み旨(みむね)の応援歌とは、世界平和統一家庭連合(統一教会)の教団歌である。
概要
統一教会はいくつか教団歌を持っているが、そのなかで最も好まれているのが「み旨の応援歌」である。
教祖の文鮮明が「み旨の応援歌」を気に入っていて、日本語歌詞の本曲を歌ったり[1]、「韓国人信者も日本語歌詞のままで歌うように」と言ったりした。このため、「み旨の応援歌」だけは全世界の統一教会信者が日本語歌詞で歌うことになっている(資料
)。
「み旨の応援歌 歌詞」で検索すると歌詞を記したウェブサイト
がヒットする。歌詞は4番まである。
2015年8月30日に韓国の清心平和ワールドセンター[2]で『聖和3周年記念ミュージカル
』が開催された[3]。文鮮明と韓鶴子を褒め称える内容で、1時間13分ほどの間に様々な歌が歌われるのだが、その最後に『み旨の応援歌』が歌われる(動画
)。『み旨の応援歌』が統一教会の中で一番の人気を得ていることがうかがわれる。
教団の若者たちが応援団のような振り付けをしつつ斉唱する動画がある。途中で「そ~ぉ~れ!」と合いの手が入っている。
1998年1月に埼玉県で行われた母の国使命完遂決断式にて韓国人宣教師(通称:ハッキリ宣教師)が「み旨の応援歌」を歌っている。隠し撮りビデオには、3番のサビの部分
、もしくは4番のサビの部分
を熱唱する姿が映っている。
2022年8月18日に韓国のソウルで統一教会の信者がデモを行った。公称で3500人が参加するデモだったが、デモのさなかに参加者たちが「み旨の応援歌」を大声で歌い上げる光景が見られた。
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https://twitter.com/ReutersJapan/status/1560412576537751554
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https://twitter.com/hst_tvasahi/status/1560972958578798592
関連項目
脚注
- *ちなみに1920年生まれの文鮮明は日本統治時代の朝鮮半島で育ったので日本語が堪能であり(動画
)、東京の早稲田高等工学校に留学して卒業したという経歴も持っている。 - *清心平和ワールドセンター
は、統一教会の韓国本部のすぐそばに建てられたスタジアムである(地図
)。2万5千人を収容でき、韓国国内でも最大級のイベント用施設だという。合同結婚式もこの場所で行われる(記事
)。 - *聖和3年というのは文鮮明が死去してから3年が経ったという意味である。文鮮明の命日は2012年9月3日である。
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