MEGALOVANIAとは、Toby Fox氏作曲のオリジナル楽曲である。
曲名の由来は『LIVE A LIVE』の戦闘曲「MEGALOMANIA」とルーマニアの地名「Transylvania(トランシルヴァニア)」を組み合わせたもの。
よく『悪魔城ドラキュラ』の海外版タイトル「Castlevania(キャッスルヴァニア)」が元ネタと言われるが由来が同じなだけで直接の関係は無い模様。
・悪魔城ドラキュラ、或いはルーマニア(Transylvania)をネーミングの際にリスペクトした訳は、「吸血鬼」や「ヴラド侯」がハロウィーンをイメージさせる不気味でホラーテイスト溢れるタイトルだったからだそうだ。
上記の由来のようにMEGALOMANIAから影響を受けており、曲調が似ている部分がある。
元々は『MOTHER2』の改造ハックロム『The Halloween Hack』のラスボス戦に使われていたものだが、ウェブコミック『Homestuck』に同曲をアレンジしたものを提供しており、氏にとって思い入れの強い曲である事が窺える。またMOTHERの二次創作ゲーム『Cognitive Dissonance』にもアレンジしたものが使用されているが、このゲームにはToby氏はかかわっていない模様。
最も知名度が高いのは同氏が中心となって製作したインディーズゲーム『Undertale』に使用されたものだと思われ、ニコニコでもMEGALOVANIAのアレンジといったらまず間違いなくこれを元にしている。
こちらは他のバージョンと比べアップテンポなのが特徴。
「Megalovania」と表記される事が多いが、厳密にはバージョンによって曲名表記が異なっており、『Homestuck』版は大文字と小文字が入り混じった「MeGaLoVania」。『Undertale』版は全て大文字の「MEGALOVANIA」となっている。
カタカナでの発音が近いのは「メガロヴァニア」だが、「メガロバニア」と書かれることも多く、後者がSNSでトレンド入りしがちである。もともとの表記は上の通りアルファベットである。
「Nintendo Direct 2019.9.5」にて行われた『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の追加Miiファイターコスチューム発表において、サンズのコスチュームとともにMEGALOVANIAの新アレンジが配信されることが発表された。
Toby氏直々のアレンジ曲が80円で買える上にコスチュームのクオリティも高いのでファンなら買って損はないと思われる。
Undertaleがメガヒット作となったことで、ゲーム以外の場でもこの楽曲が使用されるようになってきている。2023年には、フィギュアスケーターの羽生結弦が単独公演のアイスショー「RE_PRAY」で当楽曲を採用している。
また全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)では、2024年の第106回大会で滋賀学園高等学校が応援曲に採用した。こちらは「ハイ!ハイ!」等の掛け声とともにイントロ部分を流した後「かっとばせー!○○!」等のコールが入り、後は繰り返しとなる。野球部員による独特なダンスと合わせて話題となった。
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最終更新:2024/11/26(火) 01:00
最終更新:2024/11/26(火) 01:00
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