エイナル・エングルンド（1916～1999）とは、20世紀を代表するフィンランドの作曲家である。
概要
スウェーデンのゴットランド県リューガム出身で、ジャン・シベリウスと同様スウェーデン系フィンランド人である。シベリウス音楽院でベングト・カールソン、マッティ・パーヴォラ、レフ・フンテクらに師事した。シベリウスの推薦を受けてアメリカに入学し、そこでアーロン・コープランドの指導を受ける。1940年代の終わりに作曲した新古典主義的な交響曲第1番『戦争』、第2番『クロツグミ』はフィンランド音楽界に衝撃を与え、ヨーナス・コッコネンに「我々はすべてエングルンド派になった」とまで言わしめている。
しかし十二音技法やセリー主義が席巻した1960年代は沈黙を守り、1970年代に入り前衛の停滞が叫ばれるようになると交響曲第3番をはじめとした代表曲に恵まれていった。
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残念ながらないようだ。
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