと考えるようになった。そのことから、にゃんタンは自分とエリを繋ぐ大切なものという想いがあるためか、シキは今でもにゃんタンを大事にしている。UGに来てシキの容姿はエリに変わったが、にゃんタンの姿は元のまま。ある意味、シキの心を映している存在なのかもしれない。
そんなにゃんタンであるが、UGの戦闘ではシキのもう一人のパートナーとしてノイズと戦う武器となる。シキはテレキネシスで動かしていると思っているが、実はシキのサイコマンスによりにゃんタン自身に自我が芽生えている。無言無表情なためにゃんタンが何を考えているのかは読み取れないが、自分よりも数倍大きいノイズにも怯まず果敢に戦う姿からは、シキを護ろうとする意思の様なものが感じ取れる。
そして、このにゃんタン…ただのぬいぐるみとは思えない程強い。指なんてないはずなのに攻撃を繰り出すと獣のような爪痕が発生する。ネクとの必殺技では分裂したり、巨大化したり、目からビームを放つことだってできる。自分より硬そうなノイズと戦っても目立った損傷はない。元の素材がただの布なはずなのに恐ろしい程のタフネスを備えている。
バトルとの戦闘手段はにゃんタンを用いた肉弾戦。怒濤のラッシュでノイズをガンガン殴り地上フィニッシュのアッパーを決めていくのが基本。アッパーには貫通性能があり攻撃範囲も広いため積極的に狙っていきたい。
カードシステムは「ESPカード」。十字キーで入力するコンボパネルの最後に書かれたカードを、画面上部の裏返しカードと一致させることで必殺技に必要な★を溜めていく。慣れないと上画面での戦闘までなかなか意識できないが、シキ編はゲームのチュートリアルも兼ねているためバトルの難易度もそこまで厳しくない。シナリオを進めるだけなら適当に十字キーを連打しているだけでも乗り切れる。
移植版では上画面の戦闘がなくなり、敵をタップすることでシキとにゃんタンが攻撃するようになっている。バレットショットやサンダーボルトなどのバッジと相性がいい。
必殺技では「透視カード」が出題。神経衰弱の要領で、一瞬表示されるカードと同じマークのカードを選択する。正解して次に進むと、カードの枚数は増え難易度が上がっていく。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/28(日) 02:00
最終更新:2024/04/28(日) 02:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。