オカリナ(ocarina)とは、息を吹き複数ある穴を指で塞ぎ音を出す独特の形をした楽器の一つである。
曖昧さ回避
概要
粘土を焼いて作られる陶器製の楽器である。いわゆる笛の仲間ではあるが、管状でないため気柱が存在せず、第二倍音以上の響きを得ることができない。故に管楽器とは言えないが、ザックス=ホルンボステル分類では吹奏楽器に分類されている。
形状と音色が特徴的。数千円で比較的良質なものを購入できる。また、比較的容易に手作りできるので、自作楽器で演奏することも可能。これが結構楽しい。
吹いてそれぞれの音階を鳴らすだけであればけっこうたやすい。しかし、演奏でそれらをきれいに出すことは実は結構難しい。オカリナは陶器のため、一律に同じ音にチューニングすることができない。また周囲の気温や湿度、吹く息のちょっとした違いで微妙であるが音が変化してしまうからである。楽器屋でオカリナを購入するときはチューナーを利用して試奏させてもらうと良いだろう。
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関連項目
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